PAXREXを見下ろしながら
ギャラリーから帰るとき、神戸市の市章や船の錨形に電飾が浮かび上がる山があります。元町のすぐ裏山です。新緑が美しいこの山へ、新幹線の新神戸駅の横からハイキングに行ってきました。
布引の雌滝、雄滝を眺めて、猿のかずら橋という名の意外と新しくできた吊り橋を渡り、急坂を上り詰めると標高323mにある瀧山城址。戦国時代の山城があった場所で、いまも石垣や建物跡の礎石の名残らしきものが木立の中に点在しています。城山とも呼ばれているが、ヒイヒイ言いながら登るこんなところに、よく城を築いたものだと感心する。
ここからは比較的ラクな上り下りを繰り返し西へそして南へ、しばらく歩くとやっと市章の横に出ました。夜に電飾で見る神戸市のマークやイカリが、風力発電や太陽光発電でまかなわれていることを初めて知りました。へぇ、神戸市もやるやん。山を削ったり、海を埋めたり、自然破壊ばっかりしてきたけれど、いいこともしているのだ。後は下るだけでギャラリーまで1時間もかからない。このルートはあまりハードでもなく、自然の中で英気を養うにはぴったりのコースでした。山も海も間近な神戸ならではの楽しみです。
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