KANSAI 「美の饗宴」
へぇ、わが関西にこんな名画があったのか! ちょっとうれしい驚きです。いま中之島で開催されている関西コレクションズ「美の饗宴」展。アーティストの名前を列記してみましょう。
絵画や写真など平面作品では、マティス、ピカソ、セザンヌ、マックス・エルンスト、カンディンスキー、マン・レイ、デュビュッフェ、フォンタナ、イヴ・クライン、マーク・ロスコ、モーリス・ルイス、フランク・ステラ、デ・クーニング、ジム・ダイン、ウォーホル、リキテンシュタイン、ゲルハルト・リヒター、バスキア、シンディ・シャーマン、マルレーネ・デュマス、ジュリアン・オピーなどなど。彫刻やオブジェなど立体作品では、ロダン、マルセル・デュシャン、ブランクーシ、マイヨール、ジャコメッティ、ジョージ・シーガルなど。ね、名前だけでもスゴイと思うでしょ! これらは国立国際美術館、京都国立近代美術館、滋賀県立近代美術館、兵庫県立美術館、和歌山県立近代美術館、そして大阪市立近代美術館建設準備室の6館が持つ近現代の絵画や彫刻作品を集めて展示しようという企画。20世紀以降の欧米美術の名品80点を一堂に集めた、見ごたえのある展覧会です。
この100年の美術の流れをもう一度おさらいするのに格好の展示。印象派のあとアートはどのように現代に至ったのか、そしてアートはどこへ向かおうとしているのか。関西の独自企画でここまでオモシロイとは! 公立の美術館ってフットワークが重いのかと思っていましたが、いやぁ見直しました。期間は長いですから、みなさまもぜひご覧ください。
国立国際美術館
関西コレクションズ 美の饗宴
2013年4月6日(土)~7月15日(月・祝)
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