早くも、六甲のキノコたち
梅雨明けしてからもカラッとは晴れず、猛暑だけれど湿度も高く、雷雨もよくある。こんなムシムシした毎日が続くせいでしょうか、六甲山を歩いていると、早くもいろんなキノコを見かけます。熱中症に気を付けなくては!という時期では、ちょっと珍しいと思います。
ではいくつかをご紹介しましょう。まずこのでっかいの。シイタケを大きくした感じで、匂いもシイタケに似ていました。手と比べて大きさがおわかりになるでしょう。 隣りの3つは見た目と色は本シメジにそっくり。でもシメジにしたら巨大です。
すこし赤っぽいのは、信州・奈川に生える味噌汁に入れたらすごくおいしいというキノコに似ていますが、色が派手かな?背も高すぎる。毒キノコかもしれません。信州では「キノコ採り名人がキノコにあたって病院に運ばれた」という話を各地で聞きますから、私は自分で採ったキノコは絶対に食べません。キノコ図鑑も何冊かもっていますが、ぜんぜん自信ありません。 白いキノコはとても美しい。地下から出てきたときの土を上にのせています。形は典型的なキノコ型。きれいに傘が開いたマツタケから色素を抜いてしまったら、こうなるかなと思わせるような。キノコの絵を描けと言われたら、きっとこんなカタチを描くでしょうね。ただ色は茶色かな、それとも「白雪姫と7人の小人」に出てくる、赤に白い水玉模様かな。草間彌生先生に色を塗っていただきましょう。
そして、もう一つ。これは肉厚でおいしそうに見えるでしょ! イタリアの秋の味覚の王様=ポルチーニというキノコにそっくりです。でも残念ながら、香りはまったくありませんでした。ポルチーニはイタリア版マツタケなので、香りがないと話になりません。ステーキで食べたらウマイかな、と一瞬ぐらっと来ましたが、やはり「自分で採ったキノコは食べない」という原理原則を守って、せいぜい長生きすることにいたしましょう。
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