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2011年1月

2011年1月29日 (土)

キラキラが生み出す新境地

Bw いまPAXREXで開催中のオリジン展。「いままでのPECHU作品とは、また印象が違って新鮮だね」とおっしゃる方が多くて大好評です。例えばこの作品はキラキラ輝くブルーとキラキラじゃない白の2色使いで描かれています。キラキラと言っても画面上はそう見えないのがつらいところ。キラキラ見えるのは視点が動くことによって、光の反射具合が変わるから、ということらしい。うーん、キラキラをブログで見ていただくには動画で表現するしかないのか。
 会場ではおもいきり高い位置に展示して、キラキラがよく見えるようにしています。入ってこられたお客様には、まず最初に「首が痛くなる展覧会です」とご説明。みなさま面白がって楽しまれた後、大きな感動を持って帰っていただいているようです。よかった、よかった。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「オリジン」
2011年1月15日(土)~2月27日(日)
11時~19時 水曜定休

 
 

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2011年1月26日 (水)

これは鳳凰でしょうね

Pechu02 この作品はキラキラ輝く薄紫っぽい微妙な1色で描かれた鳳凰。手塚治虫の「火の鳥」を思い出します。最初から鳳凰を描こうと思ってこうなったのか、それとも描いているうちに鳳凰のようになったのか。いちどPECHUさんに聞いてみましょう。1色で描くとヘタすると単調になってしまうが、これは全然そうではありません。キラキラ具合の変化で印象が変わるし、うまい余白(余黒?)の取り方で今にも飛び立ちそうな躍動感がある。
 今回のオリジン展は、描かれているものが「鳳凰だね」「これは蝶々だよ」というように具体性のあるタイプと、抽象的なパターンで構成され「なんかマヤ文明みたい」だとか「この斜めの構図が好き」といった感覚で捉えるしかないものとがある。でも、どんな色で描こうとも、どんなカタチを描こうとも、すべてPECHUさんだけの独創的な世界になるのがスゴイ。
 見ていただいたお客様のそれぞれの印象をお聞きするのは、本当に楽しみ。へえ、そんな見方もできるんだと感心することもしばしばです。ぜひあなたも語りに来てください。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「オリジン」
2011年1月15日(土)~2月27日(日)
11時~19時 水曜定休

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2011年1月23日 (日)

首が痛くなる!?オリジン展

Origin  なに、それ。ダメじゃない、展覧会で首が痛くなるなんて。いやいや、ごもっとも。でも眼は喜びます。ひざも喜びます。この写真ではわかりにくいのですが、PAXREXのいつもの展覧会に比べて30cmほど高い位置に作品を展示。身長190cmの人にはほどよい高さですが・・・。つまり高すぎます。見上げるので首、疲れます。
 今回の作品、PECHUさんはキラキラ光る画材を使って描いています。このキラキラというのは光の当たりぐあいで見え方、輝き方が大きく変わります。そこが面白いのですが、展示をするギャラリー側は苦労します。昨日までは通常の高さに飾っていましたが、どうも違うなという感じが日に日に高まってきました。来ていただいたお客様には「ひざを曲げて下から見上げると見え方が変わって、また別の美しさがありますよ」といちいち説明していました。ノリのいいお客様は「屈伸運動は身体にいいね」だって。しかし、ここはスポーツジムではありません。それで急遽30cmずつ高くした、という次第。壁面展示の見やすい高さという常識を取っ払うと、すご~くキレイな色が、ひざの屈伸運動をしなくても見えるようになりました。とうぜん眼は喜びます。ひざも喜びます。少々首が疲れても、オリジンの魅力を最大限に生かす方法はこれだ!と納得した新しい展示を楽しみに、ギャラリーPAXREXへおいでください。首を長くしてお待ちしております。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「オリジン」
2011年1月15日(土)~2月27日(日)
11時~19時 水曜定休

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2011年1月20日 (木)

宙に浮かんだPECHU作品

Photo_2  PECHUさんがスケッチブックにむかって独創的なスタイルの細密画を描いている姿を、クリスタ長堀などで見かけた方もいらっしゃると思います。今回の展覧会は、そんな頭に浮かんだひらめきをサッと描いたドローイングを中心に展開。だから額装も今までとは一味違う見え方を工夫しました。黒い画用紙の隅々にまで描かれたパターンをマットで隠さないように、またスケッチブックの端にある穴もリアルに活かすために・・・。で選んだのが、額の中で作品が宙に浮いたように見えるボックスフレーム。奥行きがあるので棚やテーブルの上にも置けます。もちろん壁掛けもOK。お気に入りの場所に飾って気軽に楽しむ、そんな自由さもこのボックスフレームの魅力です。なにしろ、それぞれが世界にたった一つのオリジナル作品なので、描いた時のPECHUさんの気持ちまでダイレクトに伝わって来る、ような気がします。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「オリジン」
2011年1月15日(土)~2月27日(日)
11時~19時 水曜定休

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2011年1月18日 (火)

あらためて、PAXREXのブルー

Logogallery2
 1月17日は忘れられない震災の日。神戸市内ではさまざまな追悼イベントが行われました。ギャラリーでも11時にひとりで黙祷を捧げました。
 この近所には小さな駐車場がたくさんあります。それは、倒壊した建物の跡地にまだ新しいビルが建てられていないから。街の姿も人の心も、復興いまだ道半ばの感を深くかみ締めつつ、ギャラリーをスタートしたときHPに書いた文章の一部を、あらためてご紹介します。
 『シンボルカラーはブルー。海の青、空の青。でも、もうひとつ意味があります。それはブルーシートの青。震災の後、あっという間に神戸にあふれた色。美しかった街を覆いつくした下品で悲しい色でした。しかし、あれから10年以上。気がつけば好ましい色に変わっていたのです。当座の雨露をしのぎ、寒さから身を守り、そこから再生への一歩を踏み出した、むしろ喜びの色ではなかったのか、と。記憶は風化します。でも忘れてはいけないものがある、との戒めをこめたブルーです。』
 このブルーに思いをこめて、災害や戦争による被害ができるだけ小さい世の中になるよう祈ります。

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2011年1月15日 (土)

PECHU作品展、本日スタート

Pechu06  思いがけない寒波に見舞われましたが、ギャラリーPAXREXは寒さに負けず今日から元気に展覧会を開催します。また今年もよろしくお願いいたします。
 さて、2011年の最初を飾るのはPECHUさんの「オリジン」展。PECHUさんと言えば0.3mmの極細ボールペンで緻密に描いた宇宙シリーズ、金魚シリーズ、あるふぁべっとシリーズで評価を高めてきましたが、みなさまに買っていただく作品はすべてジークレー版画でした。「原画は売られないのですか?」とおっしゃる方も多いので、今回はオリジナルだけの展覧会を開くことになりました。ご覧いただくのはスケッチ帳にさっと描いた原画と、立体の天使さまに描いた優美な作品です。
 中心になるのは彼女の頭にふっと美の女神が降臨したとき、すぐに描いたドローイング。これらは熟成され、やがて宇宙や金魚の根源になる、いわばPECHUの素です。黒い画用紙にキラキラ光るペイントマーカーで描かれた数々の作品は、初めて目にするけれどまぎれもなく独創的なPECHUの世界。ますます豊かに、ますます充実するアートワールドをお楽しみください。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「オリジン」
2011年1月15日(土)~2月27日(日)
11時~19時 水曜定休

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2011年1月13日 (木)

灯りの効用、炎の効果

Photo  冬の寒い夜、初めての場所で道に迷ったかと心細くなっていたとき、ポツンと見えた一つの灯り。ホッと安心して疲れた足が軽くなる。じつは見た目ほど暖かくはない暖炉の炎。体の前面は火照ってくるが背中は冷え冷えとしている。しかし、揺らめく炎に魂を吸い寄せられるように見入ってしまう。なぜだろう? 火に対する思いは習慣や文化というレベルを超えて、DNAの記憶とでも言えるような奥深いところの情動。Photo
 アフリカに誕生した人類。その後ヨーロッパやアジアに移住して広まっていった私たちのご先祖は、厳しい氷河時代も生き延びてきました。今のような住居や暖房技術もなく衣服もないけれど、長い時間をかけて環境に適応し、なんとか今の私たちまでつながっている。それとともに、石器をはじめとする道具と火を手に入れたことが大きい。このおかげで生き延びることができた、といろんな本に書いてある。きっとそうなのでしょう。
 夜の闇には恐ろしい肉食獣が潜み、生命の危険にさらされていた原始の時代。火を手に入れた人類は、闇を明るくし獣を近づけず、安心して暮らすようになった。そして子孫を増やし文明を築き、繁栄していった。これだけならメデタシ、メデタシなのだが、この延長が自然破壊や戦争だとしたら、ちょっと考えてしまいます。ヌクヌクと快適な生活をしながらこんなことを思う矛盾にも、人間の業の深さとちょっぴりの希望を感じる冬の夜長でした。

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2011年1月10日 (月)

この冬、きっと会える

Jpg  今年はうさぎ年ですねえ〜。
 世界中に伝わる人間とうさぎの歴史・・・ 日本では「古事記」(712年)に、早くも「因幡の白うさぎ」として登場ですから、相当古くからのお付き合いですね。
 そしてけいママのお気に入りの場所、信州・奈川には「野麦うさぎ」と呼ばれるかわいい子達が生息しています。でも残念ながら、最近ではめっきり見かけなくなってしまいました。
 少し前までは、この地の名物「投汁蕎麦」にも入っていたそうですが、最近はもっぱら鶏肉・・・ おいおい、けいママ、うさちゃんを食べる話かい?
 いえ、野麦うさぎに会いたいって話しです。そしてあなたにも会いたいって話しです。
 耳をピンと立てて、キンキンした冷たい空気の中を伝わって来るかすかな音を聞く・・・ 誰かを、何かを待つ喜び。
 この冬、あなたに会えるでしょうか?  胸の高まりを感じつつ、ただ今PECHU作品展「オリジン」の準備中。キラキラ輝く冬の夜空のように美しい「PECHUワールド」の中で、あなたを待ちます。きっと、きっとあなたに会えますように。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「オリジン」
2011年1月15日(土)~2月27日(日)
11時~19時 水曜定休

 
 

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2011年1月 6日 (木)

PECHUオリジン展の予告です

Poster_020_2 PECHUさんと言えば0,3mmの極細ボールペンでじっくり時間をかけて、チョー細密に描いた金魚シリーズや、宇宙シリーズ、あるふぁべっとシリーズを思い浮かべる方が多いと思います。こんどの展覧会は、それらとは一味違ったもう一つのPECHUワールドをご覧いただきます。
 彼女の中に美の女神が降臨したとき、ペイントマーカーなどで黒の画用紙にさっと描いたドローイングは、ヒラメキや感動をそのまま定着させた、いわばPECHUの素。パターンが増殖し奔流のように動き出す、彼女にしか生み出せない独創的な美の世界がどのように生まれてくるのか、そのヒントを探るオモシロさもあるかもしれません。
 展示する作品は、すべてオリジナルの一点もの。彼女のペンの微妙なタッチを楽しめる、またとないチャンスです。15日(日)からスタートするオリジン展、ご期待ください。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「オリジン」
2011年1月15日(土)~2月27日(日)
11時~19時 水曜定休

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2011年1月 2日 (日)

PAXREXは長めの正月休み

 あけましておめでとうございます。
ギャラリーPAXREXは今年も写真を中心に、見て楽しい刺激をもらえる現代アートをご覧いただけるよう努めてまいりますので、乙仲通りの地下へ足をお運びください。よろしくお願いいたします。
2  と言いながら、1月14日(金)まで長めの正月休みをとらせていただきます。スミマセン。
 そして、今年の最初の展覧会はPECHUさんの「オリジン」展。 いままでは版画を中心とした個展を重ねてきましたが、今回はすべて一点もののオリジナルを展示します。彼女の中に美の女神が降臨したとき、さっと描いたドローイングが中心です。宇宙や金魚シリーズの根源になる、いわばPECHUの素。これまでとは違う、もうひとつのPECHUワールドにご期待ください。
 

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