六甲ミーツ・アート&フリーマーケット
神戸の町で道に迷ったら、辺りを見渡して山を探す。「あった〜!あっちが北だわ」。六甲山の懐深く広がる町並み・・・我ら神戸市民は、この山並から数えきれないほどの恩恵を受けて暮らしている。
その六甲山で開催されている六甲ミーツ・アート。絶景を見下ろすこの場所が、現代アートの野外会場として、魅力的であることは言うまでもありませんね。参加アーティストの方々も、さぞや楽しんで作品創りをされたのではないでしょうか。
47点の力作は意外な場所で出会えます。会場のトイレ洗面台には、白いせっけんで作った牛の彫刻。牛のマークの石けん箱から顔を覗かせてかわいい! そっかあ〜、六甲山の牧場にはちゃあんと本物の牛さんもいますよね。
さて訪れたこの日は、山上にてフリーマーケットも開催されていました。イベント名は「Mt.Rokko Outdoor Session Vol.2 」。人気アウトドア用品専門店が参加。中には半額で提供されるものもあって大賑わい。またブースを借りてお店を出す人たちも気合い十分。本格的マウンテンバイクや、大型カヌーも持ち込まれ、中古のダウンジャケットを巡っては、値段交渉もまた楽し。 フード・スペースも充実。会場には甘いワッフル、エスニックなタコスや、ホッと和むコーヒーの香りが漂い、登山後の疲れを癒してくれます。
はい、この日はけいママ、えっちらおっちら自分の足で山頂まで辿り着きましたぞ! そして空前の山ブームを、目の辺りにしてビックリ仰天したのであります。例の「山ガール」とやら!
実はけいママ、高校時代は山岳部に所属! ブイブイとは言わないまでも、夏の北アルプスにてフーくらいは言っておりました。 団塊世代の山女は汚い、汗臭いと敬遠されたものですが、山ガールたちの何とファッショナブルな事。しかもタイツにミニスカートという組み合わせは、保温性や機能性にも優れていると言うのですから、そりやアウトドアウエアが飛ぶように売れていくのも当然なのかも。
やれやれと熱気に押されて、下山のケーブルカーに乗ってみると、目の前にはアートな青年がちょっとメランコリックなポーズで座っておりました。アウトウエアは着ていらっしゃらなくて、時々お体がピカピカ光っておりました。いやはや、我らの六甲山は楽しい事になっていますね。
六甲ミーツ・アートは11月23日まで。
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