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2011年6月18日 (土)

水は水としてのみ存在する

Photo_4 砂漠で出会う一滴のように、渇きを潤し生命を保つ水がある。日照りに苦しめられた畑の野菜を蘇らせる水がある。水のおかげで地球の動植物は繁栄してきました。でも一方では、津波や水害となって荒れ狂うすさまじい威力に打ちのめされてもきました。でも、ありがたい水も恐ろしい水も、どちらも自然の姿。当然のことながら人間の都合では計り知れない力と効能を秘めて、ただ水の都合でのみ存在している。
 無色、無味、無臭。これが水の本質だ。だから何色にも染まる。何味にも化ける。薬や滋養を溶かしもするが、毒もまた紛れ込む。それを私たちがどう解釈しようが、水のあずかり知らないところだ。人間は自分たちでコントロールできないものまで支配下に置こうとしてきました。もう一度自分の無力を思い知り、自然に対して、水に対してもっと謙虚になるべきではないでしょうか。
 水についてこんなさまざまなことを考えさせてくれた、森善之さんの「水のすみか」展もあとわずか。青と緑の美しいトーンが、この季節を爽やかにしてくれます。
※6月18日(土)14時~20時 19日(日)15時~19時
     作家の森善之さんがギャラリーに来られます。

ギャラリーPAXREX
森善之 写真展 「水のすみか」
5月28日(土)~6月19日(日)
11時~19時 水曜定休

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