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2012年11月 8日 (木)

蕎麦屋の湯桶

Photo
 他人の会話にわきから口出しする人、あるいは横から口出しすることを「蕎麦屋の湯桶(ゆとう)」と言うそうです。そば湯を入れてでてくる湯桶、ごらんのように正面ではなく角に注ぎ口と取っ手がついている。だからまっすぐにには注げないので横向きにに出す。でもとても使い勝手よくできています。この写真は松本のおいしい蕎麦屋さん「五兵衛」で、おすすめの「粗碾き生粉打ち十割蕎麦(あらびききこうちじゅうわりそば)」を食べたあとのそば湯を撮ったもの。それにしても読み方のむずかしい言葉が多いブログじゃわい。ちょっと横にズレましたが、この容れ物からできた「湯桶読み(ゆとうよみ)」という言葉もあるそうです。訓読みなら「ゆおけ」、音読みなら「とうとう」が普通のところを、前半を訓で後半を音で読む変則的な読み方のこと。逆に前半を音、後半を訓で読むのを「重箱読み」。なるほどね。Photo_2
  こんな話を聞かせてくれたのは友人のそば打ち名人。この名人は湯桶に興味があるのではなく、もちろんそばそのものの味を探求しに五兵衛さんにやって来たのです。手碾き石臼で玄蕎麦を丹念に碾き、「つなぎ」を加えずに水だけで打つという野趣豊かな十割蕎麦です、とホームページで紹介しているこの店のそばを私に教えてくれながら、自分自身の技術と知識を深めるために。じつは4日連続、奈川を拠点に信州で新そばを食べております。ちなみにこの五兵衛は松本城の北、国の重要文化財になっている開智小学校のソバにあります。名店です。

そば屋 五兵衛
長野県松本市開智2-2-17
Tel. 0263-33-9332(予約不可)
11時~15時 水曜定休
※ただしお蕎麦が終了次第閉店します

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