クレソン、秘密の自生地
今年もちゃんと育ってました! 2年前にトレランコースの下見で見つけたクレソンの自生地。ここのクレソンはスーパーで買うクレソンと違って、あの独特の香りと辛みが強い。やはり自然のものは栽培ものにはない、いい意味のクセがあります。山野草らしい苦みとほんのり甘みもあって、これぞクレソンという味です。
その場所は、といえばトレランのコース上、つまり山道に生えている。大会で走っているときに、「これが野麦名物じゅくじゅくトレイルか」と話している声がしたものです。でもまさかここにクレソンがあるなんて、ランナーは誰も気づいていないと思います。クレソンはきれいな水が流れてなければ育たない。この場所はいつも冷たい澄んだ水が湧いていて、それが山道を水路のように流れているのだ。ごらんのように道の両側はずうーっと自然のクレソン畑。
ここを回り込んでしばらく行くと「わらび牧場」。ここにはワラビ採りにたくさんの人が訪れる。乗鞍の絶景も見える。木曽駒も見える。(まだ今はワラビには時期が早過ぎる) ここが目的の人たちはトレランレースとは逆コースで登ってくるので、秘密のクレソン畑までは来ることがない。尾根の陰で眺望もないし。だから荒らされないということですね。
収穫したクレソンはその日の夕食に「クレソンと甘夏のサラダ バルサミコ風味」で登場。新鮮!無農薬!(当たり前か) それはそれはおいしゅうございました。余ったので残りは、またおひたしにしましょう。
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