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2009年8月 1日 (土)

映画『セントアンナの奇跡』

映画『MIRACLE AT ST ANNA』(セントアンナの奇跡) 出会っちゃいました、奇跡のような名画に。その名も『セントアンナの奇跡』。
 普通に暮らしていたら、なかなか奇跡には出会えません。いえ、それはつまり、自分が奇跡とは無縁の、平穏無事な暮らしの中に身を置いているという事でしょう。
 映画の舞台は第二次世界大戦真っ只中のイタリア・トスカーナ。祖国アメリカからこの地に送られ、バッファローソルジャーと呼ばれた実在した黒人兵士の部隊に、ナチスドイツ軍による「セントアンナの大虐殺」という史実がからんだ背景。救いようの無い悲惨な戦いの舞台に、その名もアンジェロという、天使のような愛らしい少年と、ひたすら彼を守ろうとする黒人兵士の絆が描かれます。監督はスパイク・リー。スパイク・リー監督の最新作
 彼の大ファンであり、その作品をほぼ制覇しているしょうさんによると「今回のは、ちょっとテイストが違うかも。特にエンディングが・・・」ってことですよ。リー監督のインタビュー記事のラストにこうありました。「この映画をどのように感じるかは、観客がどういう経験をしてきているかによると思う。ぼくは観客のインテリジェンスを尊敬しているよ」。
 何だか久々にかっこよく、的確にインテリジェンスという言葉を聞いたような気がする。それがあればこんな惨い歴史はもう、避ける事が出来るのでしょうか。実際に虐殺が行われた場所での2日間の撮影の間、キャストもスタッフも、全員が虐殺された560人の魂を感じたと、これもインタビューの中で彼が語っています。
 抱きしめたくなるようなアンジェロの可愛さ。幾つかの小道具、あるいは台詞に秘められた謎解きのスリリングさ。独自な世界を展開するスパイク・リーの見事な手腕!イタリア・トスカーナの村の奇跡の物語です
 奇跡っていったい何? どんな? 気になるでしょう? シネリーブルの、ちっちゃな観客スペースが連日満席になっても、それこそ奇跡じゃないのにな。けいママ、あなたのインテリジェンスに訴えます!是非映画館に!

セントアンナの奇跡・オフィシャルサイト
http://www.stanna-kiseki.jp/

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