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2012年3月10日 (土)

奇跡の一本松の子どもたち

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 3.11の大津波に呑み込まれた7万本の松原で、たった一本生き延びた奇跡の一本松。陸前高田市の復興のシンボルとして被災された方々をずいぶん励ましてくれたけれど、やはり塩害には勝てなかった。「高田松原を守る会」が保護を事実上断念したというニュースが流れたのは、昨年12月のことでした。とても残念に思われた方も多いことでしょう。
 でも、すこしご安心ください。その子どもたちが岩手県滝沢村の東北種苗場で無事に育っているという。昨年4月に枝の先端部100本を接ぎ木をしたうちの4本から新芽が出ているそうで、うまくいけば3年後には陸前高田に植えられるようです。そしてこの4本には名前がついているのです。長男はノビル、二男はタエル、三男はイノチ、四男はツナグ。名付け親は漫画家のやなせたかしさん。困難を乗り越え、新しい松原に育ってほしいとの願いが込められています。最新のクローン技術で奇跡の一本松の遺伝子が後の世まで受け継がれていく。これも時代だなぁ。
 ちなみに東北育種場では「林木遺伝子110番」というサービスがあるそうです。これは天然記念物や衰退の危機にある貴重な樹木を守るため、クローン再生などで苗木を育て、里帰りさせるもの。ここで新しい命を芽生えさせて故郷へ帰っていった名木が、いままでにもあるそうですよ。

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