黄色い花から春はくる
春まっさきに咲くから「まんず咲く」=マンサクをはじめ、まだまだ寒い春先に咲くのは黄色い花が多い。木の花としてはロウバイ、レンギョウ、そして写真のサンシュユ(山茱萸)。冬枯れの枝に小さな花がいっぱい。あたりの空気をパッと明るく華やかに染めています。緑の葉が出る前だから、木々の間の見通しも良くよけいに目立つ。春先、まだ少ない虫に好かれるための色として、黄色い花が多いという説を本で読んだことがあるけれど、たしかにそうかもしれない。
草の花もまた然り。フクジュソウ、タンポポに写真の菜の花。黄色い花が多いでしょ! 今年は全国的に厳しい寒さにふるえておりますが、我が家ではサンシュユと菜の花を飾って、一足早く春を迎えました。その一角だけですが、ほんのりやさしい暖かさに心が和みます。
2月12日は司馬遼太郎さんの『菜の花忌』。毎年シンポジウムや講演会やさまざまなイベントが行われているそうです。ファンの方は訪れてみてください。
司馬遼太郎記念館
東大阪市下小阪3丁目11-18
Tel. 06-6726-3860
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