越後妻有トリエンナーレ その3
川西エリアのナカゴグリーンパークに、作品「越後妻有レインボーハット2012」はありました。木の枝で支柱を組んでテント地をかぶせて泥を塗る。アフリカの泥の家のような独特な質感で、大きなドーナツ状に大地をおおうシェルター。ん、どこかで見たことが・・・。ちょうど作家の関口恒男さんがいらっしゃったので、お話を伺うことができました。「去年の秋、神戸ビエンナーレに出品されていませんでした?」「はい、もっと規模は小さかったですが・・・」。ということで、去年もお話しさせていただいたことを思い出しました。去年は見に行った日がお天気が悪く、関口さんの作品の面白さを目にすることができず、お話から想像するしかありませんでした。今回は真夏の太陽サンサン、これ以上ない条件です。
ドーナツ状のシェルターの中庭に水を張ったタライを置き、そこに三角形の鏡を立て掛ける。水と鏡がプリズムの効果を生んで、虹色のヒカリがシェルターの内部に現れる、というもの。太陽の位置が刻々と変わるので、関口さんは大忙しで鏡の角度を変えています。「朝や夕方は太陽がもう少し横に動くので、もっとラクです」ということですが、暑いなか作家さんも大変です。
虹を見ると童心に帰る。誰もが夢見心地になる。関口さん、これからも各地の人々に幸せな夢を見せてください。
大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2012、
2012年7月29日(日)~9月17日(月・祝)
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コメント
お久しぶりです
そしてお疲れさまでした
いきなりですが
観月会の季節です
案内状いかがいたしましょう
愛想のないコメントでごめんなさい
では
年末のレンコンもあることですし。。。。。
投稿: 三木です | 2012年8月12日 (日) 15時17分