針金アート「深海」です。
けいママ大ファンの針金アート作家・浦井真弓さんの展覧会にお邪魔しました。今回のテーマは「深海」。進境著しい浦井さんの、どんな新作が見られるんだろ?とワクワクです。
展覧会場は相楽園すぐ近くのカフェ・SALLOW(サロウ)。なんともレトロないい雰囲気の外観。中に入るといきなりアートな深海魚が出迎えてくれました。天井近くを這うように泳ぐその姿に「ああ、やっぱり今回もやられた!浦井ワールドだ」と、ため息です。
さまざまな種類の針金を自在にあやつる彼女の、卓越した技術あってこその世界・・・ ですが、いつも見入ってしまうのは、そこにきちんとコンセプトに基づいたメッセージ性を感じるからだと思います。
「この空間で展覧会をすることが決まった時、やっぱり深海だな、それしかないなって思って制作しました」と浦井さん。オレンジの光眩い電球から吊り下げられた、か細い針金のオブジェ、ダークな棚に飾られたクラゲや、さまざまな生き物たち。水族館でしかお目にかかれない生き物が、彼女の手にかかるとこんな風になってしまうんだ。
海の底に暮らす彼らには、独特の姿、形があります。目は必要ないから退化してしまう。色素が薄くて、透明になってしまう・・・ 太陽の光、恩恵から遠く離れた世界で暮らす彼らは、ともすれば気持ち悪い。
けれど豊かな神秘性を備え、我々を日常からかけ離れた妖しげな空間にいざなってくれる。それが彼女が意図したテーマ?狙い?
以前お会いした時、しきりに「気持ちのよい線」を浦井さんは強調されていました。自分が好きな線を選んで、それが何かの形になっていく・・・ フウッ!浦井ワールドはどこまで広がって行くんだろ?
深海魚に囲まれて、美味しいランチを頂戴しました。展覧会の期間中コンサートなどのライブも開かれるようです。確かに夜はステキでしょうね。薄暗い空間に僅かな光で照らし出される空間で、深海魚が遊ぶ。でも実は深夜の、人が居なくなった誰も居ない空間こそが一番かも。浦井さんの手から生まれた深海魚たちが、きっと「さあ、今からが俺たちの時間だ♪」と、真っ暗闇の中で、ニタニタしながら光を放っているのかもね。
折りしも相楽園では菊が満開、ブラブラ昼間に出掛けるのもよし。より深く深海を体験したいなら夜に、是非お出かけください。
浦井真弓展覧会『深海』
カフェ・SALLOW(サロウ)
Tel & Fax 078-360-5310
〒650-0004 神戸市中央区中山手通5-1-21
11時〜20時
11月14日(日)はライブあり 一夜限りの"BAR潜水"がオープン
予約・問い合わせはSALLOWまで
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