うす焼きカフェが気持ちいい
満々と水をたたえた奈川度ダムを目の前にした絶景カフェ「豆まめ」。ここだけで楽しめる味が、えごま、ひたし豆、かぼちゃ、リンゴなどがはいった「うす焼き」です。その種類は30種類以上。昔懐かしの甘く煮たお豆やサツマイモ、かぼちゃなどに加え、ソーセージやチーズ、バナナやチョコレートなどの新しい素材や、よもぎ、ふきのとう、とうもろこし、新しょうが、大葉など季節の味も並びます。
信州奈川のうす焼きとは、残りご飯や煮豆、サツマイモ、かぼちゃなどを小麦粉を水で溶いたものに混ぜて味付けし、油をひいたフライパンで焼いた食べ物で、見た目はピザのよう。それは丸く焼いたのを切り分けて売っているから。それにうす焼きといっても、薄いわけではなくそれなりの厚みがある。お米の乏しい時代のご飯替わりだったり、残り物を使い切るための生活の知恵だった。
豆まめでは、長野県産小麦粉と奈川産そば粉を使用、無添加で素朴な美味しさを追求しているという。
奈川で収穫されたそば、豆、野菜をうまく取り入れた新鮮でセンスのいい美味しさを、絶景を眺めながら楽しめる。高原の涼しい風を感じ、人造湖ではありますが青い水と緑の山々を眺めながら、素材本来のおいしさが生きたうす焼きとコーヒーを楽しむ。至福の時であります。
ほかにもナス、いんげん、かぼちなど夏野菜の素揚げが添えられた冷やし中華やシフォンケーキも絶品でした。上高地や乗鞍方面に出かけられる機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください。
うす焼きカフェ 豆まめ
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