コウヤミズキだと思います
クールビューティという言葉がぴったりの、コウヤミズキ(高野水木、だと思います)。黄色でもすこし白っぽい、そして透明感を感じる涼しげな黄色。レンギョウやヤマブキの派手な黄色とは違う。2月ごろに咲いていたロウバイの色にちょっと似ているかな。こんな木が油コブシの東屋のすぐ裏手にあったなんて! 森林植物園まで行かなくてもいいじゃないか! ちょうどこの時期にここを通りかからないと、気づかなかったでしょうね。なんか新しい宝物を見つけた感じ。これからは毎年この花のタイミングを目指して登らなくっちゃ。
この木はミズキという名がついていますが、植物図鑑によるとマンサク科。高知県だけに生えるというトサミズキ(土佐水木)に近い。だから別名ミヤマトサミズキ(深山土佐水木)。コウヤミズキという名前はきっと高野山に由来するのでしょうが、ネットで調べても高野山に多いなどという記述はない。謎です。ほかによく似た種類でヒュウガミズキ(日向水木)というのもあるようです。
今はまだまったく葉は出てないが、図鑑の写真を見ると葉っぱは確かにミズキのようなきれいな葉脈がくっきりと見える。でも円っこい葉は、やはりマンサクの仲間。ミズキやヤマボウシとは樹形もまったく違う。もう場所はばっちりわかったから、葉っぱが出てからまた見に来るとしましょう。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 良き年になりますように(2021.01.01)
- 本来、サクラは秋に咲く !?(2020.11.29)
- 栗の季節の最後の旨味(2020.11.13)
- カキのシーズン到来(2020.11.07)
- 三宮という地名は?(2020.10.02)
コメント