国際会館の、そらガーデン
ここは地上45m、神戸国際会館の11F。プラントハンター西畠清順さんが手がけた広さ800㎡の屋上庭園があります。ビルの屋上なので、広さはそんなにないけれど、南国の、乾燥地帯の,、珍しい植物が植えられ、とても見ごたえがある。名前は「そらガーデン」。楽園をテーマにした庭園だそうだ。なるほどねぇ。入り口のガラスドアに描かれたロゴもオシャレです。
TV『情熱大陸』で見たときから気になっていたこの場所。やっと来ることができました。中央には樹齢:推定500年という巨木が堂々の存在感を示している。スペインのアンダルシア地方から運ばれてきたというこのガーデンのシンボルツリー。深夜、巨大なクレーンで吊りあげられ慎重に植えられる様子は、TV番組でも見せ場の一つになっていました。
珍しい多肉植物やエアプランツ、ヤシやブドウ、花の咲く木に実のなる木。六甲山など日本の里山や雑木林の木々も美しいけれど、地中海からアフリカにかけてのこのような植物も、なかなかいいものです。たとえばアンリ・ルソーが描く世界は、日本の自然とはまた別の美。「楽園」とはこんなところかもしれない。日本人がイメージする「極楽」とは湿度感も違うし、緑の色も違う。違うからこそ地球は素晴らしいし、おのおの独自の文化も生まれるのだろう。そこのところは、もっともっと大切にしないとね。
神戸国際会館 屋上庭園
そらガーデン
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