スノーシュー初体験!
楽しそう!やってみたい!と前々から思っていたスノーシューハイキング。晴れて初体験です。レンタルのスノーシューで、まず付け方を教えてもらう。あとは自由。好きなところを思うように歩く、ただそれだけ。その単純なことがオモシロイ! この2、3年すっかりブームのようになっていますが、ナットクしました。病みつきになりそうです。
どこがオモシロいか、その(1) スキーのように技術を習得する必要がなく、誰でもすぐに楽しめる。 その(2) 夏ならブッシュがあって歩けない森の中もスーイスイ。坂があってもヘッチャラ! その(3) ものみな眠る静かな雪原と思っていたら、なんのなんの動物や鳥の足跡がそこかしこにあって生の息吹が色濃いフィールドを独り占め。 その(4) ほどよい全身運動で体ポカポカ。立ち止まったり休憩したり、自分のペースで歩ける。 その(5) 何と言っても雪の上に浮かんだミズスマシのように(ちょっと言い過ぎ?)気ままに遊べる。どこへでも行ける。 その(6) ふわふわの雪はもちろんカチコチの凍結面でも大丈夫。裏のアイゼンのような爪が氷をしっかりかんで安心です。
ふつう雪の上を歩くのは骨が折れる。新雪はズボッと足がめり込んでしまい抜くのに一苦労。凍るとツルッツルッでスケート場のようになる。スキーもこんな雪の上を移動するための手段として発明された。でもスキーはゲレンデ内で基本的には下へ向かって滑る、きわめて場所が狭く限定されている。歩くスキーなら行動範囲は広がりますが、それでも凍結した斜面やコース以外の林の中を自在に動くとまではいきません。
その点スノーシューは自由度が高い。しかもヒザへの負担が少ないのでヒザ痛持ちにはとてもうれしい。サクッサクッ。シャリッシャリッ。オーバーに言えば雲の上を歩いている感覚。いろんな雪質を足裏で感じながら、道なき雪面をぶらり散歩するのは無上の喜びです。木々の冬芽もふくらんでいます。雪多く寒さ厳しき今年の冬も、あとしばらくで終わるでしょう。
連日の雪かきに雪国の苦労をあらためて思い知らされ、新しい遊びに雪国の素晴らしさをまたひとつ発見した冬でもありました。
| 固定リンク
「信州ながわ物語」カテゴリの記事
- ウニの殻、シカの皮(2022.06.02)
- 3年ぶりのクラフトフェア(2022.05.30)
- 芽吹きの春、命輝く時(2022.05.05)
- 境峠のミズバショウ(2022.05.02)
- 野麦峠スキー場、準備中(2021.11.08)
コメント