キラキラが世界をHappyにする
クリスマスの飾り付けが始まり、ルミナリエやイエナリエ、街路樹のライトアップなど世の中キラキラが増えてくる季節になりました。いつも気難しい顔をした人でも子供に帰るのか、キラキラを見るとなぜか表情が緩む。不思議ですねえ。
いまPAXREXで個展を開催中の田中新吾さんは、ターナーのアクリルガッシュ「ラメ入り」の絵の具を使って、写真のプリントの上に直接ペインティングして作品をつくる。ラメ入りなので光の当たり具合や見る角度によってキラキラの感じが変わってとてもおもしろい。ツルんと平面的な写真はともすると退屈になるけれど、いろんな見え方を楽しめるこんな手法があったのかと感激します。 写真技術をベースにさまざまな方法をトライする作家さんが出てきて、写真表現の可能性がぐんと広がりつつある現在。PAXREXではそんな作家さんを積極的に紹介していますが、田中さんもその一人です。
田中さんは「柔らかく優しい作品で、見る人に明るく、ハッピーな気分になってほしい」と考えて創作活動をしているとのこと。ご覧になった方が「元気をもらいました」とおっしゃっていましたが、このちょっとシュールでポップな作品も現物を見てみないと、本当の魅力はわかりません。それこそがWEBや印刷物で大体わかってしまう作品とは違う、新しいアート作品たるゆえんでしょう。
ギャラリーPAXREX
田中新吾 フォト×ペイント展
『 ピーチな話 』
11月20日(土)~12月26日(日)
11時~19時 水曜定休
| 固定リンク
「展覧会情報[2010]」カテゴリの記事
- 六甲山で「マッチラベル展」(2010.12.21)
- ポップな四葉のクローバー(2010.12.24)
- パワースポット下鴨神社の森にて(2010.12.19)
- 吾輩はネコにゃのら!(2010.12.13)
- 大阪で、PECHU「冬の金魚」展(2010.12.07)
コメント