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2015年2月 6日 (金)

薪ストーブにはエコファン

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 ストーブで暖められた空気は上にあがる。だから薪をどんどん焚いても足元はうすら寒い、でも吹き抜けの天井や二階はムッとするほど、ということが起こる。いくら薪ストーブは優しい暖かさで気持ちいい、といっても暖房器具の宿命からは逃れられない。なんとかこの問題を解消したいと思って、シーリングファンや送風機などの勉強をしているときに教えてもらったのが、このエコファン。カナダのCaframo(カフラモ)社のユニークな製品です。安曇野の薪ストーブ屋さんへ、どんなものか体感しに行き、即買ってしまいました。

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 薪ストーブの上で回転している高さわずか25cmほどの小さな扇風機のようなものですが、これが大変なスグレモノ。ストーブの発する熱を利用して自分で発電し、ファンを回す。そして部屋の中に暖かい空気の流れをつくり、温度差を改善する。つまり最大の特徴は、モーターでファンを回しているのに電源がいらないこと。だからエコファンなのだ。薪が燃えだしてストーブの温度が上がってくると、羽根がゆっくり回りだす。温度が上がれば回転数も上がり、せっせと温風を送る。極めてシンプルだ。上部と底部の温度差で電子を作って発電するエコファンの原理は、ゼーベック効果と呼ぶそうだ。

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 またこのサイズがちょうどいい。小さなファンがほとんどわからないぐらいの空気の流れをつくり出す。大きな風や強い風は、かえって寒く感じることが多いでしょ。部屋の空気がどのように流れているか、夏場の外仕事用の蚊取り線香を出してきて確かめたら、たしかにゆるやかに煙が流れるのです。体では感じなかったけれど、微かな風が確実に暖かさを部屋の隅まで運んでいる。上々の効果が確認できました。もし効果がなかったとしても、エコファンはうちの薪ストーブの上に置かれ続けたことでしょう。そのほれぼれする美しいデザインゆえに。

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