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2015年2月13日 (金)

ホドラーって誰だ?

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 スイスの巨匠、その全貌に迫る大回顧展。そんなキャッチフレーズで始まった兵庫県立美術館の「フェルディナント・ホドラー展」へ行ってきました。私はホドラーという画家を知らなかったのですが、スイスでは国民的画家として親しまれているそうだ。彼は19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した画家で、身体の動きを象徴的な美に高めた作品が多くみられる。アルプスの自然を描いた作品も数多く残したが、これら自然の山岳や湖や空の雲もまるで生きているような身体性を感じる。これが予想していたよりおもしろい。

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 100年ほど前に中央銀行からお札の絵柄を依頼されて描いた『木を伐る人』と『草を刈る人』。50スイスフラン札と100スイスフラン札の裏面に、1911年から1978年の失効まで長く使われていた。その油彩の原画がここに揚げた2点の作品だ。思い切った構図、大胆な描線が特徴的な印象的な絵でしょ。当時の国を支えた林業と農業の働き手をモチーフに、身体に力がみなぎった瞬間を見事に静止させている。モダンバレーや前衛舞踏の身体の動きや決めの姿のようじゃないですか。じっさい当時の前衛的なダンサーとも親交があったそうだから、おたがい影響を与えあっていたのでしょう。

日本・スイス国交樹立150周年記念
フェルディナント・ホドラー展
兵庫県立美術館
2015年1月24日(土)~4月5日(日)

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