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2013年4月 2日 (火)

馬酔木(あせび)の樹形

Photo_3
 六甲山を代表する花は?という質問に、ほとんどの人がアジサイと答える。それは間違いではないのですが、私はアセビこそ六甲を代表する花だと思っている。アジサイは山上のドライブウェイ沿いなどにびっしりと植えられていて色も華やかです。Photo_4 一方アセビは地味な小花で、あまり人が気に留めるような花ではない。ツツジ科の低木で、壺のような形の白い花が枝いっぱいに垂れ下がって咲く。常緑の小さい葉が、これも垂れ下がるようについている。花の時期は長く、5月ごろまで咲いている。そのうち春も深まると、登山道はこの花がいっぱい落ちて茶色っぽく変色したカーペットを敷き詰めたようになるでしょう。
 アセビは漢字で馬酔木と書く。有毒の葉を食べた馬が酔ったように足をしびれさせて歩けなくなることからきた、という説もある。たしかに葉をかじると苦い味がする。殺虫剤にも使われるそうだから、かなり強力な毒があるのでしょう。

Photo_5
 六甲のいたるところで見られるこのアセビ。樹のカタチが独特です。幹は曲がりくねり、枝は思い思いの方向にねじれながら張っている。まるでアニメに出てくる夜の森の幽霊木。しかもこの樹は群生して生えるから、そのあたり一帯が怪しい雰囲気を醸し出す。夕方暗くなってくるころ通りかかったりすると、つい足早に通り過ぎてしまいます。何も怖くないとわかっていても・・・。

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