櫻正宗の蔵開き
へぇ正宗の元祖、ほぉ宮水の発見、ふ~ん協会一号酵母・・・と、華々しい実績を持つ櫻正宗。寛永二年(1625年)創醸という長い伝統を誇る蔵元なのです。その歴史は灘のみならずまさに日本酒の進化、品質の向上をリードしてきた歴史でもあります。恥ずかしい、知らなかった。その魚崎郷にある工場敷地で、今年も蔵開きが行われました。
今年の新酒「しぼりたて原酒」が振る舞われ、酒蔵見学会やピアノ弾き語りコンサート、櫻正宗9種類の有料試飲会、蔵開き限定の「しぼりたて原酒」吟醸生酒やオリジナルTシャツの販売など、多様なお楽しみが。焼きそばやたこ焼き、甘栗やポン菓子の屋台も並び、美酒佳肴の宴とあいなりました。老若男女思い思いに集って、酒ビンを運ぶプラスチックケースをイスとテーブルに飲みかつしゃべる。
酒蔵見学では特製の甘酒をごちそうになり、一本2万円という最高級酒も試飲(有料)させてもらって、すっかりほろ酔い、いい気分。おみやげにカッコいいジャパネスクデザインのロゴ入りTシャツと、この時しか買えない「しぼりたて原酒」を買って帰る。まことに結構な一日でございました。
ワインだのウイスキーだのラムだの、エラそうに言うわりに、日本が世界に誇る清酒のことは何も知らない。これではいかん、と反省した秋の一日でもありました。
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