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2009年9月

2009年9月29日 (火)

月の光のなかで

『月の光のなかで』キャロリン・マックヴィッカー・エドワーズ著 今年、中秋の名月は10月3日だそうですね。月を見上げて、月を愛でる。何てステキな風習でしょう。慌ただしい毎日、時間に追われる日々・・・ せめて、せめてその夜は、心静かに月を見つめたい。
 特に今年はステキな本に出会い、なおいっそう月を身近に感じながらお月見が出来そうです。本のタイトルは『月の光のなかで』。世界の国ぐにから集めた、月にまつわる13のおとぎばなしの本です。
 読み終わってしみじみ思うのは、太古の昔に生きた人々のたくましい想像力。月に住むのは動物であったり、美しい女性であったりとさまざまですが、たまに重なっていたりもする。
月にまつわる13のおとぎばなしの本です ほら、日本では月に住むのはうさぎ?スリランカでもそうなんですって。古くから伝わるお話として紹介されている「野うさぎの贈り物」には、仏教徒の国らしく仏陀が登場。そして輝く月のなかに、野うさぎが住んでいると言い伝えられて来たそうです。行き交う事などまるでなかった人々が、同じように月を眺め、そこに野うさぎを重ね合わせて来ただなんて、とても壮大なロマンだと思いません?
 他にも、月を擬人化し、その月に恋をしてしまった姉妹の話、あるいは若者が空に登って月になる話。古代エジプトやアジア、ヨーロッパなど世界中に伝わるおはなしは、満ちゆく月、満月、欠け行くゆく月、そして新月と4つのパターンに分けられています。
 日々違う表情を見せる月が、人々に与え続けて来た神秘性。そして月と我々のホットな関係。その昔暗い夜道を歩く時、そこに降り注いだ月の光は、どれほど有り難く、やさしかった事でしょう。今、夜通し人口灯に照らし出される都会の中で、せめて我々の遠い祖先の、月と星だけが輝いていた夜空を想像してみたい。そこに広がるファンタジックな世界に酔いしれたい。
PECHUさんが月をイメージして制作した天使さま と、そこに天使さまを見つけたりして?それはどんな?今開催中の『金魚∞宇宙』のアーティスト PECHUさんが、月をイメージして制作した天使さまをご覧あれ。きれいでしょう?あなたも月の光のなかで、どうぞステキなひとときを過ごしてくださいね。

『月の光のなかで』
キャロリン・マックヴィッカー・エドワーズ著
椎名葉訳
ぺんぎん書房

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2009年9月26日 (土)

PECHU作品とPECHU語録

今回はPECHU語録の紹介を アーティストは作品が全て。それだけで全てを語らなくてはいけない?そうとも言えますかね。でも衝撃的な作品に出会ったとき、思いませんか?いったいどんな人が、この作品を創ったんだろ?どんな毎日、どんな人生を送り、何を考えて生きている人だろうと。
これはお風呂シール(@堂島のアートフェア) PECHUさんはもの静かで、多くを語らないアーティストです。初めて彼女と出会い、その作品に接してから、かれこれ3年ほど経つでしょうか。その間彼女が我々に、ポツンポツンと言葉少なに語ったPECHU語録を、今日はちょっとご紹介しちゃいます。
 「作品を創る時に、一つだけこだわっている事があります。それがたとえノートの切れ端とかに、ちょこっと描くモノであったとしても、決して手を抜かないと。それだけは自信を持って言えます」。
現在開催中のPECHU展 彼女の作品である『宇宙シリーズ』は、一枚を描くのに2ヶ月から3ヶ月、あるいはそれ以上を要します。ついち密な線の部分に目がいってしまいがちですが、その大胆な構図、見事な余白は、チマチマと迷っていては描き出されないはず。
「何かすごくラクそうに、どんどん描いていくからなんの苦労もして無いじゃん?って、言われたりするんですけど、目一杯集中してるんです、いつも(笑!)だから後からどっと疲れます」。って事ですよ、PECHUファンのみなさま。
 さてもう一つ、けいママがとても印象に残ったPECHU語録をご紹介。
「私、思うんです。この世でいつも光り輝いている人ほど、すぐ傍に深い闇を抱えているんだろうと。その事を常に意識している人が、私は好きです。物事の一面しか見ない、見ることが出来ない人は不幸だと思っています」。
PECHU作品でいっぱいのPAXREXです これ、聞いた時はガア〜ンと来ましたね(笑!)彼女って幾つだと思います?ン十年生きて来たひろパパやけいママが言うならともかく・・・。光と闇、それはアーティストにとって、そして人生において、永遠の追い求めるべきテーマです。「自分は絵を描く事しか出来ない。それが自分の全て」と語るPECHUさんは、常にアーティストとして、人間として光と闇を見つめているのです。その事を、ちょっとはにかんだ、柔和な笑顔で包み込んでしまっていますが。
 何度観ても、いつまで観てても飽きないと思われる作品のパワーの源は、やはり底知れぬアーティストの人間性と、そして作品創りにかける情熱にあるのだと、PECHU作品を観て思うのです。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「金魚∞宇宙」
9月5日(土)〜10月4日(日)
11時〜19時 水曜定休

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2009年9月23日 (水)

また買っちまった"なべ”の話

Pyrex FlashPan 昼下がりの神戸の町、栄町のギャラリーに向かう途中立ち寄ったデパートの家庭用品売り場(なんかねえ〜、けいママはストレスがたまると、よくここに来るみたいよ。)
 いつものように“なべ”をチェック!シラルガン、フィスラー、クリステル、ティファール、ふん、ふんとチェックしていく“なべオタクけいママ”の目に、突然飛び込んできたなべは、な、なんとPyrex FlashPanではありませぬか!しかもセール用のワゴンの中に入ってるじゃありませんか!(なんかねえ〜、けいママはストレスがたまるとなべを買っちゃうくせがあるみたいよ。)
 いや、いや、これはストレスとは関係ありませぬ。初めてこのなべを、とあるキッチン用品店で見つけた時の感動を思い出す。それは美しいアートを見つけた時と同じだったのです。
 斜めに傾斜を付けた美しいフォルム。そして鮮やかな中にも気品のある色合い。なんて美しい!なんて独創的!聞くとイタリア製だとか。さすがデザイン王国イタリア。腐ってもイタリア。(いや、イタリアは腐ってなんかいない。ごめんなさい。)
 斜めに傾斜を付けた美しいフォルムそれにです。この形には美しさだけではなく、利便性もあるのです。つまり傾斜を付けることによって、格好よく(いや、格好だけではなく)なべをあおる事が出来るんです。さらにパスタソースと絡めたり、少ない油で炒め物といい事ずくめ。し、しかしお値段ちょっと高めだった・・・だから断念したのです。それが今、セール品となって目の前に。
 「お安くなってるでしょ?」ハートマークの目でなべを見つめるけいママに、店員さんがすかさず声を掛けてくる。「ええ、安いですねえ。でもさすがに色はピンクとオレンジだけなんですね」(なんかね〜、けいママキッチンには、なべが腐るほどあるらしいんだけど・・・)
 何言ってんの!なべは腐らないわよ。「大きさは26cmですね?」「そうです。一番使いやすい大きさですよ、お客様」「あっ、はい。我がキッチンには18cm、24cm、28cm、あっ、32cmというのもあるんですが・・・いや、でも一番使いやすい26cmは一つしかないです。一つしか」「フッ素樹脂加工は便利ですしね」「あっ、はい。我がキッチンにはフッ素樹脂加工の他にも、鉄製、アルミ、銅、ホーローといろいろあって、あっ、チタンもあるんですが」
さすがイタリアンデザイン「はあ?あのう、それでお客様、このフライパンはIHではお使いになれないんですが・・・」「いや、ご心配ご無用!うちはガスです、ガス」。
 と、言うわけでPyrex FlashPanは、めでたくけいママキッチンに仲間入り。(なんかねえ〜、けいママは、しばらくは使わずに眺めて楽しむんだって。)あっは、美しきアートに弱いけいママは、美しきなべにも弱いのであります。

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2009年9月20日 (日)

PECHUさん、秋の天満宮にて

久々のてんまーと PECHUさん、久々の『てんまーと』参加と言うことで、様子を見に出掛けてみました。秋が訪れた境内のあちらこちらに、すでに作家さんたちの思い思いの店がスタンバイ。アクセサリー、インテリア雑貨、写真など、アーティストが心を込めて創作した作品を展示、販売するこのフェアー、毎月一回境内を借りて開かれています。でも何と言っても、青空の下での開催ですからね、まずは気になるのがお天気。幸いこの日は、見事な秋日和・・・・すぎる?
 日射しがかっかと照りつけて、色白のPECHUさんにはちょっときつい!と、言うわけで急きょ場所を移動することになりました。「この作品を置く台は、ギャラリー箱/2のオーナーさんが制作してくださったんです。いいでしょ?凄いでしょ?」と、発泡スチロールのボードをパタパタと組み立てていくPECHUさん。
発泡スチロールのボードをパタパタと むむ?このボードはもしかして・・・。はい、8月にギャラリー箱/2で開催されたPECHUペン画展「金魚」のインスタレーションに使用されたものの再利用です!
 あの時のインスタレーションを飾った巨大金魚たちは大反響でした。そして取り外した後は、折りたたみ式のテーブルに変身したわけです。デザイナーとしてオリジナル家具も制作なさっている廣田氏の、豊かな発想、また巧みの技に脱帽です。PECHUさん、以前は台も無くて、それこそ地べたに布をしいて、その上に販売グッズを並べていたんですよ。「これだと、軽いから持ち運びもとてもラクです。廣田さんに感謝です、ホントに」。そう言って、はにかむPECHUさん。
 そうだよね。昨年の『宇宙と金魚と天使』展以来、多くの人たちに出会い、支えられてきたよね。それは同時に、あなたの作品が多くの人たちの目に留まり、その心を捉えてきたからですよ。
 今同じくインスタレーションを飾ったボードの一部は、廣田氏のご好意によりギャラリーPAXREXに運ばれ、『金魚∞宇宙』展の会場を飾っています。
PECHU作品展「金魚∞宇宙」 そして今日もPECHUさんは絵を描いています。「どうですか?今回金色ばかりで描いてみたんですが、これもいいなあって」。いいです!いい!彼女の指先から生まれる作品は、金魚シリーズ、宇宙シリーズのように、やがて一人歩きを始めます。PECHUワールドはこの先、どこまで広がっていくだろうかと、秋の風に吹かれながら空を見上げる一日でした。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「金魚∞宇宙」
9月5日(土)〜10月4日(日)
11時〜19時 水曜定休

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2009年9月17日 (木)

「キタイギタイ」ヒビのコヅエ展

「キタイギタイ」ヒビのコヅエ展DM  いま、ひびのこづえさんの展覧会が伊丹市立美術館で開かれています。ファッションデザイナーではなく、コスチューム・アーティストとして独創的な世界を切り開いて来たひびのさんの、初期の代表作から最新の作品、活動のフィールドを広げた新作の家具や漆器まで網羅した、いわば集大成の展覧会です。おっ、ありました、ありました。ひろパパが20年ほど前に一緒に仕事をした懐かしい作品も何点か。(その頃は、まだ内藤こづえさんでしたが)
ひびのさんの集大成的な展覧会です  タイトルの「キタイギタイ」は、奇体と擬態でしょうか。「生きもののかたち 服のかたち」というサブタイトルからも虫や動物、あるいは生命そのもののカタチに向き合って創作を続けて来たひびのさんの姿勢がうかがえる。調和をあえてを外したようなカラフルな色使い。アルミやビニール、ラバーや針金など普通はコスチュームには使わない異質な素材の組み合わせ。異質な素材の組み合わせなど、独特な世界です えっ、これが服なの?と思う作品もたくさんありますが、添えられた写真や映像を見ていると、着たらきっと体に馴染むのだろうという納得性がある。色と色、素材と素材の格闘から新鮮な驚きが生まれ、衣服の本質が見えてきます。
 野田秀樹作・演出、松たか子、宮沢りえ主演の舞台「パイパー」の衣装の数々が、江戸時代から続いた酒蔵跡に展示されているのも圧巻だ。1,000年後の火星を舞台にした芝居の未来的な衣装と、古い歴史が刻まれた建物が、お互いに主張し合い魅力を引き立て合って不思議な空間を作っている。ここ伊丹は日本が誇る清酒発祥の地。造り酒屋の邸宅や酒蔵を基にして建てられた美術館です 伊丹市立美術館は造り酒屋の邸宅や酒蔵を基にして建てられた、味わいのある美術館なのです。
 コスチュームを単なるファッションからアートに変えた、ひびのこづえさん。原始と未来が融合したような生命のエネルギーを感じるこの展覧会、残りわずかですが、ぜひお薦めします。

伊丹市立美術館
「キタイギタイ」ヒビのコヅエ展
9月23日(水・祝)まで

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2009年9月14日 (月)

栄町のアンデルセンは“くつラボ”に

栄町のアンデルセンは“くつラボ”に 神戸・栄町と言う所に「アンデルセン」と看板を掲げるお店がありました。小さな店内を覗くと、そこには靴・靴・靴!それらはみ〜んな修理の順番を待つ靴たち。店主は黙々と機械の前で手を動かし、時おり愛おしそうに傷んだ靴たちを眺める・・・その誠実な人柄と、鍛え抜かれた職人技で隠れ名店と歌われた「アンデルセン」。
 ところがです。あれは今年の7月くらいだったでしょうか。いそいそと傷んだ靴を持ってアンデルセンに出掛けたけいママに店主は告げたのです。「実はね、もう引退しますねん」。ガア〜ン!私の靴はどうなるの?栄町のアンデルセンは伝説に?衝撃が走る中、店主は続けました。「いや、また知り合いがね、この場所で靴修理屋やりますから。ひいきにしてやって下さい」。年期の入った機械はそのままに、キレイに改装されています
 いったいどんな知り合いや!店内改装ってどんなんや!と、秋の訪れと共に出かけてみると、あらまっ!なつかしや、靴の絵の看板はそのままではありませんか。でもアンデルセンの字は消えている。
 そしてまるでカフェを思わせるような、おしゃれな木作りの外観。“こんにちは”と中に入ってみると、若者が一人黙々と、靴修理に励んでおりました。
 そこで初めて気が付いた!わ、わたし客じゃない。修理する靴持ってない。それでもブログおばさんの事情を話すと、若者は仕事の手を止めて話を聞いてくれました。
「前オーナーから引き継いでやることが決まって、まずは名前をどうしようか迷ったんですよ。もちろん内装も。でも前オーナーを見習いつつ、僕自身の歴史を刻んで行こうと。ただ看板は字を消しただけで残しました。あれ、好きですから」。
 店内は以前とは比べ物にならないほどさっぱりと整えられていました。白い壁にアンティークの家具。「お客さんによっては、前みたいな雑多な方が落ち着くわって人も(笑っ!)」
右は現オーナーがアメリカで見つけたという木彫りの靴職人のお人形 でも若きオーナーは、何より大事なモノを引き継ぎましたね。それはお客さんの靴を愛おしむ心です。「時間のかかる難しい修理も、ちゃんとこなしておられた前オーナーに恥じないような、丁寧な仕事をせねばと思っています」と静かに語った、いよ!若きオーナーの船出を心から祝いたい。
 前オーナーから譲り受けたと言う、まさに年期の入った機械は、今も活躍中。きれいに手入れをされて、よい音を立てています。そして現オーナーがアメリカで見つけたという木彫りの靴職人のお人形が、お客様にほほ笑みます。
 栄町のアンデルセンは、栄町の『くつラボ』に。こんな見事な引き継ぎも栄町にはアンデルセン?

靴修理 くつラボ
Tel&Fax 078-371-3007
〒650-0024 神戸市中央区海岸通4-4-12
10:00〜19:00

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2009年9月11日 (金)

感性価値創造ミュージアム・in・KOBE

感性価値創造ミュージアム・in・KOBE 作り手が感性豊かなモノ創りをすれば、感性豊かな購買者がこれに答えて「これ、凄い!欲しい!」と思う。な〜んだ、簡単な事じゃない?購買指数は上がって、経済低迷なんて吹っ飛ぶ?
 って簡単ではないんでしょうけど、結構感嘆しちゃう楽しいイベント『感性価値創造ミュージアム・in・KOBE』。主に西日本エリアで生まれた約60点の、感性豊かな製品はどれも観る価値十分です。
 キュービックフローター、ほ乳びん、せっけん、などなど多彩なプロダクト展示の中から、けいママがググッと来たモノをいくつかご紹介。まずはキュービックフローターと名付けられた、京都のパッケージ会社の開発商品。ワインもグラスも、まるで額縁に収まったアートのようでしょ?壊れやすいもの、複雑な形の梱包しづらいものを、まるで浮遊させるかのように空中で固定させた、遊び心溢れる発想に脱帽です。
 優しさいっぱいの製品もあります。何でこんな形をしているのか、ちょっと不思議に思うほ乳びん。赤ちゃんがベストの状態でミルクを飲めるよう、独自のカーブが付けられたのだそう。その結果ミルクはスムーズに食道に流れ、空気も飲みにくく、その上グッドデザインといい事尽くめ。
 また日本古来の伝統を大切にしながら、独創性と個性を追求したモノもたくさんあります。例えば藍色工房から生まれたせっけん。藍から抽出した成分を配合、ジャパン・ブルーと言われる美しい色あいは、しばらくはインテリアとして飾って置きたくなるほど美しい。
 頭ン中で、モノはこうあるべき、こうだ!なんて決めつけてはいけないんですね。再生古紙と再生樹脂からは、組み立て自由のシェルフが生まれ、伝統的な和柄が、靴やスカーフにとアレンジされる。確かに感性こそが価値あるモノを想像してゆく。
 美しいトイレタリーもミュージアムのガラス・ウインドーに収まるのが、年代物の壷や掛け軸、高貴な衣装であるとは限らない。たとえ照明器具やトイレタリーであっても、その機能的な美しいデザインに思わずうっとりです。  この週末神戸に遊びに来られる方、トークショーなどのイベントもあって、会場はそぞろ歩きも楽しい4箇所に散らばっています。無料ですからね。是非!

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2009年9月 9日 (水)

世界のいろんな北斎

葛飾北斎『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』 浮世絵の世界的な人気は、日本人として誇りになります。西洋文化とは違った類の緻密さや遊び心があって、日本の文化の独創性を思い出させてくれます。
 ふと、PECHUさんが北斎の大ファンであることを思い出して、今回紹介するのは海外でも抜群の知名度を誇る『The Great Wave off Kanagawa』(神奈川沖浪裏)ネタのアート作品。

 240万個ものゴミ(!?)を集めて作られた、写真アーティストChris Jordanによるエコアート。Chris Jordan「Wave Illustrates Ocean Garbage」
 遠くから眺めたらゴミの集合体とは全くわからないのが、近づくと案外それぞれのゴミが大きくて、その制作の大変さを想像してしまいます。拡大するとそのスゴサがわかります

 広告にもあります。荒れ狂う海・・・醤油の海! キッコーマンのKanagawa
 北斎のあちらでのメジャー度を感じさせてくれます。

 最後に日本国内のネタを。田んぼアート!?驚きの田んぼアート
 青森県、田舎館村で毎年開催されているイベントで、人気になった現在では海外からの団体客もいるらしいです。

 いやはや、世界にはいろんな“Kanagawa”がありますね。

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2009年9月 6日 (日)

PECHU作品展"金魚∞宇宙”スタートです。

堂島ホテルでのアート大阪で描かれた作品 昨日からPECHU作品展『金魚∞宇宙』開幕です。最近はギャラリー箱/2での個展、堂島ホテルでのアート大阪と、作家活動絶好調のPECHUさん、でも昨日は少し緊張気味。
 はい、今宵はオープニングセレモニーとしてのPECHUパーティーが開かれたんです。日頃「PECHU通信」を配信させて頂いている皆様をお招きしての、言わば「あんたが主役!」の催しに、はにかみ屋の彼女は、戸惑い気味。
 お客様をお招きする、かなり前にPAXREXに到着したPECHUさんは、まずは自身の作品で埋め尽くされたギャラリー内をじっくりと見回します。今回の展示はそれはもう、華やかですよ。
 入口のガラス扉には、堂島ホテル・アート大阪で大好評だった金魚シリーズがこれでもかというくらいにペタペタ。そしてギャラリー箱/2のインスタレーションを飾った巨大金魚がドド〜ンと、正面に泳いでお出迎え。さらに奥の空間をご覧あれ。ライブペインティングの完成形が光り輝いています。PECHUパーティーを開催しました
 今回お集まり下さった皆さんは、2年前の『20人の天使展』以来、ずっと彼女を応援して支えてくださっている方たち、あるいはつい最近、アートフェアーでPECHUさんを見かけて、すっかりファンになってくださった方たちなど、それはもういろいろ。作品をご購入してくださってから、まだ一度も彼女に会ったことが無かったAさんは、「ますますファンになりました」と、大感激してくださいました!
 そしてステキなゲストもお招きすることが出来ました。先日のアート大阪で、うちの家族が口を揃えて「最高!」と絶賛した京都のSuper Window Project™ & Galleryのスタッフの方と、二つのギャラリーの橋渡しをしてくださった「菅藤造園」のK氏。さまざまな職業を持つ方達たちと、一つの空間でアートと言うキーワードの元に語り合い、繋がることが出来る楽しさ。PECHU・お風呂シールも販売しております
 それにしてもPECHUさん“なにより苦手”と言う人前での挨拶、お見事でした!心を込めた"有り難う”が、皆さんの胸にじ〜んときたに違いないですよ!
 さあ、今日からおよそ一ヶ月、はたまたどんな出会いと、どんなわくわくが待っていることでしょうね。新たなPECHUファンが、きっときっとあなたを包みますよ。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「金魚∞宇宙」
9月5日(土)〜10月4日(日)
11時〜19時 水曜定休

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2009年9月 3日 (木)

ありがとう、の1年。PECHU作品展

昨年の初個展からまもなく1年繊細な線が踊り、奔流のように面が動き出すとき、
鮮烈なイメージがひろがる。
私たちの遺伝子に刷り込まれた太古の記憶を呼び覚まし、
はるか未来へのイマジネーションを喚起する、
増殖する金魚たちと、無限に拡張する宇宙・・・。
このような素晴らしいアートが、私たちも使っている
ごく普通のボールペンから紡ぎだされたというのは、まさに奇跡だ。

この1年の集大成として企画した今回のPECHU作品展 こんな独自のスタイルを築き上げたPECHUさんは
昨年の初個展からまもなく1年、
みなさまに支えられ活躍の場を広げてきました。
大阪・東高麗橋のギャラリー箱/2さんでの個展「金魚箱」。
今年からスタートした堺アートワールド2009への参加。
そしてアート大阪2009(堂島ホテル)ではライブ・ペインティングも。
クリスタ長堀アート&クラフトマーケットや
大阪天満宮アート&クラフト市で目に留めて
ファンになられた方もたくさんいらっしゃいます。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
PECHU作品展「金魚∞宇宙」 9月5日(土)から始まる展覧会は、この1年の集大成として企画しました。
新作も含め、いまのPECHUさんの魅力とパワー、
そのすべてをご覧ください。
ありがとう、そして、これからもよろしく。

ギャラリーPAXREX
PECHU作品展「金魚∞宇宙」
9月5日(土)〜10月4日(日)
11時〜19時 水曜定休

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