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2015年10月31日 (土)

上高地で増えたもの、減ったもの

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 上高地で近ごろ急に増えたのが、外国人観光客。秋葉原や心斎橋だけではなくて、日本中どこでもたくさん見かけるようになりましたね。なかでも上高地では外国人比率が50%を越えているのではないでしょうか。しかも国籍は多岐にわたる。河童橋から明神池にかけて、中国語などアジア系の言葉のほかに、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、それに北欧系、東欧系とおぼしき言葉が耳に入ってくる。いまや世界の観光地です。
 そして同様によく見るようになったのが野生のサル。以前からいましたが、こんなにひんぱんに見ることはなかった。上高地のサルは箕面のサルと違って悪さをしないから安心です。それは上高地では野生動物にエサをやらないことが徹底されているので、人間を見ても何かをねだりに来ることがないから。またいじめられたことがないので、人間を過度に恐れもしない。

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 逆に上高地で減ったもの、それは大正池の立ち枯れ。年々少なくなってはいたものの、今はほとんどない。さがしてさがして、やっと2本。焼岳の大噴火で一日にして大正池ができてから、今年で100年だそうだ。考えてみれば、よくぞ100年近くも腐らずに、水の中に立っていたものだ。そんなわけで上高地の代表的な景観のひとつ「立ち枯れの木が幻想的な大正池」の代わりに、岳沢湿原の写真をご覧ください。美しい水と立ち枯れの木々、しかし後方に見えるのは焼岳ではなく六百山です。
 あと2週間ほど、11月15日の閉山際で釜トンネルは閉鎖され、4月27日の開山祭まで上高地は冬の眠りにつきます。とはいえ最近は釜トンネルを歩いて上高地に入り、雪と氷の世界を楽しむ人が増えています。もしかしたらこのブログでも厳冬の風景をご紹介するかもしれません。お約束はできませんが。

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