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2013年5月

2013年5月31日 (金)

野麦バーチカルキロメーター

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 最近ブームのトレイルラン・・・。 山を登るだけでもしんどいのに、なんで走るの? なんて次元で止まっていてはいけない! 今やヨーロッパではバーチカルキロメーターとやら、1000mの一気駈けが大ブームだそうな。
 そして何と!のどかなここ信州・奈川で時代の最先端を行くそのレースが行われたのであります。題して「野麦バーチカルキロメーター」。
 バーチカル(VERTICAL)は垂直って意味なんですね。急坂を駆け上がってタイムを競う・・・ ふんふん、考えてみれば、信州・奈川が誇るここ野麦峠スキー場はそんな大会には打ってつけかも! スキーヤーの間で通称「立て水の坂」と呼ばれる急斜面は、初心者には怖くて怖くて。転びまくるスキーヤーがわんさか。そこを滑るのではなく、駆け上がる! なんて時代だあ〜! 昨年、一昨年と秋の信州・奈川トレイルラン・レースに恥も外聞もなく出場したけいママでありますが、今回はさすがに断念。応援に専念しました。

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 大会当日はまさに快晴! メーン会場であるスキー場からは、未だ雪化粧をまとった乗鞍岳、さらに穂高連峰が見渡せる。「う〜ん、まさに絶景だ!」・・・。 しかしスタート地点からの距離4km標高差300mを駆け上がってきた選手の皆さんにとっては、ここからが本番。残り4kmで標高差700mをクリアーしなければならない。エイドで水分や食べ物を補給して、即座に急坂に食らい付く。「頑張ってくださ〜い!」と、スキー場の白樺の陰からエールを送る我々の横を通過して行く選手たち。ほどなく緑に覆われた急坂には点々と小さな人影が連なる。そして応援する我々から見えなくなったところからが、本当につらい登り。
 「なんでこんなしんどいことすんの?」って、傍観者も思うし、たぶん選手の方々も・・・? けれどゴール地点からは、そこまで登った者にだけ山々が見せてくれる荘厳な姿。そしてなにより「やったあ!」って達成感。
 ちなみにこの大会のサブタイトルは「山菜カップ」。優勝者には山菜! コンビニ一つありゃしないけど、この村が誇る名物山菜で、選手のみなさんへのおもてなしも山菜三昧! いやはや、ホームページの大会リザルトも未だ準備中の、全てがのどかな大会ですが、きっと、きっと「のどかな大会」を楽しんでくださった方々は多いはず。秋は「まつたけカップ」で、これまた奈川名物・幻のソバがふるまわれますからね。けいママもやっぱり、応援より出場がいいな・・・。って、トレーニングもせんとsmile
 昨年に引き続き、この大会のレースディレクターをして下さったトレイルランナー「栗原孝浩氏」のブログはこちら→http://kuriharatakahiro.blog129.fc2.com

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2013年5月28日 (火)

第31回 野麦峠まつり

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 「工女と共に古道を歩く」。5月26日(日)に野麦峠まつりが開かれました。地元の奈川小・中学校の生徒たちが工女に扮して、人買い(?)に先導されて旧野麦街道を歩いて標高1,672mの峠をめざす。私たちもそのあとをゾロゾロと山道を登る。Photo_2 距離はわずか1.3kmということだが、思いのほか急な勾配が続く。標高が高いので、すぐに息が切れる。明治から大正にかけて、13歳前後の少女たちが飛騨からこの峠を越えて信州の岡谷、諏訪の製糸工場へと向かった道。さぞつらかったことでしょう。
 乗鞍をのぞむ峠の上で飛騨側の高根村から登ってきた少女たちと合流し、小学生による合唱や諏訪神社の和太鼓の演奏など、さまざまなイベントが行われる。
Photo_4  1,000円でお得チケットを買い、名物のウド汁と山菜天ぷら、山菜おこわの昼食をいただく。この時期だけしか味わえないタラの芽やコシアブラを堪能して1,000円はメチャ安! しかも記念品のてまりストラップや地元温泉日帰り入浴券付き。姉妹都市の湯河原から甘夏を販売するブースも出てました。そして盛りだくさんのおまつりも2時前に無事終了。たっぷり楽しませてもらいました。Photo_5 主役の小・中学生のみなさんもホッと一息。慣れないワラジでお疲れさまでした。
 じつは、そのあと3時過ぎにとつぜん雷が鳴り響き、激しい雨が降ってきたのです。無料の日帰り入浴券で、ゆったりと足の疲れをほぐしているときに驚かされました。あまりの雨脚にしばらく雨宿り。でもお祭りが終了した後だったので、主催者・奈川(村)としては野麦峠まつり大成功だったということでしょう。いままでになく多くの観光客が来てくれたそうですから。来年もますます盛況となりますよう、祈っております。

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2013年5月25日 (土)

森はニリンソウのカーペット

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 上高地は早春? 明神から徳沢、横尾にかけてハルニレやサワグルミが群生する林の下一面に、緑の葉に白い可憐な花をカーペットを敷き詰めたようにニリンソウが咲いています。Photo_3 まだ樹々が葉を繁らせるまえの明るい林内に、陽射しを浴びていっぱい咲く姿はよく目立つ。散策道の両側には一部まだ雪が残っているところもある今の時期、白い小さな花は上高地にさわやかな春をもたらしてくれます。
 このニリンソウ、普通は花弁が5枚なのですが6枚のものも意外とたくさんあることに気づきました。四つ葉のクローバーよりもっと多く、10パーセントぐらいはある感じです。これを見つけると少しは幸運に恵まれるでしょうか。そう願いたいものです。

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 梓川の河原には上高地の風景を特徴付けるケショウヤナギが芽を吹き出して、煙るような淡いグリーンの帯で穂高の山と川を分けている。これぞ上高地。ヨーロッパや北米の山岳リゾートのような景観で日本離れしている、と言っても褒め言葉ですから観光協会の皆さん、ご安心ください。これから初夏に向けて緑が日に日に濃くなってくる今、短い春の草花が樹の花より早くいろいろ目にできます。
Photo_4  たとえば薄紫のヤマエンゴサクやタチツボスミレ。水際や水の中(雨で水量が増えれば)に群生する淡黄色のネコノメソウ。濃い紫と白の2種類が咲くエンレイソウ。めずらしいけれどちょっと地味めなフッキソウやハシリドコロ。Photo_5 黄色が鮮やかな小花のキジムシロ。今回ウォーキングで見かけて、図鑑片手に名前のわかった花たちでした。
 樹の花ではズミはまだですが、林内にポツリポツリと見られるオオカメノキ(別名:ムシカリ)が目立っている。いまだ冬枯れに近い木々の中で、緑の葉と白い装飾花が一足早く存在を主張しています。

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2013年5月22日 (水)

日本トライアスロン発祥の地

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 泳いで、自転車をこいで、走って・・・のトライアスロン。日本で最初に開催されたのはどこでしょう? ジャーン、答えは鳥取県米子市の皆生温泉(かいけおんせん)海岸。1981年8月20日(昭和56年)、猛暑のなか水泳2.5km、自転車63.2km、ラン36.5kmのレースに男女合わせて53名の勇者たちがチャレンジした、と説明にある。そして1985年、国内トライアスロン発祥の地を記念してご覧のブロンズ像が建立されました。日本国内のトライアスロン競技がもっともっと発展するよう願いを込められているそうです。
 皆生はどこにでもある温泉町かと思っていたら、こんなチャレンジングな試みもする先駆的なまちなんだ。見直しました。そして今年も7月に第33回大会が開催される予定。トライするだけじゃなくて、ちゃんと継続している。これも立派です。
 
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 ブロンズ像のとなりに立つ石碑には53名の名前を刻み、こんな文が添えられています。「第10回全日本トライアスロン皆生大会にあたり、これら日本初のトライアスリートたちの勇気と栄誉を讃え、この碑を捧げる。」 そのなかに高石ともやの名前がありました。そういえばフォーク歌手の高石ともやさんが鉄人レースで優勝した、というニュースをかすかに覚えています。あれがそうだったのだ!
 いまやトライアスロンは全国で大会があり、オリンピック種目にも入ったメジャースポーツ。でも当時は世間の理解が低く、「アイツら人間じゃねぇ」「アタマおかしいんちゃうか」「しんどいだけで何がおもしろいんや」的な見方をされていました。だから第1回の参加選手がスゴイのはもちろんだけれど、町おこしにトライアスロンを考えた皆生温泉の主催者はもっとエライと思います。大きなリスクを負って実現にこぎつけた、大いなる勇気と情熱に拍手を送りましょう。

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2013年5月19日 (日)

奈川はスイセンとズミが花盛り

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 奈川の雪が消えたスキー場では、いまスイセンがきれいに咲いています。ゲレンデ一面に朝日を浴びて咲くスイセンは、自らの美しさに恋した美少年ナルキッソスにちなんで名付けられたというだけあって、ホントに美しい。でも、なんでいまごろ? スイセンって雪中花と呼ばれるぐらいだから1月2月の花なんじゃないの? 調べてみるとスイセンには早咲きや遅咲き、白や黄色など種類がいっぱいあるようだ。もちろん遅咲きを植えたのでしょう、2mや3mも積もったゲレンデの下からじゃいくら雪中花でも顔を出すのは無理だ。これがどんどん増えて村おこしにつながればいいんだけどねぇ。

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 ズミも白い花が満開です。ズミは小梨とも言って、上高地の小梨平では奈川より少し遅れて咲きます。あたりに甘~い芳香をただよわせているので、離れたところからでもズミが咲いてるぞと気づく。六甲山ではもうニセアカシアが甘い香りを振りまいていることを思えば、ずいぶん季節感が違います。そうそう、サクラはほとんど散って葉が出てきました。山の上のほうでは山桜が満開、そして日陰にはまだ雪がだいぶん残っている。あたりにはタンポポやスミレもけなげに咲いているし、神戸の2ヶ月くらいがギュッと凝縮されている感じでしょうか。信州の春は一日一日の移り変わりが早く、まったく飽きることがありません。

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2013年5月16日 (木)

圧倒的!ボロの美

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 裂けた布、ほつれた生地、色あせた端切れ・・・これらが何層にも重ねられたどてらのような着物。あまりの存在感に打ちのめされました。これは浅草のアミューズ ミュージアム「奇跡のテキスタイルアート BORO」展で見た展示物。何世代もの長い時間と蓄積された手間の結晶は、苦労の跡がしのばれるといった単純な感想をはるかに超えたスゴミがある。
 なにせ美しいのだ。今まで世界中で見たどんな布製品よりも気高く美しい。「ボロは着てても こころの錦~」という歌がありましたが、これは錦以上に素晴らしい素材感と重みがあります。

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 かつて北国・津軽地方の村では布はとても希少なものだった。一着の着物を何世代にもわたって着ることは当たり前。ほころびにはツギをあて、粗い麻布を重ね合わせ、刺し子で補強する。布団はなく、ワラを敷いた上にこれにくるまって親子が身を寄せ合って寝る。過酷な風土から身を守るために、こうせざるを得なかった生活の知恵。Boro_3でも100%実用のためだったにしても、一針一針に込められた家族への愛と生命の祈りが感動を呼ぶ美しさを生みだしたのでしょう。
 物質的には「貧しい」としか言いようがないけれど、エコを叫ばなければいけない現代よりある面では「豊か」だったのかもしれませんね。民俗学者・田中忠三郎がコレクションしたこれらの衣類は、重要有形民俗文化財として国から指定されているそうです。

AMUSE MUSEUM
常設展 奇跡のテキスタイルアート BORO
東京都台東区浅草2丁目34-3
Tel. 03-5806-1181

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2013年5月13日 (月)

すぐれものレンタサイクル

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 風をきって口笛吹いて、自転車で街をぶらりとめぐると気分いいだろうなぁ、という季節ですね。でも神戸は坂が多いし、ちょっとむずかしいか、とあきらめかけた時に思い出したのがバルセロナのレンタサイクル bicing(ビーシング)。神戸にもこんなシステムができればいいのに、と思い少し説明してみます。現地で友人に聞いた話と後からネットで調べた情報がゴッチャになっていますが・・・。
 bicingは新しい公共交通システムとして5年ほど前から市が運営を始めました。どうです、見た目もオシャレでしょ。これで3段変速、サドルの高さも調節可能。年間35ユーロの利用料で専用IDカードが送られてくる。30分間は無料で使用でき、以後30分ごとに0.5ユーロが加算されるそうだ。

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 市内400カ所以上ある自転車ステーションでIDカードをかざしてピックアップし、目的地のそばのステーションに返却する。でも乗る場所と降りる場所がうまく釣り合っているのかしらという疑問がわく。神戸ほどじゃないにしてもバルセロナも坂の多い町、とうぜん坂の上から下へ利用する人が多くなる。すると各ステーションにある自転車の台数が偏ってしまう。だから専用の巡回トラックが坂下にたまった自転車を坂上へ定期的に運んで平準化をはかっている。なるほど、そうしないとバランス崩れるよね。この自転車、きっと便利なのでしょうね、街でたくさん見かけました。
 このbicing、利用者本位でよくできたシステムだけど、ひとつ残念なのは観光客は利用できない点。ま、バルセロナ市民に対する行政サービスなのでしようがないか。で、神戸市をはじめ日本の都市にもこんな行政サービスを期待したいと思うのですが、いかがでしょうか。

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2013年5月10日 (金)

六甲ケーブル山上駅のツバメ

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 また今年も帰ってきました。六甲ケーブルの山上駅に、ツバメが巣作りを始めました。もうそろそろかなと思っていたら、ハイ、しっかり忘れずにカムバック。ほら天井から傘がぶら下がっているでしょ、その上の黒いのが巣です。これからもっともっと大きくして行くのでしょう。山の上のレトロな駅舎に、ツバメはよく似合います。

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 この傘は毎年シーズンになると駅員さんがぶら下げて、お客さんにフンが落ちるのを防いでいます。もちろん去年とは違う新しい傘。去年の黒い傘に対して、今年は淡いブルー。だから巣作りの土やフンが落ちて、内側が黒くなっているのが透けて見える。これからヒナが生まれ、成長し、巣立ち、この巣を巡ってツバメの家族がどのように育っていくか、ここへ立ち寄る楽しみができました。

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2013年5月 7日 (火)

KANSAI 「美の饗宴」

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 へぇ、わが関西にこんな名画があったのか! ちょっとうれしい驚きです。いま中之島で開催されている関西コレクションズ「美の饗宴」展。アーティストの名前を列記してみましょう。
 絵画や写真など平面作品では、マティス、ピカソ、セザンヌ、マックス・エルンスト、カンディンスキー、マン・レイ、デュビュッフェ、フォンタナ、イヴ・クライン、マーク・ロスコ、モーリス・ルイス、フランク・ステラ、デ・クーニング、ジム・ダイン、ウォーホル、リキテンシュタイン、ゲルハルト・リヒター、バスキア、シンディ・シャーマン、マルレーネ・デュマス、ジュリアン・オピーなどなど。彫刻やオブジェなど立体作品では、ロダン、マルセル・デュシャン、ブランクーシ、マイヨール、ジャコメッティ、ジョージ・シーガルなど。ね、名前だけでもスゴイと思うでしょ! 
Photo_2 これらは国立国際美術館、京都国立近代美術館、滋賀県立近代美術館、兵庫県立美術館、和歌山県立近代美術館、そして大阪市立近代美術館建設準備室の6館が持つ近現代の絵画や彫刻作品を集めて展示しようという企画。20世紀以降の欧米美術の名品80点を一堂に集めた、見ごたえのある展覧会です。
 この100年の美術の流れをもう一度おさらいするのに格好の展示。印象派のあとアートはどのように現代に至ったのか、そしてアートはどこへ向かおうとしているのか。関西の独自企画でここまでオモシロイとは! 公立の美術館ってフットワークが重いのかと思っていましたが、いやぁ見直しました。期間は長いですから、みなさまもぜひご覧ください。

国立国際美術館
関西コレクションズ 美の饗宴
2013年4月6日(土)~7月15日(月・祝)

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2013年5月 4日 (土)

因幡の白ウサギは神さま?

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 ♪大きな袋を肩にかけ~ 大黒さまが来かかると~ そこにいなばの白ウサギ~ 皮をはがれて赤裸~♪の歌でおなじみの、白ウサギを祀る神社が鳥取にあるんですね。その名も白兎神社。知らなかったぁ。と感動するのはある年齢より上の世代。Photo_2 若い人たちは、なんですかそれ。この歌は尋常小学校唱歌の「大黒さま」です。つまり戦前の小学校で習っていた歌。でもなんで私が知っているのだろう。小さいころによく聞いていたからかなぁ。
 この歌は、古事記にも出てくる「大国主命に助けらて傷を癒した因幡の白ウサギ」の物語を童謡にしたもの。だからここは日本の医療の発祥の地。古くより病気傷痍に霊験あらたかな神さまだそうだ。またその白ウサギが救ってもらったお礼として、大国主命の縁談を取り持ったことから、白兎神社は縁結びの神さまとしても信仰されています。

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 この話のなかで白ウサギが傷ついた体を洗う池もちゃんと残っています。その名前は御手洗池(みたらしいけ)。看板にある不増不滅の池、という言葉が気になって調べてみました。すると豪雨が降っても水かさは増さず、日照りが続いても水が減らない不思議な池。
 この神社の前が白兎海岸。いまではサーファーの姿をよく見かけます。白ウサギもサーフィンができればワニをだまして隠岐の島に渡ろうとすることはなかったでしょうに。でもワニに皮をはがれなかったら、大黒さまに会うこともないし物語も生まれなかった。ところでワニというのはサメのことだそうです。

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2013年5月 1日 (水)

スサノオの八重垣神社

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 出雲は神話の国。素戔嗚尊(スサノオノミコト)と稲田姫を祀る八重垣神社が、松江市にあります。「古事記」によると、スサノオノミコトは天照大神の弟なのですが、乱暴者で天上界・高天原を追放になります。そのあと出雲へ降り立ち八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治して、稲田姫と結ばれる。
 スサノオノミコトの歌に
   八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに
   八重垣つくる その八重垣を
がありますが、オロチ退治のときに「八重垣」を作って稲田姫を避難させたという。これはそのときの歌で、和歌の始まりだと言われています。

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 境内の木々に囲まれた静かな一角に、幽玄な雰囲気ただよう小さな池があります。この池は稲田姫がオロチの難を避けていたときに姿を映しお化粧をしていた「鏡の池」。占い用の紙にコインをのせてこの池に浮かべ、その沈み方で良縁を占うことができる不思議パワーがあると信じられています。池の底には白い占い紙がびっしり沈んでいました。 
 スサノオノミコトと稲田姫は、日本最初の正式な結婚をしたそうな。それはスサノオノミコトが稲田姫の両親に会いに行き、許しを得て妻をめとったから。それまでは略奪婚などがフツーだったんだって。ヘェ~。またこの神社は縁結びの大親神と尊崇を集めていますが、そんな二人の関係と縁結びの神・大国主命の義理の両親だった、という両方の意味からでしょうか。

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