FICTION 虚構の写真展
10月23日(土)から始まるPAXREXの展覧会、タイトルは「FICTION…虚構の写真展」です。なんだか難しそうなタイトルですが、決して難解ではありません。むしろパッとキレイでファンタジックな世界。
事実を記録する、というだけでは飽き足りず、新しいアート表現の手法として写真を活用する2人の作家にフォーカスしました。まず、現代日本人の心の不安をテーマに作品を創るドイツ人作家モルテザ・アリアナ。思い切り飛ばして撮った人物像をコンピュータで処理して創造する世界は、とてもポップで華やか。
もう一人のアーティストは本田かな。複数のモノクロプリントを細く短冊状に切り、タテ・ヨコに編んで新たなイメージを紡ぐ。写真の記録性を逆手に取って、懐かしいけれど存在しない世界を巧妙に作り出しています。
ノンフィクションが大原則だった写真から、写真を使ったフィクションの創作へ。新しいアートの潮流をぜひご覧ください。
モルテザ・アリアナ、本田かな
FICTION…虚構の写真展
10月23日(土)~11月14日(日)
11時~19時 水曜定休
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