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2014年12月14日 (日)

20回目のルミナリエ

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 阪神淡路大震災の年の暮、犠牲になった人の鎮魂と街の復興を願って始まったルミナリエ。今年で20回目を迎えました。資金難のため、「今年が最後、もうこれで打ち切り」と毎年のように言われ続けながら、いろんな人たちの寄付金のおかげで20回も開催できたのは、ほんとうにうれしいこと。まだまだこの先10年も20年も続けていってもらいたいものですね。そのためにも、皆さま、ご寄付をお願いいします。

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 今年のテーマは『神戸 夢と光』 Kobe, citta dei Sogni e della Luce だそうです。先に向かって進む原動力が夢。その行く手を指し示すのが光でしょうか。
 激しい揺れのあとの真っ暗な闇、不気味な静寂。あの朝を思い出すと今でも胸がざわつきます。鎮魂と祈りで始まったルミナリエ。回を重ねるにしたがってエンターテインメントの要素が強く感じられるようになっていました。だから20回を機に原点に戻るのもいいんじゃないかと思います。今日の感謝と明日への祈り。なんか宗教っぽいかもしれませんが、この光のアートを見ていると素直にそんな気がしてきます。

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 いま各地で流行りのプロジェクションマッピングは、同じ光のアートでも、コンピューターを駆使して華やかにテンポよく画像が動き、観る者を驚きと感動で包んでくれる。それに対してルミナリエは穏やかで地味だ。動画になるどころか、点滅もしない。でもローテクで人間味あふれる表現は、どこかホッとする。プロジェクションマッピングがテーマパークのライトアップだとしたら、ルミナリエは教会のステンドグラス、または神社の灯ろうのよう。
 それでもよく見ると使用されているカラー豆球は6色使い。赤、ピンク、黄色、グリーン、青、白(電球色)。がんばっているんです。これを毎年イタリアから持ってくる。そして10人余りのデザイナーや職人がイタリアから設置作業にやって来る。ご苦労さんです。また来年もよろしく。

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