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2013年12月20日 (金)

ゼロ・グラビティの宇宙

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 宇宙旅行へ行ってみたいですか? 短い時間なら、もう夢ではなく実施まで秒読みの段階に来ているようです。かなりの旅費がかかりますが・・・。いま公開中の映画「ゼロ・グラビティ」は、「青く美しい地球を眺める旅」なんていうロマンチックな夢を打ち破る超リアルな宇宙映画です。空気もなく重力もなく真っ暗な空間。本当に宇宙ロケをして撮ったんじゃないか、と思わせるほど映像がスゴイ! (とうぜん3Dシアターで鑑賞するべきです) これを見るともう宇宙へ行った気分。仮に実際に行けたとしても、感動はこの二番煎じにすぎないのではないだろうか。そんな気分にしてくれました。
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 ストーリーはいたってシンプル。思わぬ事故で一人生き残った宇宙飛行士が知恵と勇気を振り絞ってなんとか地球に帰還する、というお話。それが究極の極限状況=宇宙を舞台にしているから、人間の弱さも未熟さもすべてさらけ出されるし、逆に生きる喜びもよけい際立つ。
 登場人物もほとんど二人だけという構成も上質な心理劇のおもむきで、舞台のお芝居を見ているような面白さだった。人間として生きる自信を無くしている問題アリの科学者が、苦難に打ち克って強い自分を取り戻していく女性を演じた、サンドラ・ブロックがとても素敵です。
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 南極もエベレストもフロンティアではなくなってしまった現代でも、宇宙という未知の世界はまだまだ新鮮です。グラビティ(GRAVITY)、重力がゼロの過酷な世界。まさにディテールに神が宿ったかのような映像のすごさに目が行きがちですが、しっかり人間が描けているのもこの映画の魅力。それに宇宙のごみ問題や軍事を含む国際競争など、宇宙空間がいま現実に抱える諸問題をうまく散りばめて、説得力を増している。こけおどしのSFスペクタクル映画と思って見逃さないようにしてくださいね。ハラハラドキドキ、ぬくぬくした安全なシアターで91分間の無重力体験、これは貴重です。

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コメント

サンドラ・ブロックが嵌まり役でしたね。ほとんど一人芝居と言ってもいいくらい。宇宙ロケしたのかと私も思いました。3Dが苦手で2Dで見たのですが…。   deep shell

投稿: | 2013年12月21日 (土) 20時29分

そうですか、2Dでご覧になりましたか。
最近は3Dもこなれてきて、これ見よがしのシーンは減ってきました。この映画では特に顕著で、ほとんど3Dを意識することがありませんでした。衛星の破片が飛んでくるシーンぐらいで。
おっしゃるようにサンドラ・ブロックの見事な一人芝居を堪能できましたね。

投稿: ひろパパ→deep shellさま | 2013年12月22日 (日) 16時59分

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