初夏はユリの花盛り
神戸布引ハーブ園の下のほうに、広いユリ園がある。初夏はユリの芳香で、息苦しくなるほど。数種類のユリが植えられているが、いま見ごろを迎えているのがこの黄色い品種「イエローウイン」。意味はよくわからないが、ハイブリッド系と説明がある。
菜の花やヒマワリなど、黄色い花の群生はあたりをパッと明るくする。そういえば黄金色に輝くカラマツの黄葉も、森や林を明るく変える。
ユリ園には「手や服に花粉が付くと取れないから注意してください」という立札がたくさんある。花屋さんでは開く前にオシベを取り除いてくれているが、自然に咲くユリ園ではそうはいかないので気を付けるしかない。
ピンクの品種も美しい。こちらは「ソルボンヌ」。説明には「日本のヤマユリやカノコユリなどをもとに交配してできたオリエンタルリリーの園芸品種」とあるが、なんでフランスのソルボンヌなの? と突っ込みたくなるが、まわりを白で縁取られたピンクの花びらが美しい大輪のユリは、華やかな貴婦人のよう。フランス語の名前が似合う優雅さです。
奈川でいっぱい生えてくるウバユリや庭に植えているクロユリは、ユリという名がついていてもユリ科ではない。ということは、花粉がついても大丈夫なのかもしれない。まだ試したことはありませんが…。
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