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2012年4月21日 (土)

はじまりは「ひぶな」

Photo 金魚の先祖は「ひぶな」。約1700年前の中国で、突然変異で生まれたという。そこから品種改良を重ねて珍しい姿、美しい形が次々とつくり出されました。金魚すくいでおなじみのこの「ひぶな」はご先祖に近いだけに、つまり自然に近いから長生きです。我が家でも夜店からやって来て10年以上も長生き。15cmぐらいまで大きくなった子がいます。ちゃんと名前も付いていました。
 このPECHUさんの作品は、金魚独特の華やかさには欠けるものの芯の強い「ひぶな」の特長がよく感じられる。美しいけれどどこか人工的で弱々しい品種と違って、人間の助けを借りなくても立派に生きてみせるぞ!という決意が成長とともに現れてくる。まだ半分は野生の血が残っているのでしょうか。背景の黒のパターンもキリッと画面を引き締めて、現代を生きぬく自立したモダンな金魚像を確立していると思います。こんなことを意識してか無意識か、PECHUさんは見事に対象に迫っています。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展 「さいかい」
4月21日(土)~5月15日(火)
11時~19時 水曜定休

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