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2015年7月 5日 (日)

グラン・ブルーの海

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 とてつもない水圧と戦いながら、光も届かない深みへおもりを手に持って降りてゆく。そして生還するのに途中で体内の水圧調整をしなければ血液が泡立って潜水病にかかってしまう、もちろんそのすべてを一息で。そんな哲学的ともいえる過酷なスポーツに私たちは魅了されました。それがリュック・ベッソン監督の『グラン・ブルー』。

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 舞台となったのはシチリア島タオルミーナ。海岸から200m以上の高台に、古代ギリシャ人がつくった美しい海のリゾート地です。素潜り(フリーダイビング)で90mを超え、100mを超え、当時の世界記録を競っていたジャック・マイヨールとエンゾ・マイオルカの物語。1988年の映画で、主演の俳優さんは名前も忘れましたが、ライバル役のエンゾを演じたジャン・レノは強い印象を残し、大スターになりましたね。

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 青く美しいイオニア海と煙を吐くエトナ山。これだけの絶景はちょっとない。これがテアトロ・グレーコ(古代ギリシャ・ローマ劇場)からの眺め。この『グラン・ブルー』が縁なのかどうかは知らないが、古代劇場では毎年夏に映画祭が開かれているそうで、大型スクリーンの設置などの準備が進められていた。雨の多い日本の夏では野外映画祭なんて考えられないけれど、ここは地中海性気候だから大丈夫なのでしょう。

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 海岸へはゴンドラで降りられる。(歩けなくはないが、トンデモナイこと) 降りた前のビーチが有名なイーゾレベッラ(美しい島)につづく。ただしこのビーチ、砂ではなく石ころだ。だから裸足では足の裏が痛い。なにせヤワですから。でもせっかく来たのだから、と海に入る。砂じゃないから水の透明度は抜群だ。波に揺られ、岩に体をぶつけ、グラン・ブルーの海で泳いだ実績だけは作りました。そのせいで身体中すり傷だらけ、とほほ。

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