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2015年10月25日 (日)

これが楽器だって!?

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 ストーンサークルのように7本の柱が建っている。岩の遺跡(?)を取り囲むように直径10mぐらいの円形に並んだ彫刻作品は、じつは楽器でもあるそうだ。弦楽器製作者の中川浩佑が六甲山上に作った「ヤマカゼボッチの弦楽器」という作品。これはエオリアンハープという弦楽器で、自然に吹く風により弦が鳴る仕組み。古代ギリシャ時代から存在したと言われる。「風流」っていう言葉はここから出た、というのはウソですが、見た目も美しく不思議な魅力、磁力、魔力にあふれている。
 音を奏でるアート作品、という新しさ。楽器という概念からかけ離れた姿とスケール、という驚き。うれしい出会いでした。

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 風が強い六甲山の自然環境を活かして、大掛かりかつ繊細な音の彫刻として制作された。それぞれ太さの違う7本の弦が張られ、スピーカーボックスのような縦長の大きな共鳴箱を持つ。Photo_8 音色は弦の太さと風速によって変化するそうだ。柱がさまざまな方向に向かって建っているのは、どちらから風が吹いてもどれかが受けられるから、ということだろう。大きさ、位置、向き、弦の太さ・・・綿密な調査を基に工夫を凝らして創作された現代のエオリアンハープ。
 残念ながらこの日は風がなく、古代ギリシャ以来の妙なる音は聞けなかった。予定の立てにくい、まさに風まかせの楽器なのでした。

六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2015
2015年9月12日(土)~11月23日(月・祝)

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