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2015年4月

2015年4月30日 (木)

洋菓子フェスタ in Kobe

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 これがアメ細工? これが砂糖菓子? とてもケーキとは思えない精巧な作り。このケーキデコレーションの技術は、すでにアートの域に達している。いま元町の大丸で、「2015 洋菓子フェスタ in Kobe」 が開かれています。神戸ならではの多彩なスイーツが一堂に会し、買って帰ったりイートインコーナーで味わったり、楽しみ方も自由自在。きっとすごい人出だろうと思っていましたが、想像を超えるにぎわい。

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 おもしろかったのは「希望と絆」をテーマにしたデコレーションケーキのコンテスト。いつも力強く前向きに咲く「ひまわり」をモチーフに、ユーハイム、アンテノール、ツマガリ、神戸風月堂、ボックサン、エーデルワイス、エスコヤマ、それにポートピアホテルやホテルオークラなどのパティシエたちが腕を振るった作品が、ズラリと展示されている。
 神戸はスイーツで街おこし、という意気込みを感じるイベントでした。

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2015 洋菓子フェスタ in Kobe
大丸神戸店9階イベントホール
2015年4月29日(水)~5月5日(火)

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2015年4月27日 (月)

六甲山でアウトドア祭り

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 六甲山の山上、六甲カンツリーハウスの広大な芝生広場を中心にMT.ROKKO OUTDOOR SESSIONが開かれました。テントやシェルターの設営、シューズの試し履き、MBT体験、池ではカヤックのパドリング教室。アウトドアギアとアクティビティのワークショップや体験会で春の一日を六甲の自然の中で思いっきり楽しもうというイベントです。
 お天気に恵まれ、お客さまがいっぱい。アウトドアフリークやファミリーやカップルが次々にやってくる。ソフトクリーム売り場なんていつも長い行列ができていて、買うのをあきらめたぐらい。

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 いろいろ楽しい企画があるなかで、私たちのお目当てはアウトドアアイテムのフリーマーケット! ウェア、シューズ、バッグ、キャンプ用品など、100人ぐらいの出展者が、不要になったグッズを思い思いに持ち寄って、シートの上に並べて売っている。サイズが合えば格安のお宝がゲットできる!という人気のフリマ。ブランドもpatagoniaをはじめ、HAGLOFS、Teton Bros、ARC TERYX、Columbia、THE NORTH FACE、finetrackなどなど。
 青空の下、のんびりお店をひやかしながら売り主とアウトドア談義も楽しめる。さてさて、どんなお宝をゲットしたか?は、言わぬが華。ヒミツにしておきましょう。

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2015年4月24日 (金)

PECHUさんの最新PQ

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 PECHUがキューピーに描いた作品だから、PQ。この最新作をご紹介します。身長56cm、青い眼、青い肌・・・エキゾチックな魅力をたたえた美しい作品です。なんか深い精神性まで感じる。以前はマーカーで描いていましたが、最近はもっぱら筆で。その筆遣いもスゴイ領域に達していることが、このキューピーを見てもよくわかる。

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 これはある方から依頼を受けて描いた作品で、お茶会で床の間に飾られるそうです。お茶席って伝統的な古臭い(失礼!)ものかと思っていましたが、PECHU作品が飾られるなんてワクワクします。茶道は堅苦しい作法や古い美学でがんじがらめになった、なんとなく枯れた世界、と思っていましたが、私の偏見でした。スミマセン。

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 そういえば千利休も古田織部も当時は時代の最先端を行くセンスと美意識の持ち主。新奇なモノを愛でたという。でもその後は先人の精神や技術の継承にエネルギーがそそがれ、目立った革新・進歩がなかったということでしょうか。
 PECHUさんのPQが飾られた茶室、まさに現代の数寄の精神。そして金魚シリーズの「ちょうび」も掛け軸にしてくださるそう。想像するだけで楽しくなります。

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2015年4月21日 (火)

ヤマツツジはどこだ!

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 六甲山を歩いていると、道端にはスミレが咲き、若葉が淡い緑や赤い縁取りで生き生きと輝き、どこからともなくサクラの花びらが散ってくるのが、この時期。まさに山は満面の笑顔で迎えてくれます。
 40年ほど前。有馬温泉で宴会をした翌日、歩いて六甲山を超えて帰宅したときのことです。山上を歩いて下る道に入ったとき、眼前に真っ赤な光景が広がった。一瞬「山火事だ!」と走って逃げようとしましたが、それはヤマツツジの群生だったのです。ほんとうに紅蓮の炎のただなかに飛び込んだような。ふとそんな記憶がよみがえりました。

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 たしか天狗岩のあたりだったよな、と見当をつけて行ってみましたが見つかりません。二日酔いで頭がボーっとしてたから? いや、そんなハズはない。40年たっても鮮明な映像がアタマに残っているのだから。でもしょうがない、また違う道を探そうか。どなたか表六甲でヤマツツジの群生地をご存知の方は、ぜひお教えてください
 でもこのルート、鮮やかなピンクのミツバツツジがとてもきれいです。登山道を花のトンネルにしてくれている。これはまた新しい発見で良かったと思う。晴れた日の山歩き、最高のシーズンになりました。

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2015年4月18日 (土)

1年ぶりです、吉田兄弟

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 吉田兄弟は最近はそれぞれがリーダーを務める二つのグループ「WASABI」と「疾風 HAYATE」の活動も多くなっていますが、今回のコンサートは原点である兄弟だけの津軽三味線。この楽器の根源的なパワーをいかんなく発揮した、魂の演奏が楽しめました。神戸文化ホール大ホールでの『15周年記念 吉田兄弟 三味線だけの世界』。
 昨年の1月、国際会館大ホールで聴いたコンサートは、WASABIも疾風も出演する盛りだくさんのプログラムだったが、今回はタイトル通り二人の三味線だけ。それだけに彼らの超絶技術も津軽三味線にかける熱い思いも、よりストレートに伝わってきました。

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 津軽じょんがら節は当然ながら、ショパンの「別れの曲」やパブロ・カザルスの演奏で有名な『鳥の歌』など、和楽器の範疇を超えたパフォーマンスも新鮮だった。特に鳥の歌は、カザルスの平和と解放を祈った静かな情念の世界とはまったく違って、カタルーニャの情熱がほとばしる素晴らしい演奏だったと思います。
 おもしろかったのはステージ上のスクリーンに同時中継する演出。彼らの人間離れした技巧、バチさばき、指つかいが、アップの映像でも楽しめる。そのスゴサに目でも感動します。大興奮、大満足の90分でした。

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2015年4月15日 (水)

人口減少社会の行く末

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 消滅の可能性がある896市町村のリスト。このあまりにもむき出しの具体性が社会に大きな衝撃を与えました。「これから日本が人口減少社会に突入する」と知識としてわかっていても、どこか他人事のようで危機感なく過ごしてきた私たち。そこへ突然ぐさっと突きつけられた匕首が日本創生会議 座長 増田寛也さん編著の『地方消滅』(中公新書)です。若年女性の減少率に注目した人口減少の構造分析。これがリアリティあふれる説得力を生み、同時に減少に歯止めをかける処方箋も導きだしている。昨年の秋からいろんなメディアにも取り上げられ、大いに話題になりました。
 いまのペースでいけば100年後には半分以下の5,000万人になってしまう。そして300年後には日本人はいなくなる。ここまでいくとジョークのようになってしまい、リアリティがなくなるか、あるいは思考停止に陥ってしまう。だから、ある程度の水準で安定させる政策が一刻も早く始める必要がある。ただし、この解決策はきわめて難問だ。人口減少という問題からは、東京一極集中や女性の社会進出の少なさや格差の拡大など、さまざまな政策課題が浮かび上がる。だからこの本で示された分析のシャープさには異論はないだろうが、その解決策についてはいろんな考えがあって当然だ。
 議論も大切ですが、まずは、人口減少が大変な事態を招く、そしてそれは今ここにある危機なのだ、と私たちみんなが共通認識を持つことからスタートしないといけないのではないでしょうか。

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2015年4月12日 (日)

江戸琳派を中心に

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 1615年、本阿弥光悦が徳川家康から土地を拝領して俵屋宗達とともに芸術村を作ってから、今年で400年。その節目の年に琳派400年記念プロジェクトとして京都を中心にさまざまな展覧会やイベントが行われている。そのひとつが大阪高島屋で開催中の『細見美術館 琳派のきらめき』という展覧会です。
 このコレクションは、酒井抱一やその弟子・鈴木其一の絵を中心とした江戸琳派の作品が充実している。デザイン性にあふれた大胆な構図、「たらしこみ」と言われるボカシの技法・・・。宗達や尾形光琳の流れをしっかりと受け継ぎながら花のお江戸で新境地を開いている。細見コレクションは個人の蒐集により自宅で実際に飾られていたものなので、比較的小さな作品が多い。でも山椒は小粒でもピリリと辛い。団扇や扇子の絵など、センスの良い優品ぞろいだ。

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 この琳派は印象派の画家たちやクリムトなどの世紀末美術にも大きな影響を与えた。そしてヨーロッパ留学でアールヌーヴォー運動などの洗礼を受け、改めて琳派の魅力に目覚めたのが神坂雪佳。ヨーロッパに渡って彼の地の美術界に大きな影響を与えた琳派を、再発見して日本に持ち帰ったのだ。彼を中心とした明治後半から昭和にかけて活躍した作家たちを京都琳派と呼ぶそうだ。王朝文化の復興をめざして京都の町衆によって創始された琳派は、こうして近代の日本でルネッサンスを迎える。不思議な巡り合わせだ。
 絵画、陶器、漆器など日常のなかで追求された日本人独自の美意識。季節感や装飾性に富んだ琳派の精神は、今も私たちの生活に深く根ざしているのではないでしょうか。
 

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2015年4月 9日 (木)

ハワイとヴェネツィアの作品展

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 ハワイとヴェネツィアを描いた前川秀平さんの作品展、『ハワイとヴェネツィア ふたつの宝石』がマサゴ画廊で開催されている。ギャラリーに入るとヴィヴィッドな色がパッと目に飛び込んでくる。左側の壁にはハワイ。右側にはヴェネツィア。それぞれ十点ずつほどの作品が並ぶ。
 前川さんは昔からの友人で、この何年かは毎年案内をもらって展覧会に行っているが、このところの進境がめざましい。思い切って単純化されたカタチと、歯切れの良い明快な色使い。決して抽象画ではないが、上手に描かれた写実的な風景画など足元にも及ばない強いインパクトと感動がある。それだけ描く対象の本質をしっかりと見ているのだろう。

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 宝石のひとつ「ハワイ」のシリーズはダイヤモンドヘッドが主なモチーフになっている。遠くから、近くから、またシンボリックなカタチとして・・・。ちょっとセザンヌのサント・ヴィクトワール山を彷彿とさせるような存在感がとても素晴らしい。ビーチの向こうに、ホテル群越しに、その特徴的な姿をまるで幾何学模様のように。なかなか面白い試みだと思う。やはり一つや二つの作品ではこの魅力は伝わらない。連作ならではのスケールの大きい表現だ。

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 もうひとつの宝石「ヴェネツィア」ではサンマルコ広場、とくに鐘楼が印象的に描かれている。こちらのシリーズも鳥瞰図的にサンタ・マッジョーレ島のほうから見たり、サンマルコ寺院とともに描いたり、さらに広場に映った鐘楼のシルエットのように要素を極力少なくしたミニマルな表現まで、さまざまな視点と豊かなイマジネーションでヴェネツィアをとらえている。
 案内をもらった時、正直ここまでの素晴らしさとは思っていなかったので驚きました。(失礼) しっかりと自分独自のスタイルが出来上がっている。しかも観る者に心地よい刺激と爽やかな記憶を残してくれる、まさに楽園絵画と呼べるのではないでしょうか。

マサゴ画廊
前川秀平 作品展

ハワイとヴェネツィア ふたつの宝石
2015年4月6日(月)~4月11日(土)
 

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2015年4月 7日 (火)

お花見は雨模様

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 いつもお花見時分はお天気が安定しないけど、今年は特によくないようです。で、空を気にしながら出かけたのは桜ノ宮。ここなら大川沿いに桜見物をして、雨が落ちてきたら屋根のあるところにすぐに退散できる。JR環状線、JR東西線、京阪線、地下鉄谷町線と電車の駅もたくさんあって、どこへでも向かうことができる。そういう意味でオプションが多くて便利なスポットだ。

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 その昔ボート部の練習に通っていたころはバラックがいっぱいあったが、今はきれいに整備された公園になっている。源八橋は渡らず、そのまま川沿いに天満橋を目指して遊歩道を歩く。、帝国ホテルが建っている対岸も花見客がぞろぞろ歩いている。以前は工場があったので通れなかったはずだが、すっかりきれいになっている。(いったい何年前の話だ!) こんど機会があれば、ぜひ向こう側も歩いてみたいものだ。帝国ホテルの横を通って造幣局の外側を歩いて、なかなかいいルートだと思う。

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 大川沿いは両岸に桜が植えてあるので、船でお花見をする人も多いのだろう。セーヌ川の水上バスのようなもの、外輪船を模したものなど観光船がたくさん行き交う。船なら雨が降ってきても大丈夫だしね。そこへ客をいっぱい乗せた水陸両用バスが川から上がってきた。大阪市大の艇庫のそば。あ、こんなところに乗り場があったんだ。
 満開の桜を愛で、想い出に浸りながらそぞろ歩く。ちょうどOMMビルに着こうとしたとき、大粒の雨がポツリポツリ。ラッキーにも雨の合間にいいお花見ができました。

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2015年4月 3日 (金)

世界でいちばん貧しい大統領?

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 2010年3月1日から2015年2月28日までの6年間、ウルグアイの大統領をつとめたホセ・ムヒカ。彼は大統領公邸には住まず首都モンテビデオ郊外の質素な農場で奥様と二人で暮らしていた。そして在任中に給料の9割を慈善団体に寄付し続け、公用車は使わず愛車の古いフォルクスワーゲン ビートルで仕事に出かける。国際会議に出席するときも飛行機はエコノミー。まあそんなわけで世界でいちばん貧しい大統領、と呼ばれている。

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 このムヒカ大統領が世界の脚光を浴びたのが、2012年ブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連 持続可能な開発会議」での素晴らしいスピーチです。そのスピーチが日本で絵本になったのです。くさばよしみ:編、中川学:絵による『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)。彼は古代のエピクロスやセネカの言葉を引用しながら述べます。「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないことです」。

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 地球の自然と調和した発展を続け、世界から貧困をなくすためにどうしたらいいか。いままで私たち(西洋のいわゆる先進国)が築きあげてきた物質文明、消費文明を見直すことがたいせつだと主張する。つまり目指してきた生き方をこのまま続けていいのか、と警鐘を鳴らす。70億や80億の全人類が、西洋社会と同じようにものを買ったり使い捨てにしたりできると思いますか。その原料が、いまのこの世界にあると思いますか・・・。
 わかりやすい言葉で話されたシンプルな原理。でも「もっともっと」と発展してきた近代社会の価値を転換するのは、とてつもなく大きな力が必要でしょう。でも時間切れになる前に、ひとりひとりの身の回りからでも始めないとね。

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