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2010年2月

2010年2月28日 (日)

大阪にて開催中 PECHU「ALPHABET」展

大阪にて開催中 PECHU「ALPHABET」展 ギャラリー箱/2で開催中のPECHUさんの展覧会「ALPHABET」にお伺いしました。PECHUさんのアルファベットシリーズは今回大阪では初お目見え。作品展に熱いラブコールを送って下さったオーナーの廣田さん、展示に際して「どう考えても、うちのギャラリーのスペースでは24枚しか掛けられないんですよね。さあ、どうしようって・・・ 」と言われていたんですが、なるほどそう来たか・・・
 二面の壁にびっしり並んだ「ALPHABET」。そしてそれらを見つめるキューピーたちの後ろにPECHUさんの「P」とキューピーの「Q」です。これはもう一度見ていただかなきゃ!「ギャラリーPAXREXで、見たもん♪」って方にも。もちろんPAXREXで見ていない方には当然。
 大阪の「ギャラリー箱/2」にて思い出すのは昨年11月の我がギャラリーでの「あるふぁべっと展」。「A」から「Z」までをゆっくりと、まるで不思議の国に住む文字たちを訪ね歩くように見ていただく展覧会にしたいと。その意図はかなりいい線行ってたと自信を持っております
 で、今回は全ての文字たちがガアンと迫って来ます!ところがどっこい、優しい文字が居て、力強い文字が居て、語りかける文字が居れば、静かにあなたをただ見つめる文字も居る。「A」と「B」が片寄せ合ってお互いのトーンの美しさを讃える。ナチュラルな「N」は妖艶な「M」の隣に居て、ばっちり個性を競い合う。
 3月6日(土)までですこの小さな空間の中に、どれほど奥深い「ALPHABET」の世界が広がっているか、きっときっとあなたは足がすくむほどに見惚れてしまう。いえ、この場所に突っ立ったままで「ALPHABET」の24文字はお見通しなんだから、足がすくんでも大丈夫!さらに振り向けば、キューピーたちと「P」「Q」が、にんまりあなたにほほ笑みかける。「PECHUワールドにハマっちゃったね。そりゃもう、PECHUに首ったけだね」。
 キューピーたちもアルファベットたちも、あなたのお部屋に、あなたのそばに置いていただく事を心から願っています。必見!の「ALPHABET』展は3月6日(土)までです。

PECHU EXHIBITION開催場所 ギャラリー箱/2
大阪市中央区東高句麗橋1-6 清水不動産ビル1F
Tel 06-7492-8595

PECHUexhibition特設サイト
http://www.pechu.info/

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2010年2月25日 (木)

PAXREXの「ニッポンテキ展」

 イタリア・ヴェネツィアの「仮面のカーニバル」展は、2月21日に終了しました。ご来店下さった数多くの関係者、またお客様に深く感謝いたします。
 さて海の向こうの次はニッポン! この国は美しい! そう感じさせてくれる展覧会をPAXREXからお届けしますよ。
ギャラリーPAXREX「ニッポンテキ展」  現在広告カメラマンとして、日本最高と評される藤井保氏。彼はライフワークとしてひたすら日本の各地を取り続けています。「今のうちにこの国をしっかりと撮っておきたい」。それが彼の持論です。広告の仕事の場合とは違い、チームワークで成し遂げるものではありません。たった一人機材を担いで南へ北へ。吹雪く山にも、台風の荒れ狂う海にも行っちゃいます。
 世界各地を撮影して廻る藤井さんにとって、ニッポンという国の様相はどんな風に写るんでしょうか。水蒸気をたっぷり含んだ独特の気候条件。「空気写真家」と呼ばれる彼が捉えたその写真には、しっかりと見えないものが見えます・・・「はあ?」って? あっは、とにかくご覧あれ。
 そして、そして道端にふと目を転じてみてください。小林鷹氏が撮り続ける「和花」があったりしませんか? 藤井さんと同じく広告カメラマンとして、忙しい日々を送られる鷹さん。彼にとっては「和花」を撮り続ける事がライフワーク。
 外国生活を長く経験された鷹さんは、だからこそ「和花」の持つ美しさに惹かれたのでしょう。帰国後彼独自の技法を生み出し「和花」の魅力を伝えてくれています。「ホントにこれが写真?」初めてご覧になった方はたいてい「信じられない!」とおっしゃいます。それは何故? こちらも実物を見ていただかないとなりませぬ。
 風景と花。被写体は違ってもお二人には共通項がたくさんあります。それは世界中を見て回ったからこそ、心底理解出来るニッポンの美。それを自分の眼でしっかりと捉えたいという情熱。 ニッポンテキなPAXREXにて、お待ちしています。

ギャラリーPAXREX「ニッポンテキ展
2月25日(木)〜3月9日(火)
11:00〜19:00 水曜定休
  ※2月28日(日)は臨時休業いたします。

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2010年2月22日 (月)

祝!ユーハイムのバウムクーヘン・100周年

ユーハイムの創設者カール・ユーハイム氏 100周年って凄い!十年一昔を十回繰り返してやっとだぞ。100年の恋も冷めるんだぞ。でもユーハイムのバウムクーヘンの美味しさは変わらないぞ。
今日は、今年100周年を記念してユーハイムから発売されたメモリアルバウムクーヘンをご紹介します。
 思えば我が身の結婚式で引き出物として、皆さんにお配りしたのもユーハイムのバウムクーヘンだった。木の年輪を思わせるフォルムが、人の人生と相まってよく慶事に使われるでしょう?
 で、けいママはン十年間ステキに、誇れるように年輪を重ねて来たかい?まあ、それはさておいて、神戸に本店を置くユーハイムの創設者カール・ユーハイム氏とその妻のエリーゼの歴史物語には胸を打たれました。
100周年のメモリアルバウムクーヘン 厳しい修行を積んで優秀なお菓子職人となったカール氏が最初に店を構えたのは、当時ドイツの租借地だった中国の青島(チンタオ)。ところが戦争勃発で日本に強制連行されます。彼は自分の意志で日本にやって来たのではなかったのですね。
 収容された先は広島。たまたま広島物産陳列館(現在の原爆ドーム)で開かれたドイツ作品展示即売会で自慢のバウムクーヘンを出品。これこそ日本で初めて焼かれたバームクーヘンだったのです。
 その後横浜で開いた店は美味しさで大評判となります。けれど関東大震災で全てが消失し、一家は神戸へ。多額の借金をしてどん底から立ち上げた店は、やがてこの地にしっかりと根付き、今や神戸を代表する名店となり現在に至っています。どんな困難な状況にあってもエリーゼは言ったそうです。
「私たちは最高の材料と最高の技術でお菓子を作っています。心配ありません」と。パッケージにはユーハイム氏とエリーゼさんが
そしてカールは日本の職人たちにその技術を惜しみなく伝え、けれどマイスターの誇りであるバウムクーヘンにこだわり続けたと言います。
「まっすぐなおいしさで100周年」そのキャッチフレーズの意味がよくわかるすばらしい逸話。戦争や天災に翻弄されながらも、かたくなに夫妻が守り続けた味は、我が町神戸の誇りでもあります。
 そうそうPAXREXが3周年記念に買ったお菓子はやっぱりバウムクーヘンでした。まもなく4周年・・・たかが4周年。そう言いながらやっぱりバウムクーヘンでお祝いをしましょうかね。

※ギャラリーPAXREXの今後の予定
・2月25日~3月9日「ニッポンテキ展」
 (水曜定休・2月28日は臨時休業)
・3月13日〜本田かな写真展「狼と桜」

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2010年2月19日 (金)

PAXREXの「仮面のカーニバル」は21日まで

サン・マルコ広場に位置する「カフェ・フローリアン」  イタリア・ヴェネツィアで行われていた今年のカーニバルは、16日で幕を閉じました。けいママも先日ご紹介したライブカメラのサイトで、時々チェックしていましたが、サン・マルコ広場も今は宴の後・・・。ご存知ヴェネツィアの超有名店、この広場に位置する「カフェ・フローリアン」に集った面々も「じゃあね。また来年!」と、日常生活に戻っていった事でしょう。マルコ・マイアンティ写真展
 人は仮面を付ける事によって我を忘れ、いつもとは違う時間を過ごす。それは誰の心にも宿る願望でしょうか。同じ変身するのなら華やかな方がいい。美しい方がいい。「お願いです! あなたの写真を撮らせてください」と、多くの人々からカメラを向けられる快感。
 今回の写真展で仮面を付けた人々が、プロのモデルではなく、ごく一般の人々である事に驚かれた方も多かったんです。でもちょっと考えてみると、写真を撮られるのは大の苦手と言う人だって、仮面を付けてしまえば、豹変するかも。
マルコ・マイアンティ写真展  しかも舞台はヴェネツィア。車の入って来ない入り組んだ路地裏。至る所に出現するカンポ(広場)と趣のある橋。大運河を多くの船がせわしなく行き交い、また小運河を観光客を乗せたゴンドラがゆったりと進む。歴史をさかのぼれば、一年の半分近く、この町で仮面カーニバルが開かれていた時期があるそう。たぶん何の違和感も、不思議もなかったのでしょう。マルコ・マイアンティ写真展
 ただあまりにも人々の無礼講がひどくなったという事で、一時期行われなくなっていたこのお祭り。近年復活して、年々華やかなものになりつつあるとか。
 「来年は、いえそのうち必ず行ってみたいです!」と、お客様に混じって、カーニバルの期間中にはまだこの町を訪れた事がないけいママも、目を輝かせています。
 今回は展覧会中に特に人気の高かった作品をアップしてみましたが、26点の仮面は圧巻ですよ! 会場で宴は出来ないですけれど、遠いヴェネツィアに想いを馳せて、PAXREXの『仮面のカーニバル』にご参加下さい。お待ちしています。

マルコ・マイアンティ写真展
後援:在大阪イタリア総領事館
「仮面のカーニバル」
1月16日(土)~2月21日(日)
11:00~19:00 水曜定休

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2010年2月16日 (火)

今日のサン・マルコ広場

サン・マルコ広場は「カーニバル」で大賑わい!今日のサン・マルコ広場は? ふむ。「晴れだな」「賑わっているな」。いや〜、世の中、便利になりました。ウェブカメラによって、遠い異国の地が中継されている。ヴェネツィアだと、サン・マルコ広場やリアルト橋など数カ所に設置されたカメラが最新の状況を伝えています。
 彼の地は本日16日まで「カーニバル」開催中。現地に行けなかった人も、お祭り気分をちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。

↓サン・マルコ広場 このページへのリンク
http://www.comune.venezia.it/ から「Webcam」)
「CITTA' DI VENEZIA」から(Piazza San Marco)

↓こちらはリアルト橋
(奥に見えてます。ちょっと霞んでる? 手前は仮装の人?)
Ponte di Rialto

↓ちなみに我が家のMacにはヴェネツィア・ウェブライブカメラのウィジェットが。ボタン一つでチェックできて便利!
我が家のMacのウィジェット


“PAXREXのカーニバル”もよろしくです

マルコ・マイアンティ写真展
後援:在大阪イタリア総領事館
「仮面のカーニバル」
1月16日(土)~2月21日(日)
11:00~19:00 水曜定休

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2010年2月14日 (日)

Saint Valentine's Day

Saint Valentine's Day  バレンタインデーですね。今日一日で、日本全国いったいどれほどのチョコレートが行き交うんだろか?マルコの愛妻ユミはスイーツに目が無い!食いしん坊の口はある・・・この時とばかり、チョコレートを求めていそいそ。ひろパパにもプレゼントしてくれまして、写真を撮っておこうと思いながら、結局食べちゃいました!美味しかった!ごちそうさま。
 一方チョコレートに走るユミを横目に、相変わらず写真、写真のマルコ。そんな彼が撮ったカップルの写真をPAXREXからあなたに。撮影場所はイタリアの何処だろうか?たとえどんな場所であっても、そこには二人だけの世界が広がり、フォトグラファーマルコがそのシーンを逃さない。ふ〜ん、でもやっぱりチョコレートのほうがいいって?まあそうおっしゃらずに。
 イタリアでも日本でも、若くても、年配でも、仲良き事はすばらしきかな。みなさま、笑顔に満ちたステキなバレンタインデーをお過ごしください。
マルコ撮影のカップルたちの写真を

イタリアの何処だろうか?

仲良き事はすばらしきかな
写真撮影by マルコ・マイアンティ


今回ご紹介したマルコの写真をご覧いただける、彼のサイトはこちらからどうぞ

http://www.gremetti.com/

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2010年2月11日 (木)

向井理依子さんの額装はアートだ

「フランス額装」のマルコ作品  いよいよヴェネツィアでは6日から仮面カーニバルが始まっています。ギャラリーPAXREXの展覧会もたけなわ。
 今回マルコ・マイアンティの作品は26点。そのうちの3点を「フランス額装」にして展示、販売しています。はあ?フランス額装? 聞き慣れないこの言葉。でも要チェックですよ。2月10日の産經新聞にて
 手がけて下さった向井理依子さんが、2月10日の産經新聞にご登場です。取材場所はギャラリーPAXREX。
「そもそもフランス額装とは何ですか?」
「フランス語のENCADREMENT(アンカードルモン)は枠を付ける、額縁に入れる事を意味します。絵やポストカード、版画、オブジェなどをより引き立たせるためのテクニックがフランス額装。作品の周りにおかれるマットを装飾し額とコーディネートすることによって、1点ものの額装作品となります」。なるほど!
 けいママも大好きな、いかにもヴェネツィアらしい一枚の写真。夜明けを迎えた海に佇むモデルの、幻想的なワンシーンを際立たせる、まさにご本人もおっしゃる通り会心の作ですね。華やかさの中に潜むアンニュイな素顔・・・。仮面の下に隠されたその表情までをも連想してしまいます。マットをポルティコ風に重ね合わせて マットを囲む繊細で美しいラインは、もちろん向井さんご自身の手でカラス口で描かれたもの。ラビと言う伝統的な技法だそう。
 ポルティコ(アーケード)でポーズを取るモデルの写真。さらにマットをポルティコ風に重ね合わせていく事で奥行きが広がり、まるで吸い込まれていきそう。しかも額縁の色を衣装に合わせる心憎い演出。こんなに難しい色もちゃんとマッチング出来るんですね。マルコも最初に見た時、大絶賛でした。
 また自由自在な発想で布まで使っちゃう! きらびやかな衣装をまとい、扇子から顔を覗かせるゴージャスな夫人。向井さんは2種類の黒い布で縁取り、さらに光る織物をぐるりと配置する事によって、ゴージャスな雰囲気をさらにアピール。2種類の黒い布で縁取り、さらに光る織物をぐるりと配置 シルバーの額縁も「こんなん、見た事ない!ステキ」と、お客様に大好評。
 本場フランスで勉強を重ねられ、国家資格を取得して帰国。何と20以上のテクニックと筆記試験を見事クリアーなさったのです。
 「それにしてもマニアックなお仕事ですよね? いったい何故? 途中で止めようとは思われなかったんですか?」「ええ、思わなかったですね」。記者の質問に、さらりと笑顔で答える向井さん。
 フランス額装・・・。こりゃ、面白そうだ。そして奥が深そうだ。そう思う人がポツポツと現れるのが、きっと彼女の喜び。あなたもぜひご覧くださいな。フランス額装・イン・PAXREX

向井理依子さんのフランス額装のサイトはこちらからどうぞ
(アトリエでは教室も開かれています)

http://encadrement.jp/

 

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2010年2月 9日 (火)

スタイリッシュなマルコの写真

 現在ギャラリーPAXREXで開催中のマルコ・マイアンティの作品「仮面のカーニバル」は、カラフルでとても華やかです。でもこんなに色鮮やかなシリーズは、フォトグラファーマルコにとって、実はめずらしい。
 「へええ〜、じゃあどんなんが多いの?」ってわけで、今日は昨年ヨーロッパで紹介された彼の作品をちょっとご紹介しましょう。
 写真がアートとして、高い位置を築いているヨーロッパでは、企業の中にも優れた作品を積極的に見つけ出し、なおかつ自社製品に取り入れていこうという試みがあります。
GLAMOUR(グラムール)というオランダのファッション雑誌  ジーンズメーカーとして、広くその名を知られるLeeもまたその一つなんですね。Lee・Europe主催の「Make History」と名付けられた写真展。さまざまなアーティストの優秀作品が選ばれているのですが、その中にマルコの撮った一枚も仲間入り。他の作品と共に、ミラノ、ハンブルグ、ベルリン、アムステルダムの各都市を旅したようです。(入賞作品は、Tシャツの図柄として採用され、いずれLeeから販売されます。)
 さらにGLAMOUR(グラムール)というオランダのファッション雑誌に、この展覧会の事が紹介され、そのページをドドンと飾ったのが、マルコの作品です。
Lee・Europe主催の「Make History」  いかにも活発そうな現代っ子がかっかと横断歩道を渡る・・・ちょっとケバい(失礼!)光るピンクの靴と縞模様のストリートとの組み合わせ。これは片時もカメラを離さない、マルコの会心のショットでしょうか? ちなみに撮影場所は大阪。ヨーロッパではありません。でも横文字に囲まれているせい? 何だかとても異国な感じ・・・。
 彼の撮る写真は、それがお相撲さんであっても、日本の伝統的なお祭りであっても、ベタな和食であっても、やっぱり何かが違う。新鮮で驚かされる。イタリア人として日本の異文化に触れる時も、また故郷に戻ってカメラを構える時も、マルコ・マイアンティの溢れんばかりの好奇心は、スタイリッシュな一枚の作品となって、我々の前に現れます。
 国の違い、言葉の違い、それらをひょうひょうと乗り越えて、写真アートの世界が広がっていく。そんな可能性を彼は感じさせてくれる。現代日本の写真がヨーロッパで、そしてヴェネツィアの写真が神戸でお披露目されて、人々を楽しませてくれているわけですものね。

マルコ・マイアンティ写真展
後援:在大阪イタリア総領事館
「仮面のカーニバル」
1月16日(土)~2月21日(日)
11:00~19:00 水曜定休

 

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2010年2月 6日 (土)

横尾忠則氏の「Y字路」公開制作

横尾忠則氏の“Y字路”公開制作に行ってきました 兵庫県西脇市ご出身の横尾忠則氏が、ライフワークとして取り組んでおられる『Y字路シリーズ』。今回丹馬地域のY字路制作風景を、間近で見られるというイベントが兵庫県立美術館で行われました。
 定刻の10時を過ぎて現れた横尾氏。今か今かと待ち構えている我々に「いやあ、今日は体調がどうも・・・。背中痛くてねえ〜」。そっかあ〜、2日から始まっているこのイベント、やっぱりお疲れなんだわと思ったらいきなり映画『アバター』の話です! 「昨日休みだったから観に行ったら最前列しか空いてなくて、首痛くなってねえ。でも凄いよ、『アバター』は! 皆さんもう観ました?」
 「はあ〜?」ってちょっと拍子抜けの一般大衆。我らが兵庫県民が誇りとする偉大な画家は、やはりオーラがありました。昨日まで取り組んでおられた「Y字路」をチラッと見て、着替えのために一旦退場。司会の方が「これはもう、完成なのでしょうか、もう少し手を加えるのでしょうか・・・。工事現場ファッションの学芸員さんとトビ職ファッションの横尾氏う〜ん、わかんないんですよね」と、場を持たせるのにご苦労なさる中、ダボダボズボンのトビ職ファッションで再登場の横尾氏。ライブペインティングはコスプレで!ってお考えのようです。確かに真っ白なキャンパスに、画家は路を引き、家を建てる。理にかなってます。何でヘルメットかぶった工事現場の方がキャンバスを運ばれるのか、そんなに重いんだろか?と思っていたら、その方もコスプレだったんですね。実は兵庫県立円山公苑美術館の学芸員さんでした。
 「まだね、こちらに関しては構想湧いてないんですよ。どうしよ?」と、今から制作に入られる「Y字路」の写真を見ながら続く軽快なトーク。「とび職コスチュームのカタログもあってねえ、選ぶのが楽しいよ。そうそう時々外人さんがお土産に買って帰って、街着にしているみたい。僕もこの格好でレストランに行ったりする。もちろん変な顔されるけど。あっはっは!」。
 ところでこのステキな画家の心を捉える「Y字路」。右へ行こうか、左へ行こうか。岐路に立つ建物の前で、画家の目ははいったい何を見出すのでしょう?溢れる好奇心、遊び心、何にもとらわれない自由奔放な精神・・・「何で画家になったのか、未だにわかんないよ」って、そんな言葉が今もさらっと出て来る横尾忠則氏の魅力を十分に感じ取れた、素晴らしいイベントでした。行ってよかったあ〜!

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2010年2月 4日 (木)

PECHU さんの「PQ」展がスタート

大阪のギャラリー箱/2にて開催中の展覧会 みなさん、こんにちは。
僕たち(私たち)は、PECHUさんがペインティングをしたキューピーたちです。大阪のギャラリー箱/2にて開催中の展覧会で初お目見えです。そうです。PECHUさんが作ったキュー(Q)ピーってわけで『PQ』です。
 ここのギャラリーはちっちゃい、ちっちゃい!そのど真ん中にスト〜ンと居座ったでかいヤツは、この展覧会のシンボル的存在?いやいや、そうは言わせないぞ!おいらたちだって、体はちっちゃくてもPECHUキューピーだい!
 PECHUさんがペインティングをしたキューピーたち体の大きさはさまざまだけど、何と100人以上が勢揃いだぞ!巷ではバレンタインデー近し。体にハートをくっ付けて、いちゃいちゃしてるペア・キューピーも居れば、愛を運んであげるって羽根を付けたヤツも、空を飛んでるおちゃらけなヤツも。当初は50人ぐらいの予定だったのに、PECHUさんがノリに乗って、こんなに〜作っちまった。
 初日、早くもギャラリーPAXREXのけいママがやって来た。もちろんかねてからの熱狂的PECHUファンも。みんなどの子を選ぼうかと、真剣そのもの。そりゃそうだよね。同じ子は居ないんだ。オンリーワンだ。あなたにとって、大事なオンリーワンだ。
一回千円でひもを引くと運命のキューピーが「う〜ん、どうしよう?選べない!」そんなあなたには糸つりPQをオススメ。一回千円でひもを引くと運命のキューピーが、ススーと天上向かって上がって行く。どんな子が?ってもうドキドキ。けいママがゲットしたのは、ブルーの☆と月をまとった子。運命だ〜!もちろん目と目が合えば、それも運命・・・って選び方もある、ある。とにかく来てよ。
 PECHU EXHIBITION@ギャラリー箱/2ところで以前テレビにも出演したデカキューピーは、この何ヶ月間PECHUさんに抱っこしてもらってずっと一緒だったそうで、PECHUさんは別れがつらいとか・・・悔しい!いや、僕(私)もきっと、きっと、ステキな人の元へ行って大事にしてもらうんだ。
 ところで今喋ってるあなたはどのキューピーって?さあね。それを見つけてくれるのはアナタだよ。

PECHU EXHIBITION開催場所 ギャラリー箱/2
大阪市中央区東高句麗橋1-6 清水不動産ビル1F
Tel 06-7492-8595

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2010年2月 1日 (月)

マルコ&ユミ、講演会は大盛況

講演会「ヴェネツィアのカーニバル」 小雨煙る日曜日、神戸にて講演会「ヴェネツィアのカーニバル」が開かれました。イタリア語講師の天堀先生が興味深い歴史話を、そして我らがフォトグラファー、マルコ・マイアンティが、現在のカーニバルの様子を、皆さんにお話ししました。
 マルコのトーク、まずは彼の写真のスライドショーからスタート! 何てたってそれが彼の専門分野ですからね。1700年代にヴェネツィアで広く愛されていたアンティークな曲に載せてのお披露目は、とても幻想的。いつもギャラリーで写真に見入っているけいママも、思わずうっとりしてしまいました。
 またその後に続いたトークでは、ちょっと貴重な映像も見せてくれましたよ。写真のスライドショー たとえば天使に扮した女性がサンマルコ広場に空から舞い降りる(?)“ヴォーロデルアンジェロ”と呼ばれるオープニングのイベント、世界的なお祭りにふさわしい大掛かりなもの。実際に見てみたいですね、いつか。
この講演会の準備にかなりの時間と労力を費やしたマルコ&ユミ。今や二人はカーニバルを楽しむ達人? 知り合いのヴェネツィア出身のイタリア人から、あるいは現地のサイトからさまざまな情報を仕入れました。(講演会ではお役立ちサイトの手作りメモを皆さんにプレゼント。)
 まずは今年のカーニバルのテーマ。お役立ちサイトの手作りメモ 6つの地域で繰り広げられる「シックス・センス」は、目や唇などの楽しいイラストで紹介されていて、観光客にもとてもわかりやすい。唇のマークの区域を訪ねれば、美味しい食べ物に出会えるというわけです。
 そして何と言っても仮面舞踏会ですからね。お仲間に入れていただくためには、自分も仮装しなきゃという訳で、衣装をどうやって手に入れるか予算に合わせて、いろいろなプランを提案してくれました。そして二人からアドバイス。「とても寒いです。防寒肌着を忘れないで!」こういう提案こそが実は有難い?
おかげさまで大盛況でした  さらにさらに、仮装したからにはこの期間中あちらこちらで開かれるパーティーにどうやって参加するか。かの有名なフェニーチェ劇場でも、映画さながらの素晴らしい舞踏会が開催されるようです。もちろん値段はお高い。で、またまた二人からみなさんにアドバイス。とにかく値段をまずは確かめるべし! 気をつけるべし! これまた有難いアドバイス?
 他にも盛りだくさんの内容で・・・。 続きを聞きたい方、ぜひアドバイザーマルコ&ユミの元へ。
 でももちろん彼が一番語りたいのは写真の話です。ユミも言っていました。「写真の話しをし出すと止まらない。通訳も大変です」。
 そんな二人に会いに、ぜひPAXREXにお越しくださいね。お待ちしています。

マルコ・マイアンティ写真展
後援:在大阪イタリア総領事館
「仮面のカーニバル」
1月16日(土)~2月21日(日)
11:00~19:00 水曜定休

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