クレソンのサラダ
滞在中の信州にて、今日は自生のクレソン発見!
フツーに山道を歩いていて、ふとぬかるんだ場所で足を止めて、足下をじんわり眺めていたら、クレソンが見上げてくれたって感じ? いい感じですわ!
春の息吹を感じて出て来たばかりの葉は、いつもスーパーで見かけるクレソンほど濃い緑ではなく、何とも若々しい浅い色。ちょっと摘んで口に入れてみたら、ほんのりとした爽やかな苦みが口の中に広がりました。
「きゃあ〜!」と狂喜して収穫。採っても、採ってもあるんですよねえ〜。たちまち袋に一杯になりました。
これはもう、我が家定番の「クレソンのサラダ」。いつもはグレープフルーツを合わせるのですが、今日はちょっと甘いみかんとマッチングさせました。ドレッシング? それはもう、ほんの少しのビネガーとオリーブオイルと、塩、コショウで十分。これだけ量があればもう、「今晩の夕飯はアンタが主役!」
こんなに美味しい野菜が、なぜ都会のスーパーでは隅に追いやられて、ちっちゃく、ちっちゃく束ねられて、しかもあんなにお高いんでしょうか!
もっと自信を持たせてあげたい! サラダだけではなく、おひたしにしても美味。量がたっぷり有ればお鍋にも! 先日亡くなられた渡辺淳一氏の代表作「失楽園」には、鴨とクレソンの鍋が登場しますものね。
「そうだ!ここ信州・奈川でクレソン栽培はどうだろか?」って、地元の人に話してみたところ「はあ?クレソン? はあ〜、あっち、こっちにいっぱいあるけど、あんまり食べないねえ〜、みんな。それよりやっぱり山菜でしょ!」。ってことで、すんなり話は終わっちまった。
ほろ苦いクレソンをバリバリ頬張りながら、あのクレソンの自生場所が、この先も健在でありますように祈るけいママでした。
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