2014年11月23日 (日)

現代版だまし絵 礼賛

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 いま兵庫県立美術館で開催されている「だまし絵 Ⅱ」展。2009年に大好評だった展覧会の続編です。ポスターやチラシにフィーチャーされている作品こそアルチンボルドの『司書』だけれど、中核となるのは20世紀後半から現代にいたるコンテンポラリーアート。これがマグリットやエッシャーなどよりはるかに面白い。そりゃ当然か。これら先人のアイデアを研究し、技術もはるかに進歩して、多様な素材が出現して、そりゃ面白くならないわけがない。

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 すりガラスやミラーを利用したり、映像の冒険をしたり、立体物で表現したり、写真技術でだましたり、光と影を活用したり・・・。現代の作家たちは、ありとあらゆる手法を考案して、未だ見たこともないヴィジュアルで楽しませてくれる。気に入った作品の作家名だけでも紹介しておこう。
 レアンドロ・エルリッヒ、田中偉一郎、ラリー・ケイガン、メアリー・テンプル、福田繁雄、ゲルハルト・リヒター、パトリック・ヒューズ、フーゴ・ズーター、エヴァン・ペニー、ヴィック・ムニーズ、杉本博司、チャック・クロース。ま、この展覧会はいくら画像で見ても面白さは半分も伝わらない。現物を見て、気持ちよくだまされてください。それしかありません。

だ ま し 絵 Ⅱ
兵庫県立美術館
2014年10月15日(水)~12月28日(日)

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