ミッフィーが還暦だって?
いま大丸ミュージアム神戸で「誕生60周年記念 ミッフィー展」を開催中。幼くて可愛いミッフィーは歳をとらないが(当たり前か)、わたしたちはずいぶん歳をとったものだ。ちなみに作者のディック・ブルーナさんは、いまもご健在だそう。
1955年の記念すべきファーストミッフィーの原画をはじめ、『ちいさなうさこちゃん』など約300点の原画やスケッチが飾られた会場は、昔の少女や今の少女、それに昔の少年も少し混じって大賑わいです。
とてもおもしろいのが「MIFFY ART PARADE」の展示。これはオランダと日本で行われているプロジェクトで、身長180cmの真っ白なミッフィーに両国で活躍するクリエイター60人(組)がペイントや装飾を施して、世界でたった一つだけのオリジナルミッフィーを制作・展示するというもの。日本では、ひびのこづえ、祖父江慎、大図まこと、菊池敦己など15人(組)のクリエイターが参加し、この15体は大丸のこの展覧会でも展示されている。
会場の出口にあるグッズ売り場が、またスゴイことになっている。絵本はもちろん、おしゃれな文具やTシャツや雑貨、大小ぬいぐるみ、アクセサリーやお菓子まで、さまざまなオリジナルグッズがそろっていて、お客さんであふれている。さすがミッフィー、年齢を問わず夢中になるらしく、小さな子供たちは商品のそばに近づけなくてベソをかいている。
ロングセラーのキャラクターは良くできている、とあらためて感じました。日本のゆるキャラたちにも頑張ってもらわないと。
誕生60周年記念 ミッフィー展
2015年8月5日(水)~8月17日(月)
大丸ミュージアム神戸
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