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2011年8月21日 (日)

これぞ大和なでしこ!

Photo_2  標高1400mに位置する信州奈川。訪れた8月半ばにはもう、秋の気配が漂っていました。野山にはその訪れを告げる花たちがぽつぽつ。でも可憐なナデシコに出会ったのは奈川高原のとあるファームでした。
 「最近はすっかり改良が進み、和製のナデシコを目にする機会は減ってしまっているんですよ」とファーム経営の奥さま。
 ナデシコと言えば、当然なでしこジャパン! 大震災に泣くこの国に、久々の明るい笑顔をもたらしてくれた彼女たちの活躍で、この花もやたら脚光を浴びているようですが、実は皆さん意外と和製ナデシコを知らない、見てないらしいのです。そう言えば花屋さんでみかけたり、園芸品種として販売されている種類とはちょっと違う。
Photo_3  北半球の温帯域を中心に約300種も存在するというナデシコ科ナデシコ属。その中で日当りのいい山野や河原に生えるカワラナデシコを、ナデシコまたは大和ナデシコと呼ぶそうです。大輪のバラとは対極に位置するような、か細くて、地味で、主張をしないその可憐な姿は、凛とした清らかな美しさを持つ日本女性を称える言葉としても用いられてきましたね。たとえ時代が変わっても、ヤマトナデシコの清楚な姿は変わらない。
「どうぞ、お持ちになって」と、ファームのオーナーが切ってくださったそのナデシコを、高原の緑をバックに窓辺に飾ってみました。
 いいなあ〜大和なでしこは! 小さな花がそれぞれ、ちょっとあっち向いて、こっち向いて、けれど確実に真摯に上を向いている。控えめに寄り添いながら、一つの美を作り上げている。長い時間、すっかり見とれてしまいました。
 と、神戸に戻ってみれば猛暑だ! けれど季節は巡る。神戸の町を見下ろす六甲の山並みにも、秋を告げる草花が咲くことでしょう。今度はどこで大和なでしこに出会えるかな?

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コメント

ナデシコと言っても300種もあるとは知りませんでした。奈川高原のナゼシコ、素敵ですね。deepshell

投稿: deepshell | 2011年8月22日 (月) 21時23分

300種類もある中で”貴重なナデシコ”となりつつある種類を見れてラッキーでした!
今浴衣の柄なんかにも、ナデシコが大人気だそうですheart04ホントに可憐な花ですよね?
ツイッターでもつぶやいてくださって、有り難うございました。

投稿: けいママ→deepshellさんへ | 2011年8月22日 (月) 22時07分

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