ハッピー・トイズ・プロジェクト2012
年末恒例のフェリシモ ハッピー・トイズ・プロジェクトが始まりました。着られなくなった服や思い出の布で作ったぬいぐるみを、世界中のこどもたちへ贈る手作りイベント。16年目を迎えた今年のテーマは「やさしいコアラさん」。旧居留地の朝日ビルの1F広場にはたくさんの「世界でたった一つ」が飾られています。この展示が終わると、このコアラたちは国内はもちろん37の国と地域へ。そしてこどもの施設や病院、難民キャンプなどで笑顔の出会いが待っている。これを手作りした人もきっとそんな笑顔を思い浮かべながら、心を込めて作られたのでしょう。一つ一つの個性的なコアラを見ていると、温かい想いが伝わってきます。
このハッピー・トイズとともに展示されているのがトリビュート21のチャリティプレート。著名なファッションデザイナー、建築家、イラストレーター、アートディレクター、女優などが参加しています。佐藤邦雄さんをはじめ知っているアーティストの作品が多くて、すごく楽しめました。こちらの売り上げは、あしなが育英会を通じて東日本大震災で親を失った子供たちへの支援と、ユネスこを通じて発展途上国のこどもたちを対象にした教育プログラムの活動に使われるそうです。未来の希望であるこどもたちが、もっともっと輝ける世の中になるよう願っています。
ハッピー・トイズとトリビュート21、これらフェリシモが手掛け二つのプロジェクトは、災害や戦争、飢餓、貧困などに翻弄されるこどもたちをサポートすることで世界にスマイルを広げよう、という気持ちがよく伝わってきます。ルミナリエ見物の前に、ぜひこちらもご覧ください。風は冷たくとも、ちょっと心は温かくなりますよ。
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