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2011年12月20日 (火)

雪の中から咲く「すいせん」

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 「すいせん」の学名はナルシサス。ギリシャ神話の、水面にうつる自分の姿に恋して死んでしまう美少年・ナルキッソスからきています。彼はナルシストの語源にもなっている。だから花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」「エゴイズム」だそうです。ちなみに原産地はスペインやポルトガルなど地中海沿岸地方。日本には中国を通じて入ってきたようです。
 このすいせん、別名は「雪中花」。これは文字通り、春の訪れを予見したように雪の中から真っ先に咲くからでしょう。小林鷹さんの「すいせん」は、まだまだ寒々とした空を背景に健気に清らかに咲いています。そこには寒風に負けない芯の強さも見て取れる。手すき和紙の質感のせいか、花がすごく立体的に見えます。何人かの方が「これ、押し花ですか?」とおっしゃったぐらい。それは和紙の効果だけではなく、ライティング技術や背景のセンスなどすべての面で高い完成度に到達した芸術作品だからでしょう。これら素晴らしい「和花」も今日で見納め。また機会がありましたら、ご覧いただけるかもしれません。今年の展示は終了です。どうもありがとうございました。

ギャラリーPAXREX
小林鷹 作品展「静穏」
2011年12月4日(日)~12月20日(火)
11時~19時 水曜定休
 

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