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2013年1月

2013年1月29日 (火)

六甲山 氷の祭典

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 六甲ガーデンテラス内特設会場で開催されている「氷の祭典」を見物に、いつもの油コブシを登りました。昨夜の雪で六甲山は白の世界。雪で覆われて下の岩や木の根っこが見えないので、慎重にしっかり足を踏みしめるのでいつもの二倍疲れる。Photo_2でも雪ならではの楽しみがあります。それはアニマルトラック。キーンと張りつめた静かな空気の中で、神経が集中してくる。おお、ありました、ありました。イノシシの足跡がいっぱいあるのは当然として、ウサギの足跡も。へぇ、六甲に今もウサぎがいるんだ、知らなかったなぁ。あ、もっともっと小さいのも。これはネズミ?それともリス? 生き物の気配が感じられない冷たい静寂のなかで、逆に多くの生存の証をはっきり確認できるのはオモシロイ。この時期、木々の葉が落ちてシジュウカラなどの小鳥もよく見える。
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 「六甲山 氷の祭典」はサブタイトルが「NPO法人 日本氷彫刻会 全日本コンテスト」。当たり前だが氷が解けると彫刻作品が消えるので、開催期間がとても短い。だから昨年は見ることができなかった。今年は寒いおかげで二日間期間が長いそうだ。で、なんとか見ることができました。でもハッキリ言って期待外れ。龍やギリシャ神話などをテーマにした、ホテルのイベントで飾られているようなものでした。刻々と色が変わるLED照明を当てて、見せ方も頑張っているのですが、まあそれだけのもの。会場の寒さがますます身に沁みました。ひとつ良かったのは無料の足湯に入れたこと。有馬温泉の『太閤の湯』が下からタンク車でお湯を運んでいるそうだ。金泉と同じ鉄分を含んだ金色(茶色?)の湯。雪道歩きで冷たくなっていた足先が温まって、とてもいい具合でした。濡れた足を拭くタオルまで用意していただいて太閤様の気分。あっぱれあっぱれ!

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2013年1月26日 (土)

黒も美しいPECHU金魚展

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 ふつう金魚と言えば赤の印象が強い。でもPECHUさんの作品では赤の美しさはトーゼンとして、黒がとても大切な要素になっている。たとえその面積は小さくても、黒が画面全体を引き締め絵に深みを与えている。それはジークレー版画のときからそうだったが、今回の展示で使われた黒がまた格別に美しい。ご覧のように黒い背景に赤と白で表現された金魚が浮かび上がる作品.。これは紙に塗られた黒じゃなく、布かなにか別の素材を使っているのじゃないかしらと、じーっと見入ってしまいました。ビロードのような深い黒、マットだけれどどこか艶っぽい、そんな感じ。聞けば今まで使っていたスミではなく何かの絵具(説明してもらったのに忘れました、ゴメンナサイ)で描いたそうだ。いやぁ、ますます進化してます。
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 展覧会場のART HAUSEさんのある界隈は、四ツ橋筋をはさんでアメリカ村の反対側なので喧騒から離れて落ち着いたたたずまい。Photo_5またこちらのギャラリーは雑貨も充実しているところなので、金魚グッズもマグカップ3種に缶バッジも3種用意されていました。どれもオシャレでPECHU作品の新しい魅力を発見した思いです。これらも見逃さないように、しっかり楽しんでくださいね。

PECHU作品展 GOLD FISH
2013年1月24日(木)~1月29日(火)
ART HOUSE  1Fギャラリー
大阪市西区北堀江1-12-16
Tel & Fax 06-4390-5151

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2013年1月24日 (木)

北欧センス?「布と陶」展


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 表参道のスパイラルガーデンで先日まで開催されていた石本藤雄展「布と陶 冬」。案内リーフレットには、こう書いてあります。フィンランドの冬は長く、暗い。しかしその過酷な気候ゆえの自然の美しさと人々の営みがあります。本展は、厳しい「冬」に見出す美しさや心豊かな生活をテーマに、陶のオブジェとファブリックで構成されます。
 石本氏はお名前も存じ上げなかったのですが、30年以上もマリメッコのテキスタイルデザイナーをしておられたそうです。そして20年以上アラビアにて陶芸作品を制作されている。どうりで、北欧っぽいセンスを感じるでしょ。2010年には芸術家に贈られる最高位の勲章であるフィンランド獅子勲章を受勲されたそうだ。
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 プリント生地も良かったけれど、すごかったのは陶器のオブジェ。冬の厳しさを感じさせる内省的な作品と、逆に厳しいゆえに明るく楽しもうという心持ちがあらわれたイマジネーションあふれる作品がいっしょになって、冬の生活の奥深い喜びを感じさせてくれました。関西でもこんな展覧会があるといいな、と思いますがどうでしょうか。1
 あ、そうそう。この会場で藤井保さんのアシスタントをしていた坂野貴也さんにバッタリ出会いました。いまは独立、気鋭のフォトグラファーとしてバリバリ活躍しておられます。じつは阪野さんはうちの息子の幼稚園、小学校の同級生。なんとなんと、東京も狭い、世間も狭い。いっそうの活躍を祈っております。

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2013年1月21日 (月)

まもなく、PECHU金魚展

Pechu
 もうすぐです、今年初のPECHUさんの個展! 大阪・北堀江のアートハウスで1月24日(木)から29日(火)まで、 PECHU Exhibition GOLD FISH が開催されます。すべて金魚をテーマにした作品で、極細ボールペンで細密に描いたおなじみのジークレー版画と、赤と黒あるいは金と黒で一点一点気力を込めて筆で描いた作品。「だいぶん筆遣いが上達しました」と本人が言っていますから、大いに期待できそうですよ。ぜひ見に行ってください。
 昨年の秋から展覧会が立て続けにあって、今回用の作品制作がすこし遅れ気味、とのこと。もしかしたら、いまこの瞬間も描いているかもしれませんよ。
 この展覧会はポストカードをはじめ、マグカップなどのアートグッズも充実。PECHU金魚がどんな展開になっているのかも楽しみですね。今年ますます活躍の予感がするPECHUさん。おもいっきり飛躍してください。応援しています。

PECHU作品展 GOLD FISH
2013年1月24日(木)~1月29日(火)

ART HOUSE  1Fギャラリー
大阪市西区北堀江1-12-16
Tel & Fax 06-4390-5151

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2013年1月18日 (金)

大雪の翌日はスカイツリー

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 首都圏の交通がマヒしたあの大雪の日、19時の飛行機で帰る予定なので早めに羽田まで行って待っていたものの、「本日はすべての便が欠航になりました」のアナウンス。ホテルを取り直し気を取り直して、ごった返す空港ロビーから早々に都心へ舞い戻りました。「しょうがないか、この悪天候では」と、気軽に方向転換できるのもギャラリーを閉めて自由に動けるようになったから。
 東京滞在が1日伸びたおかげで、快晴の翌15日はスカイツリーへ行くことが出来ました。混んでいるときにわざわざ行く気はないけれど、こんな日はきっと空いているに違いない。ピンポーン! チョー人気観光スポットにもかかわらず、切符を買うのに10分並んだだけ。Photo_2
 350mの天望デッキでも、450mの天望回廊でも、ぜんぜん混んでなくてゆっくり景色を楽しめました。雪が空気中のチリを落としてくれたのか、富士山もきれいに見えたし、ほんとラッキー! この高さから見下ろす雪景色も、めったに見られないでしょうし・・・。
 下界に降りてあらためて見上げると、口あんぐり、あまりの首の角度に後ろに倒れてしまいそう。横には「落雪に注意」と書いたプラカードを持ったガードマン。みんなが行く観光地など、行きたくない、という天邪鬼ではありますが、今回は来て良かった。素直に認めます。でも思い返してみれば、どこへ行っても高いところが好きでよく登っている。まぁケムリとなんとか、の類なのでしょう。しっかりミーハーしてます。

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2013年1月15日 (火)

ここまで美しくなれる、ビル緑化

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 地球環境問題に関心を持つ人が、この10年でめざましく増えました。それはとてもいいこと。建築の世界でも屋根や屋上を緑化するのは、そんなに珍しいことではなくなった。都心部にできるショッピングモールには、屋上に緑のスペースがあるのはアタリマエ。それらの走りが、石井修さんによる目神山の住宅群だと思う。日本人の自然観と美意識を統合するオリジナリティあふれる芸術作品です。しかも30年以上も前の作品だからスゴイですね。エコ、自然との共生・・・ずいぶん時代を先取りしています。
Photo_2 屋根はこんなにがんばっているのに壁はどうでしょう。ツタの絡まるチャペルや甲子園球場、そこからあまり進歩がないんじゃないの? そりゃ壁は屋根と違って土をのせられないし、どう根付かせるかむずかしいのはわかります。だからと言って壁には植物を這わせるしかない、という固定観念は捨ててもらわないと新しいアイデアは浮かばない。そこで建築家や造園業者のみなさまに見ていただきたい写真がこれ。昨年の秋、マドリードで見かけた緑の壁です。通りかかったとき、一瞬にして目を奪われました。「なんじゃコレ! 山をそのまま町に持ってきたんか」。ざっと見ただけで40種類、いや50種類は下らない草木が茂っている。緑豊かな山の斜面がグンと垂直に立ち上がった感じ。やればできる、とは言うものの、ここまでやる情熱とエネルギーはハンパじゃない。これは立派なアートです。おそれいりました。1
 どうしてるのか近づいてみたけれど、よくわからない。壁面のコンクリートを凸凹に、つまり大小の植木鉢をいっぱい付けたような形状に仕上げ、そこに土を入れ苗や種を植えているようだ。何をどの位置に植えるか、色やカタチを考えて、成長のスピードも考慮して、となると頭がパンクしそう。スペインには天才的なガーデナーがいるのかもしれないが、こんな素晴らしいプロジェクトが実現したのは、やはり愛があったということだろう。街に対する愛、美しさに対する愛、自然に対する愛。こう書いていると、あれっ愛って狂気に似ているかも、と気づいた。そして愛でも狂気でもいいけれど、今の日本に必要なのはこれじゃないかとも思いました。

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2013年1月12日 (土)

こんにちは、Mac

Mac
 この年で、初めてパーソナル・Macを持ちました。「ブログとメールのチェックくらいしかせえへんのに」「使い方も分からへんのに」「宝の持ち腐れ?」と、さんざん二の足を踏んだけど、ピカピカMacが目の前に!
 ポンと背中を押してくれたのは、やっぱり家族です。以前息子と一緒にIKEAに行った時、さんさんと日の光が入り込むフードコートでMacを開けて、コーヒー飲みながらカタカタやる姿がまぶしかった。「おかんもそんなん、やってみたい」と話したら「やればいいやん!」って。
 ささやかな夢、ミーハーな夢・・・ けれどいくつになっても成りたい自分を思い描くのはきっと、きっと大事なことに違いない。
Mac_2
 てなわけで、今年は一念発起! Storeのワン・ツー・ワン・システムに通います。ピッカピカの一年生♫・・・ 古いCMやなあ〜!こんなん分かる人、なかなかおらんよなあ〜。少なくとものスタッフは全員「はあ〜?」。
 ただいま期待と不安で胸いっぱい。わっからないことだらけで頭いっぱい。でも今年は、愛しのMacを抱えてIKEAに行くぞ! たぶん「どうすんの?これ!」って悲壮感漂っていると思うけど・・・(笑!)

 

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2013年1月 9日 (水)

れんこんパウダーの威力

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 徳島の知人が産直でれんこんを送って下さいました。「これぞ、れんこん! どうだ、参ったか!」って美味しさにひれ伏して、お正月を待たずに完食してしまいましたが、生産者の方がサービスで入れてくださった「れんこんパウダー」・・・。なんと最近は野菜がパウダーになるのですね。Photo_2
 いったいどんなふうに使うんだろ?と思ってネットで検索してみたら、ハンバーグにシュウマイにドーナッツにホットケーキにと、れんこんパウダー君は大活躍!
 要するにつなぎの役目を果たして柔らかさ、ふくらみ、なめらかさがアップするとか。
 で、鶏肉のつくねに片栗粉の量を減らして、れんこんパウダーを加えてみたところ、これはいけます! 今までは生のれんこんをすりおろして入れていたのですが、水っぽくなったり、加減が難しかったり・・・。その点パウダーだとなんてことはない。
Photo_3 今日は丸いつくねではなく、すし海苔で巻いて棒状にしてフライパンで焼いてから切ってみました。(ぶつぶつの黄色は柚子の皮です。)
 今や干野菜はすっかり定着しましたが、この野菜パウダーもメジャーになるのでしょうか。かぼちゃ、にんじん、ブロッコリーなど色とりどりの野菜パウダーがキッチンに並んで、ささっと料理に振りかけるサマを思い描くと、まさに宇宙食っぽい!
 ところで検索中に、れんこん+ヨーグルトの組み合わせは花粉症に効くと言う記事にぶつかりました!ってことは、れんこんパウダーをヨーグルトにささっと振りかければオッケーなんですね。ふ〜む、野菜の進化はたぶん今年も続くでありましょう。

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2013年1月 6日 (日)

鉄人28号、ぼっかけ焼きそば

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 ここはJR新長田駅の前。鉄人28号が雄姿を見せる広場のそばのビルに、ご当地グルメ「ぼっかけ焼きそば」で有名な焼きそば専門店イカリがあります。「ぼっかけ」とは牛スジとコンニャクを甘辛く煮たもの。ぼっかけの入ったお好み焼きは何度も食べているが、焼きそばは初めて。メニューはぼっかけ焼きそばとぶた焼きそばの2種類だけ、と、めちゃくちゃ潔い。もちっとした麺としゃきしゃきのキャベツ、そこへ歯ごたえのある牛スジと味がしみ込んだコンニャク。めっちゃウマイやん! これは想像をはるかに超えていた。
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 じつはこの店、切り絵作家・成田一徹さんが今年の春に出版された『あの店に会いに行く』で知って食べに出かけたのです。ギャラリーを閉める直前、7月にふらっと来られた成田さんが「こんな本を出しました。バーじゃなくて食べもの屋ですよ」と見せてもらった本。もちろんそのあと得意のバーめぐりにお付き合いしたことは言うまでもありません。それから3ヶ月後にお亡くなりになったと聞いて、キツネにつままれたようでした。いつものようにとても饒舌で、知り合った10年前からぜんぜん変わらないお元気さだったのに。
 これからこの本をいつも手元に置いて、成田さんの代わりに全国のおいしい店に会いに行こうと思います。バーはいっぱい一緒にまわったから、こんどは成田さんの「食いしん坊」という一面をたどってみよう。横から「ね、うまいでしょ」とあの人なつっこい笑顔があらわれそうな気がします。

成田一徹 『あの店に会いに行く』
~人生の想い出にしたい全国の名店~
本体 1,500円 + 税 (発行:マーブルトロン、発売:中央公論新社)

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焼きそば専門店 イカリ
Tel. 078-767-9289
神戸市長田区若松町5丁目2-1

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2013年1月 3日 (木)

賀正 今年も六甲山へ。

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 阪急六甲駅から徒歩10分ほどの我が家。自宅横の道をさらに上へ、上へと上がって行くと六甲ケーブル駅に突き当たり、そこを右に曲がれば登山道・・・2,8kmのルートを登りきれば、六甲山へと出ます。(最高峰はもっと東ですが)
 最近はすっかり馴染んだホーム・ルートと相成りました。標高をかせぐほどに、少しずつ遠ざかって行く我が家・・・ そしてふと気が付けば、自分の周りには誰も居ない。ついさっきまで居たところとはずいぶんと違う世界に自分が身を置き、必死に五感を研ぎ澄まそうとしていることに気付いて嬉しくなってしまいます。
 今日は風がざわめいている。あの柿の木にはまだ鈴なりに実が付いているのに、小鳥たちは見向きもしない。椿があちらこちらで咲き始めた。猪のふんがこんな場所にも落ちている・・・ 等々。
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 栄町のPAXREXをクローズして以来、坂道を下って三宮や元町に向かうことはめっきり少なくなりました。気がつけば坂道を下るのではなく、上がっている。
 でもそれはそれ。やりたいこと、行きたいところ、見たいもの、会いたい人、いつもいつもそんな感情に敏感でありたい。
 あっ、今年は巳年!  六甲山では蛇君にもよく遭遇しますよ。カサカサと忙しく山道を横切って行くだけなのに、毎回「ひゃあ〜!」と仰け反っております。もちろん今は冬眠中でありましょうが。凍てつく季節のすぐ先に・・・ て、あっという間に日々は過ぎるぞ!  少しでも悔いなきステキな日々を。今年もどうぞよろしくお願いします。

 

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