« 「狼と桜」展、日本人の美意識を映す鏡 | トップページ | RAI CAFE のカレー »

2010年3月15日 (月)

「狼と桜」がPAXREXにやって来た

本田かな写真展 「狼と桜」  獲物を探す狼のように桜を撮った本田かなさんは、フォトクロスという独創的な作品を創る女性アーティストです。展覧会のために彼女が車に乗っけてPAXREXまで運んできた作品。大きいものは80×160cmと迫力満点。桜咲く町の風景が、編み込まれた写真の中から妖しげに浮かび上がります。
 よ~く見ると編地はランダムなんですね。規則的な市松模様ではない。ところが本田さんにお聞きしてみると、一応法則らしきものがあるんです。タテのラインは3マス以上跳ばさない。そうでないと浮き上がってしまうとか。フォトクロスという独創的な作品
 学生時代からすでにこの手法で作品を作り続けて来た本田さん。これはもう職人技? 勝手に手が動く? でもアート作品ですからね。制作途中でハタと手が止まる事も・・・・。そして同じ作品は二度と作らない。作れない。
 写真だけど一点もの。そして写真だけど、切断して編むという手作業が加わります。「今の時代、パソコンを駆使すれば、似たような作品になるんじゃないの?」と言われる事も多いそうです。
 だけど編む。ひたすら編む。そこに込められたものが何か。切断して編むという手作業が加わります それこそパソコンの画面でお伝えする事は出来ません。本田さんが撮った、編んだ桜を、やっとこの春PAXREXで愛でる。彼女の作品に魅せられたギャラリー店主にとって、待望の桜が咲きました。
 展覧会期間中に、きっと多くのお客様が彼女に質問されるでしょうね。「何故切って、編むんですか?」 「何故桜と牛乳瓶だったり、桜と魚だったり?」 観れば観るほど聞いてみたくなる作品かも知れません。でも観れば観るほど不思議な世界に引き込まれていく作品。一ヶ月の期間中、お客様と共にさまざまな発見をする事を楽しみにしたいと思います。

ギャラリーPAXREX
本田かな写真展 「狼と桜」
3月13日(土)~4月18日(日)
11:00~19:00 水曜定休

|

« 「狼と桜」展、日本人の美意識を映す鏡 | トップページ | RAI CAFE のカレー »

展覧会情報[2010]」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/180264/47791207

この記事へのトラックバック一覧です: 「狼と桜」がPAXREXにやって来た:

« 「狼と桜」展、日本人の美意識を映す鏡 | トップページ | RAI CAFE のカレー »