神戸臨港線跡でストレッチ
かつて神戸臨港線というJRの貨物線がありました。神戸港に出入りする貨物の運搬で大きな役割を演じましたが、じょじょにトラック輸送に取って代わられ、2003年に廃止になった。その線路跡の一部はいま遊歩道となっている。JR灘駅の南から国道2号線をまたぎ、HAT神戸のマンション群へ。遊歩道のわきには幅20cmぐらいでしょうか、ミニSLの線路も敷いてあります。遊歩道の隣にある神戸市立科学技術高校の鉄道研究会が作ったそうだ。いまも年に数回ミニSLを走らせるにイベントを開催しているとか。
この遊歩道で面白いのは、何か所か簡単なストレッチや筋力トレーニングができるベンチがあること。これが一見普通のベンチ。先日、そばになにかの説明板があるのに気づいたので読んでみたら、なんとトレーニングに使えるのだ。そしてこれらをストリート アスレチックスと呼んでいるようだ。腹・もも・腕の筋力アップに「十字懸垂ベンチ」。これはかなりキツそう。足首を固定するだけであまり工夫がない「腹筋ベンチ」。背・越・肩の柔軟性アップに「脇ストレッチベンチ」。笑ってしまったのが、背・肩の柔軟性アップに使う「背のばしベンチ」。ツボを刺激するいぼいぼが並んでいるマッサージチェアの簡易版ですね。
気持ちよさそうです。こんなベンチ、誰が使うんだろ?と思うけれど、周りに人がいなかったらちょっとトライしてみてもいいかな、という気もする。
健康ブームの現代だから、神戸市(?)あるいはJR貨物(?)は街をアスレチックジムにしたら受けると思ったのかも。それにしても、これらはひとつずつオーダーメードで作られたのだろうか? それとも同じ仕様で量産されて全国の公園に設置されているものだろうか? もしそうなら不気味だ。大マジメがおかしい、街角のヘンなものでした。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- トラ焼きは変異種である(2022.01.01)
- イニエスタの焼ヴィーフン(2021.11.05)
- クチナシの花の命は短くて(2021.07.01)
- 良き年になりますように(2021.01.01)
- 本来、サクラは秋に咲く !?(2020.11.29)
コメント
そうなんですよ~!
今や、公園も子ども達が集まらないので、遊具よりも年寄りの運動器具が置かれているらしいですよ。
お金をかけずに健康が手に入れられると良いですね。
投稿: Mei | 2014年2月 3日 (月) 13時43分
たしかに公園で遊ぶ子供の姿、あまり見かけなくなりましたね。少子高齢化は目に見えて進んでいるようです。
これで健康になって、医療費の拡大に歯止めがかかればいいのですが・・・。
投稿: ひろパパ→Meiさんへ | 2014年2月 3日 (月) 16時55分