PECHUさんの最新PQ
PECHUがキューピーに描いた作品だから、PQ。この最新作をご紹介します。身長56cm、青い眼、青い肌・・・エキゾチックな魅力をたたえた美しい作品です。なんか深い精神性まで感じる。以前はマーカーで描いていましたが、最近はもっぱら筆で。その筆遣いもスゴイ領域に達していることが、このキューピーを見てもよくわかる。
これはある方から依頼を受けて描いた作品で、お茶会で床の間に飾られるそうです。お茶席って伝統的な古臭い(失礼!)ものかと思っていましたが、PECHU作品が飾られるなんてワクワクします。茶道は堅苦しい作法や古い美学でがんじがらめになった、なんとなく枯れた世界、と思っていましたが、私の偏見でした。スミマセン。
そういえば千利休も古田織部も当時は時代の最先端を行くセンスと美意識の持ち主。新奇なモノを愛でたという。でもその後は先人の精神や技術の継承にエネルギーがそそがれ、目立った革新・進歩がなかったということでしょうか。
PECHUさんのPQが飾られた茶室、まさに現代の数寄の精神。そして金魚シリーズの「ちょうび」も掛け軸にしてくださるそう。想像するだけで楽しくなります。
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