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2015年8月13日 (木)

日本のいちばん長い日、に

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 昭和天皇、鈴木貫太郎総理大臣、阿南惟幾陸軍大臣の3人を主人公にした原田眞人監督による『日本のいちばん長い日』は、戦後70年を迎えるこの夏にぜひ見とかなきゃと思った映画です。降伏か、本土決戦か。今の日本のスタートとなった出来事に際し、困難な状況のなかそれぞれの立場で大きな決断を下した3人を、本木雅弘、山崎勉、役所広司が素晴らしい演技で演じきったと思う。
 玉音放送を巡るクーデター未遂事件を扱ったこのお話は、1967年の岡本喜八監督による『日本のいちばん長い日』で初めて知った。そんなことがあったんだ、と秘話に驚いたものだ。しかし大まかなストーリーは同じだけれど、こちらは高橋悦史や黒沢年男が演じた暴走する青年将校のほうが印象に残った。(三船敏郎の阿南は良かったけれど)
 今回の大きな違い、それは天皇の考えや思いが前面に出ていること。昭和天皇も亡くなられて27年なので、もう表現してもいいじゃないかという気分になってきたのでしょう。50年近く前はまだ、そんなことおそれ多い、という時代の空気だったのだ。
 観に行ったのがウイークデーということもあって、館内は年寄ばっかり。こんなテーマだから年寄りが多いのはわかるが、もっともっと若い人たちにこそ観ていただきたい映画だ。

日本のいちばん長い日

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