プラハ名物、天文時計
あれは何だ!という感じで上を見上げる人々。だけどスーパーマンが飛んでいるわけではありません。
ここはプラハの観光名所、時計塔の前なのです。塔に登って見下ろしたのが、この写真。毎時00分からの、人形カラクリの動きを見るために世界から観光客が集まってくる。
もともとチェコは工業、技術が進んでいて、とくに時計や銃など精密機器の製造には定評がある。ユーロに加盟した今は、そんな土壌と人材を求めて自動車メーカーをはじめ多くの大企業が工場進出をはたしている。日本企業もユーロッパの生産拠点として、たくさんの会社がやってきている。それもこんなに古くからの伝統のたまものなのだ。
1410年にできた古い古いカラクリ時計。毎時00分に数分だけのショーだけれど、聖人やドクロが時報を告げながら出てきます。天文時計というのは天体の運行を表示する機械だ。
ケプラーも招かれてプラハに住んでいたぐらいだから、中世ヨーロッパの科学や学問の中心地の一つだったのでしょう。
この古い時計台があるせいか、チェコの人たちは時計が好きなようだ。レストランやホテルでも、いっぱいのアンティーク柱時計や懐中時計を飾っているのを見かける。あ、それにみんな時間に正確だ。あまり無駄口をたたかず、シャキシャキと行動する。これも国民性なのでしょうか。
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