GoogleもスゴいけどLIFEもね
「LIFE」と聞いて、どの「LIFE」を思い浮かべます? Googleで検索すると、クレジットカードのLIFE、スーパーマーケットのライフ、HONDAの車・LIFEなどが上位に並びます。
しかし、写真やメディアに関わる多くの人にとっての「LIFE」とは、あの「LIFE」が真っ先に頭に浮かぶと思います。最盛期は800万部以上を発行していた『LIFE』誌! 一時代を築いた『LIFE』は現在、ブランド名として残るだけです。
革新的な表現手法やメディアが次々と生まれ、役割は変化していく。これまでそうだったように、これからもそうでしょう。
『LIFE』の写真コレクションは現在、Googleによってアーカイブとして公開されています(http://images.google.com/hosted/life)。ユージン・スミスやロバート・キャパら、超一流の写真家達の記録はいま観ても力があるし、何よりインターネットでこんなに簡単に閲覧できるとは驚きです!
21世紀の現代、メディア界は混沌としています。でも「表現する」ことにおいて「何を伝えるのか、どう伝えるのか」を追求していくことに変わりはないだろうし、ある意味で原点に戻りつつあるのかな、とも思います。インターネットの影響による“公平な状態”と言えばいいのか(既存の大手メディアにとっては厳しいかもしれませんが)、誰にでもチャンスがある時代。“マスコミ”も最初は巨大権力ではなかったんですからね。
絵画や彫刻に比べたら、写真の歴史はとても短くて若い。これからも熱狂させてくれるような作品がたくさん生まれるとイイですね!
それにしても、Googleってスゴい・・・
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