くまモン王国へ
ゆるキャラで人気ナンバーワンは、だんぜん!くまモンだ! 全国どこでもくまモングッズを見かけるでしょ。最近は海外へも進出しているらしい。恐るべし、くまモン。地元の熊本ではさぞや!と思ってみやげ物屋さんに入ると、おぉ、あります、あります。圧倒されます! それにしても、やたら「!」が多いヒドい文章だ。だって、くまモンがついていないパッケージを探すのに苦労するほどなんだモン!
せんべい、チョコレート、まんじゅう、ミネラルウォーターに焼酎、ケータイストラップにグリーティングカード、リュックにトートバッグ、Tシャツにソックス、スカーフにネクタイ。誰だ!くまモンのネクタイなんか締めるのは。とにかくこれだけ多岐にわたる展開をみせるキャラクターは、かつてなかったと思う。「類は類を呼ぶ」、「数が正義だ」と、まあ言い方はなんでもよろしいが、その物量の前には無条件降伏しか選択肢がない。じゃなぜこんなにゆるキャラが幅を利かせる時代になったんだろう?
キャラクターと言えばディズニーやムーミンだった。でもこれらは使う側からすれば、制約が多いうえにお金がかかる。じゃあ新たに作ってしまえ、となったのだろうが、地元らしさを盛り込めるので当たったら非常に効果が大きい。いまや都道府県でゆるキャラを持っていないところのほうが珍しい。それに市町村や商店街でも独自キャラが活躍している。まぁみんながみんな成功しているわけではありませんが。くまモンのように成功しているキャラは、特徴あるデザイン、覚えやすい名前、親しみやすさと物語性を備えています。
キャラクターってPRの方法としては確立されているが、成功例があるからと言って「右へならえ」では恥ずかしいと思うのですが、いかがでしょうか。やはり「他がキャラクターでくるなら、うちは違う方法で」と考える自治体が出てきてほしい。ゆるキャラに変わる、もっとインパクトの強い新たな方法で、くまモンに勝ってほしい。くまモンのおひざ元で、そんな夢想にふけるのでありました。
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