ジャスミンが花盛り
我が家のそばを小さな川(六甲川)が流れている。橋の横は深さ20mほどの斜面で、人の手が入らない原生林のようになっている。昨年気付いたのですが、そこにジャスミンがいっぱい咲く。あたりに独特の芳香を漂わせて、ちょうどいま花盛りです。昨年よりさらに勢力を伸ばしたようだ。
その原生林にはいろんな樹が生えているのだが、つる性のジャスミンがそこらじゅうの樹々を覆い隠すように咲いている。一か月前はフジだった。どちらも花の時期以外はそんなものが生えているなんて気が付かないが、ここの樹々は二重に荷物を背負っているようなもの。まぁご苦労さんなことだ。
ジャスミンと言えば、ジャスミンティー。中国では茉莉花茶。この強い芳香は、ジャスミンがモクセイ科だと聞くと納得がいく。そういえば花のカタチがキンモクセイに似ている。色は白だからギンモクセイのほうが近いか。インド、ヒマラヤ、カシミールあたりが原産で、世界に300種ぐらいあるそうだ。そういえば知り合いのシンガポーリアンにジャスミンという名の女性がいました。名前にも付けられるんですねぇ。
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コメント
毎日、早々と暑いですね
写真の花の花弁の捻じれ方を見ると、「テイカカズラ」だと思いますよ。
樹液には毒性があるから気をつけてね
投稿: メイ | 2015年6月 2日 (火) 00時37分
ありがとうございます。
そうですか、ジャスミンじゃなくてテイカズラという植物なのですね。毒性があるなんて! お茶に入れずに良かったです。
投稿: ひろパパ→メイさんへ | 2015年7月10日 (金) 20時33分
そうなんですよ。
キョウチクトウ科なので、飲むとヤバいです!
漢字で書くと「定家葛」。
藤原定家が、死んだ女性の墓から離れられず、葛となって絡まったという伝説からきてるらしいです。(能『定家」より)
投稿: メイ | 2015年7月11日 (土) 17時57分