« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

2009年3月30日 (月)

栄町の"チェコ空間”

以前、ご紹介した「CEDOK」にチェコの友人を連れてきました チェコ雑貨を扱うお店として、全国にその名を知られる栄町の「CEDOK」。以前「栄町でお買い物」シリーズで紹介した時、チェコの友人を連れてきたいと書いたのですが、やっと今日その友人パーヤが「CEDOK」に現れました。
 現在東京の大学に留学中の彼女、春休みを利用しての神戸観光のスタート。まずは当然「ギャラリーPAXREX」です!そして次に「CEDOK」。小さな空間に溢れるチェコワールドにしばし唖然・・・首都プラハにほど近いCESKE BUDEJOVICE(う〜ん、何回聞いても覚えられません。)チェコのセントロペン社の文具出身のパーヤは、自分と同じく海を渡って来た祖国の、どんなグッズに歓喜するかな?
 「あっ、このセントロペン!チェコでもお馴染みですよ」。とパーヤが手にしたのは、何とも色合いがかわいいペンの数々。「あっ、このノート、懐かしい。子供の頃ずっと使っていました」。へええ〜、子供用なのにずいぶんすっきりしたデザインねえ。日本のジャポニカ学習帳とはエラい違うなあ。さらにパーヤも使っていたと言う教科書まで発見。
 それにしてもパーヤ、手にするのはお勉強関連のグッズばかり。やっぱりねえ。彼女は母語のチェコ語に加えて、チェコのノートブック英語、日本語、ドイツ語も自由に操る秀才の誉れ高い女の子なんです。
 さてあなたはチェコと言えば何を連想しますか?最近旅行先として俄然注目されているこの国。もちろん歴史ある町並みや音楽、またビールが美味しいことでも有名ですが、かわいくて、独自の雰囲気のあるチェコの絵本はかなりのブーム。そんな中最近このお店のオーナーさんが『チェコへ、絵本を探しに』と言うタイトルの本を出版されました。絵本大国チェコの選りすぐりの280冊を紹介、また旅ガイドとして大人気だそう。パーヤも早速一冊お買い上げです。チェコの魅力の一面を、日本に広く伝えるこの著書は、パーヤにとっても祖国の素晴らしさを改めて再発見するきっかけとなるでしょうね。
 えっへん!パーヤ、今あなたが暮らす大都会東京にも、こんなマニアックでステキなお店はないのよ♪と言いかけたらオーナー夫人が一言。「まもなく東京に第二店舗を出す予定なんです」。あらら・・・でもうれしいニュースですね。神戸発だもん。チェコ語講座や、さまざまなチェコ関連のイベントも開かれる予定だとか。パーヤも大喜びで「行きます、いきます」。CEDOKのオーナーさん著『チェコへ、絵本を探しに』
 でもパーヤ、東京へ戻る前に神戸観光はスタートしたばかりだよ。と、言うわけでまた後日「パーヤの神戸観光便り」をお伝えしますね。

CEDOK zakkastore(チェドック・ザッカストア)
Tel. 078-392-3822
〒650-0023 神戸市中央区栄町通1-1-11-2F
13:00〜20:00
木曜定休
※買い付けやイベントなどにより営業時間、定休日が変更になる場合あり

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月28日 (土)

昨日のベストドレッサー賞はMr.D&G!?

今回は昨日PAXREXで開かれたイタリアンなパーティーのことを私・しょうがレポートします昨日のパーティーで出された料理の数々 昨日は「ゲーテが見た植物園」展の初日。関係者を招待してのパーティーが開かれました。イタリアンな食事とワインも出たのですが、驚いたのは奥脇夫人によるテーブルコーディネイト。今回の展覧会に合わせて、植物園をイメージさせる葉が敷かれ、その上に様々なカナッペが並んでおりました。紫のジャガイモを使ったディップなど色もキレイで、とても楽しめました。いや〜、いつもいつも奥脇夫妻のファッションセンスの良さに感心させられるのですが、テーブルコーディネイトにも脱帽です。
 ファッションセンスと言えば、昨日は他の来場者もスゴかったんです。100人近くの人が来て頂き、とても賑わったのですがオシャレな人がホントにたくさんいました。それもそのハズ、デザイナーさんや、スタイリストさん、カメラマンさんなど、いわゆるクリエイティブな仕事をされている方ばかりなので、それぞれに独自のスタイルを持っていらっしゃる。ブランドモノに頼るのではなく、高価なモノも、そうでないモノも、見事に着こなしていらっしゃる方ばかり。皆さんのファッションチェックをするのがとても楽しかったのです。そうしてチェックしていくうちに、ふと思いました。今日のベストドレッサー賞を決定するとしたら、どの人だろうか?と。奥脇夫人はもちろん、この人も、あの人も外せない・・・。難しいな。
 と、そこで現れたのが、あるイタリア人男子。それまで全く候補に上がっていなかった(失礼!)のですが突如、浮上してきたのです。なんだか奇抜なデザインの腕時計をしていると思ったら「D&G」(ドルガバですね)のもの。へぇ〜、やっぱイタリア人やね〜、と話してたら、聞けばデニムのジャケットもジーンズもD&Gだとか。おぉ! さらにさらに、腰には燦然と輝くD&Gのバックル。おぉぉ! そして極めつけは下着(パンツ)。目がチカチカするようなピンク色の上にD&Gの文字が・・・。
 正直に言うと私は「同じ格好をしろ」と言われたら拒絶すると思う。イタリア人だからこそ許される(と思う)服装に「参りました・・・」と心の中で呟くと共に、決定したのです。私の妄想ベストドレッサー賞が。「君がチャンピオンだ」と。冷蔵庫に貼れる「アート・マグネット」です豪速球とホームラン・・・メジャーリーグのように痛快なコーディネイト(どんなコーディネイトだ!?)を見せてくれたイタリア人の彼。私は彼のことをもっともっと知りたくなってしまいました。
※右下の写真は新商品の「アート・マグネット」です(コレも大好評でした!詳細は後日また書かせてもらいます)

ギャラリーPAXREX
ゲーテが見た植物園
奥脇孝一ゼラチンシルバープリント写真展
3月27日(金)〜4月26日(日)
11時〜19時 水曜定休

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年3月26日 (木)

ゲーテが見た植物園

世界最古の植物園「ORTO BOTANICO DI PADOVA」 イタリアのパドヴァに世界遺産に登録された世界最古の植物園があります。ORTO BOTANICO DI PADOVA。で、なんでゲーテが登場するの? ゲーテってドイツ人でしょ? ごもっとも。でも当時、世界最先端のイタリア半島の文化と太陽に憧れて、芸術家も科学者もイタリアへ旅立ったのであります。ゲーテは『イタリア紀行』を残し、モーツアルトはオペラやセレナーデを残しました。
奥脇孝一(KOICHI OKUWAKI)「ゲーテが見た植物園」  今度のPAXREXは、奥脇孝一ゼラチンシルバープリント写真展「ゲーテが見た植物園」。モノクロームで花を撮り続ける奥脇さんが、パドヴァの植物園を撮影した20作品を展示します。世界最古、1545年に開園したというだけあって、風格がある。画面の端々に歴史の重みを感じます。それがたとえ今では見慣れた樹であったとしても、どこか高貴な立ち姿に見えてくるのは気のせいでしょうか。
 『イタリア紀行』の中で「見知らぬ草木の間を逍遥することは愉快でもあり、有益でもある」(相良守峯訳 岩波文庫)と書き残しているように、ゲーテはこの植物園を楽しんだようです。KOICHI OKUWAKI「ゲーテが見た植物園」3月27日(金)からスタートです 実際に彼が見て自然観の形成に役立ったヤシの木は、今もしっかり聳えており「ゲーテのヤシの木」と呼ばれているそうな。クルマもなく飛行機もなく、簡単に遠い異国へ行けなかった時代に見た熱帯の植物。現代人には想像できない驚きがあったのでしょうね。
 そうそう、ここはヨーロッパで最初にヒマワリを開花させたことでも有名(らしい)。スペインやロシアで見渡す限りのヒマワリ畑を写真で見るけど、じつは北米原産だったのか。知らなかったなあ。

ギャラリーPAXREX
ゲーテが見た植物園
奥脇孝一ゼラチンシルバープリント写真展
3月27日(金)〜4月26日(日)
11時〜19時 水曜定休

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月24日 (火)

ミュンヘンの酒場を想う

 今回は、けいママと交代して私・しょうがPAXREXの近くにあるギャラリーヤマキ ファインアートで開催中の展覧会をレポートします。最初に言っておきますが、ものすごく見応えアリな展覧会です。
ギャラリーヤマキ ファインアートで「フローリアン・ズースマイヤー展」開催中です コミュニティーの在り方、帰属意識、人と人との関わりあい方・・・
 ギャラリーヤマキ ファインアート「フローリアン・ズースマイヤー展」で表現されるミュンヘンの風景を観て、私がそんなことを想像したのは、フローリアン・ズースマイヤーが描く、ミュンヘンの「酒場」をテーマにしたものだそうドイツの一都市の場面があまりにも人間的だったからだろう。
 展示されている作品は、ズースマイヤーが暮らすミュンヘンの「酒場」をテーマにしたものだそう。テーブルやイス、領収書のメモや、アナログレコードとタバコが散らばった机。写真のようなペインティング及びフロッタージュで表現される作品群の最初の印象は、映画『トレインスポッティング』のような、若者の満たされない欲求や、有り余るパワーみたいなものだった。だから、ズースマイヤーという人が40代半ばと聞いて少し驚いた。もっと若いアーティストだと思っていたから。超オススメ現代アートギャラリーですでも、解説文を読んで見直してみると、案外納得できる。一定量の人生経験、時代の変化を読み取る感性を要する作品なのだと。
 酒場の雰囲気や、そこで交わされる会話、人間関係といったことを記録しようとする動機は、過去への憧憬から来るものであり、失われつつある一都市の側面を表すもの。
 冒頭のイメージは、こうして出て来た。ミュンヘンという都市の酒場を想い、翻って日本の酒場を想像する。そこに、同列で比較できるコミュニティーを見いだせるだろうかと。今回の展覧会の作品には「人」は登場しない。でも、多分に人いきれを感じるのです。ギャラリーヤマキ ファインアートは元町商店街にあります
 感じ方、捉え方は人それぞれですが、これほど思考させてくれる展覧会は多くないし、このようなギャラリーが神戸にあることはホントに嬉しいことだと思います。毎月のようにスゴい企画をされているギャラリーヤマキ ファインアート、ぜひ行ってみてくださいね。

ギャラリーヤマキ ファインアート
フローリアン・ズースマイヤー展
3/7日(土)~3/28日(土)
11:00〜13:00、14:00〜19:00
定休日 日・月曜日
Tel. 078-391-1666
神戸市中央区元町通3-9-5-2F

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月22日 (日)

母の旅立ち

母へ ここ数ヶ月間、闘病中だった母が86歳の生涯を閉じました。
 こよなく草花を愛した母は、自宅の庭にさまざまな花を植え、その世話をするのを楽しみにしていました。去年の暮れ、その場所で母は倒れ、うずくまり、最期までその口から言葉が出る事は無く、ほんの僅かに意識があるかどうか・・・そんな風に母は、ひっそりと命を繋いでいました。
 実家を訪れる度に茶の間から庭を眺め、母と草花の話をしました。つばき、マーガレット、紫陽花、ユリ、唐辛子教会の花・・・母の庭は何とかスタイルと呼ばれるようなシャレた体裁のものではなく、でも不思議と統一感がありました。いつの季節にも可憐な花、匂い立つ花が次々とほほ笑むように咲き、満足げに母は見つめました。最近僅かに回復の兆しが見えた母。数ヶ月後に車椅子に乗った母と、その庭を再び眺めるのを夢に見ていました。
 母に似て園芸の好きな私は時々思います。園芸は心の癒し、ストレス解消と人は言うけど、ホントにそうだろうかと。ローマの花相手は同じ生き物。世話をするのを怠ったり、あるいはやり方がまずいとたちまち枯れ、心を痛めなくてはいけない。母は私よりずっと、植物の世話が上手でした。
 今から4年前のちょうど今頃、ひろパパと二人、イタリアのロングステイに出発する前、私はベランダの草花をたくさん、母の元に持ち込みました。留守中の世話を頼むためです。
 外国へ旅行に行く事など、母自身の人生には考えられない出来事でした。そう言うタイプの人でした。フィレンツェの花「へええっ!飛行機で十時間以上もかかるの。そんなに!」母はきっと遠い異国の娘の無事を気遣い、毎日祈る思いで、娘が託した花の世話をしたに違いありません。
 母に告げたい。海を越えて、遠い異国の地にもたくさんの草花が咲き、毎日健気に生きている事を。イタリアの小さな町で、道端に咲いている可憐な小さな花を見て母を想い、寺院の花たまらなく会いたいと思った事を。
 庭先で倒れてもなお、もうろうとした意識の中で、父の朝ご飯の事を気にしていた母。その前日まで十数年に渡り、一日も欠かさず日記を書いていた母。今主を失った庭にたくさんの芽吹きが見られます。春がやって来たのですね。
 美しく、凛として生きた母のことを、あなたにも知ってもらいたくて「かぜくさ便り」に書きました。フィエーゾレの花
 ええ、母は風に乗って旅立ちます。穏やかな、甘い匂いのする春の風に乗って。冷凍庫の中には母が小さな袋に入れて残した花の種が数種類、じっと眠りから覚めるのを待っています。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2009年3月20日 (金)

栄町でお買い物 その12

神戸栄町、謙昌ビルの2Fにある「LUNDI」 "EU発セレクトバッグ”という題で、このお店「LUNDI」をご紹介したのはおよそ2年前! 何と、けいママの栄町お買い物シリーズも年期が入って来ました。あの頃は乙仲通りを1本北に入ったビルに「LUNDI」はあったんですが、その後移転し、今は仲良し写真ギャラリー「TANTOTEMPO」と同じ謙昌ビルの2Fにありますよ。
 お気に入りの店にはしょっちゅう通うけいママ、今日はこちらでステキなエコバッグをゲットです。今日はエコバッグをゲットです今やスーパーには必ず持参する、これ常識?でも家ン中にエコバッグがごろごろ、これエコなの?エエコトかいな?いやいや、今後はもう買わんぞ!けいママのエコバッグ狂いは、ここに行き着いたのであります。こんなにカワイイんですもの。このお店の名前みたいにルンルン気分で、スーパーに出掛けます。いや、カワイイだけではなくて機能性も優れています。中味が見えないように、ファスナーで閉じられますし、強度も文句無し。いろいろシリーズがあって、選ぶのも楽しいですよ。
ドイツ製の時計「S.T.A.M.P.S」(スタンプス)from Germany で、今日はステキな時計も発見しちゃいました。ドイツ製のその名を「S.T.A.M.P.S」(スタンプス)。巷ではかなりブレイクしているそう。知らなんだあ〜!時計の裏に付いてるテープを剥がして、ぺたっと貼れば、確かにこれはスタンプだ。別売りのベルトに通せば腕時計、紐を通せばペンダントにもなる。しかもデザインは100種類以上というから楽しい、楽しい。
 実はこれ、ギャラリーPAXREXによく来てくださるお客様が、付けていらっしゃったのです。「うわあ、ステキですね!」。と言うと「あらぁ、これこの間ここにお邪魔した帰りに、けいママさんに教えていただいたあのお店で、買ったんですよ」。ええっ!知らなんだぁ〜。ドイツ製の時計「S.T.A.M.P.S」(スタンプス)from Germanyどうやら常連さんになってくださっているよう・・・おっほん、栄町のことはけいママにお任せあれって、ちょっと調子に乗り過ぎですかね? でも乗り過ぎついでにこのシリース、すでに今回が12ですからね。バックナンバーを是非!って今日のアクセス数が楽しみなけいママ、これからも栄町ブラブラを続けるぞ♪

LUNDI
Tel&Fax 078-392-8822
神戸市中央区栄町通2丁目1-3謙昌ビル202
12:00〜19:00
定休日 水曜日

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2009年3月17日 (火)

磯上の絶品ジンジャエール

 時々、けいママと交代して私・しょうがレポートする「ニュースしょう」。今回は神戸の「磯上」と呼ばれるエリアにOPENしたカフェについて。神戸・磯上エリアにある「Zoé」の自家製ジンジャエール
 ジンジャエール好きの友人の情報を得て、磯上にあるカフェ「Zoé」を訪れた私。
「ジンジャエール好き」というのは、つまりは「WILKINSON(ウィルキンソン)」のファンである、と思います。緑色のボトルに赤いマークの、あの辛いジンジャエールのこと。どこの店にも置いているわけではないので、見つけたらついついオーダーしてしまう。
 1週間ほど前、友人と一緒にWILKINSONを飲んでいる時に「あっ、そう言えば、自家製ジンジャエールを出すカフェがオープンしたの知ってる?」と聞かれ「何っ!? 自家製!?」と興味が湧いて「Zoé」に行ったわけで。「Zoé」。ロゴや内装もカッコイイです
 窓に面したカウンターに着席し、運ばれてきた噂の自家製ジンジャエール。おぉ!美しい! ソーダと下に沈んだジンジャーの黄色の組み合わせ、射し込む光を背に炭酸の泡がキラキラと輝く。
「しっかり混ぜて飲んで下さいね」。とお店の方。言われた通り、ストローで混ぜ混ぜして口に含むと、ピリリとした辛さと、生のジンジャーが舌の上で感じられて、なるほど、噂以上の美味さ! チュ〜チュ〜と啜りながら思う。このレシピだと、日持ちしないけれども、見た目が美しいし、生姜の辛さが一番強く出せるんだろうなぁ〜。「A NON DESIGN(アノンデザイン)」の斜向いのビルの3階にありますチュ〜チュ〜。
 メニューを見ると、「自家製トマトスープ」“10種類の野菜を煮込んだトマトスープ”や「自家製キッシュ」など、そそられるものがいろいろある。うむっ。また来よう。店を出て、付近を少し歩くと、3/9に開店したばかりというメキシカン・カフェや、その店の2階にはエジプト料理「クレオパトラ」。おぉ。そそられる店もいろいろあるな・・・磯上。うむっ。また来よう。

Zoé
神戸市中央区御幸通6-1-3 山田ビル3F
Tel. 078-261-3230

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月15日 (日)

さよならMac

10年以上使ったMac 長年使い続けてお蔵入りとなったMacと、お別れする事になりました。新型製品が次から次へと、世に送り出される中で、実に10年以上バリバリ我が家の現役だったMac・・・。いや、さすがにここ数年はヨロヨロでしたが。何しろご老体ですからね。立ち上がるのにも時間がかかります。ネットに繋げれば、ふわぁ〜とあくびの一つも出るころにやっと繋がる。このMacともいよいよお別れの時やれやれと思いきやすぐに固まる、固まる。
 けれどギャラリーオープン以来実に2年以上、けいママはこのMacで「かぜくさ便り」を書き続けて来ました。と、言うのも、PAXREXのWindowsとはどうも相性が悪い。いったい何でだろ? メールやなんかは普通に書いているのに、ブログだけは我が家の愛用Macでなきゃ書けないんです。調子が出ないんです。ところがです。このMacじいちゃんでは、ブログの写真付けの作業が出来ない! それどころか頂戴したコメントに、返事を付けることさえ不可能!
 何でだか・・・古いからだそうです。使おうと思えば使えるのですが・・・理由として、それしかけいママには理解出来ません。で、とにかく家のMacで執筆をして、後の作業はギャラリーのWindowsでと、これどうよ?の分業の日々。
 「いったい、なにやってんの!? それってパソコンの意味ある?」とMacオタクの我が家の息子、彼の愛用Macの画面をチラッと覗いてみれば、きれいねえ〜早いねえ〜便利そうねえ〜。
と、いうわけでついに決心して新型Macを導入したのは半年ほど前でしょうか。以来ご老体Macは、ひっそりと隠居の身。つまり我が家の目立たない場所に移動して、要するにほこりが積もる状態に。今でも使おうと思えば使える。ただやる事遅い、ボケてる、時々固まる・・・これって人間社会と、なんか似てない? アップル・リサイクルセンターへ引き取りをお願いしましたせつなくて、悲しい。
 君はMac。誇り高き、美しきMac。だからやっと決心をして、アップル・リサイクルセンターに引き取りを依頼しました。この手の作業はパソコンのネット上だけで終わるかと思っていましたが、係の方と電話で話をして、その丁寧な応対ぶりに感動。いよいよ梱包をして我が家から送り出す前に、記念撮影と相成りました。
 思えばどれほど健気に働いてくれた事か。君を通じて、世界と友人と溢れる情報と繋がった。きっときっとリサイクルセンターで、別の形になって何かを繋げていってくれるはず。ああ〜繋げるっていい言葉だなあと、ちょっと胸キュンで「かぜくさ便り」をしたためるけいママです。ええ、新しいMacとは大の仲良しですよ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年3月12日 (木)

岡本OAGでモルテザさんの展覧会

岡本にあるOAG(オーアーゲー)神戸センターにて「モルテザ・アリアナ作品展」開催中です 昨年の10月から11月にかけての1ヶ月間、PAXREXでドイツ人アーティストのモルテザ・アリアナ作品展「Decay ~壊れてゆく~」を開催しました。背景を真っ白に飛ばした写真をコンピューターで処理して作り上げる独創的なアート作品。人間関係や社会の仕組みが壊れてゆく現代日本で生きる人々を、風刺をまじえながらも温かいまなざしで見つめたユニークな作品で、「volk」モルテザ・アリアナ(MORTEZA ARIANA)深く考えさせられた方も多かったと思います。
 そのモルテザさんの展覧会が、阪急岡本駅から山手へ徒歩7~8分の「OAG神戸センター」(ドイツ東洋文化研究協会)で開かれています。岡本駅のすぐ東の踏切を渡り、閑静な住宅街の坂道を上へ上へ、「OAG」の看板を右に入ると緑に囲まれたOAG神戸センターがあります。ちょっと北欧風のステキな建物に、日本に関する資料を集めた図書室と講演会やコンサートを開ける小ホールがある。展覧会はこの小ホールの1Fと、2Fの回廊部分を使って開催。Decayシリーズを20点、新作のお地蔵さんやワビ・サビを感じる写真のコンポジション「The Corners of.These Floating World」シリーズ14点、合計34点を展示しています。「OAG(オーアーゲー)」。ドイツ人が集まる場所です
 現代の日本をドイツ人のモルテザさんがどのように見ているか、興味深いですね。ここは日本文化に関心のあるドイツ人が集まる場所ですが、もちろん日本の我々にも開放されています。教会建築のように木の柱をめぐらせた、また日本の伝統民家のような木の梁をうまく使った空間を見るだけでも、見に行く価値は十分あります。PAXREXも協力して2月末に作品を搬入した時には落語会の案内も貼ってありました。今話題の英語落語でしょうか?
 少し西にある岡本梅林公園では、見事な梅も見ることができますので、天気の良い日に散歩がてら岡本へ出掛けられてはいかがでしょうか。

この空間を見るだけでも行く価値あります モルテザ・アリアナ作品展
3月9日(月)~3月31日(火)
11時~19時
OAG神戸センター(ドイツ東洋文化研究協会)
神戸市東灘区本山北町6-17-32
Tel. 078-436-2113

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年3月10日 (火)

PECHUさんの近況報告

ひたすら描いてる、描いてる・・・ そう!PECHUさんです あっという間にもう3月、桃から桜へ、別れから出会いへと続く季節。皆さん、どんな日々をお過ごしですか?
 今日はPAXREXきっての人気アーティストPECHUさんの近況報告をお伝えしますね。写真は先日行われた大阪クリスタ長堀のアートイベント『CRYSTA Arts&Crafts Market』の模様です。彼女はここでも大人気! もう何度も参加している事もあって、顔なじみのファンの方々も足を運んでくださいます。この日はクリスタ長堀のアート&クラフトマーケット(Arts & Crafts Market)に参加
 けいママが近付いて行くと「おぉっ! 相変わらずやなぁ〜」。黒いコートに金髪のPECHUファッション。こちらが声を掛けるまでは、顔も上げません。ひたすら描いてる、描いてる・・・その指先の軽やかさと迷いの無さに、人は引き込まれる。「何だろう?これは」。と覗き込んでしまったら、もうお終いさ。あなたもたちまちPECHUワールドの虜です。
 何とPECHUさん、今日はディスプレー用に宇宙シリーズ『おくりもの』(以前このブログで紹介した記事はこちら)のオリジナル原画を持参です! よく見てください、左端の部分。スケッチブックから切り取ったギザギザが見えますか?  昨年のPAXREX『宇宙と金魚と天使展』開催決定の際に、彼女は長年描きためた原画のブックを持参。その中から何点かを選んで、宇宙シリーズ『おくりもの』の原画(左端にはスケッチブックから切り取ったギザギザが)PAXREXが30点限定の版画に仕上げたのですが、驚いたのはPECHUさんが作品を切り取るためのカッターナイフまで持参して来た事。「さあ、どれにしますか?」と、ナイフ片手に言われた時にゃぁ〜いや、参った! 自身の初個展にかける決意を垣間みて、ひろパパと二人、ははぁ〜!っと選ばせて貰った、あの日が懐かしい。もちろん、この原画は売り物ではありません。でもこの日目にした人はラッキーでした。
 実は今夏大阪のギャラリー箱/2での個展もすでに決定。展覧会に先がけて、こちらのオーナーさんが制作してくださった金魚シリーズのミニ作品集(ご好意によりPAXREXでも販売させて頂いていますが、数量限定です。)も、かなりの売れ行き。そして彼女の作品に出会って、クリスタ長堀・アート&クラフトマーケット(CRYSTA Arts & Crafts Market)その存在を、そのアートを目にした方が、後日PAXREXにお越し下さって「ああ、やっぱり素晴らしい!」って言ってくださる時の嬉しさは格別です。
 ちょっと敷居が高くて、近付きにくいらしい(?)ギャラリーという空間。だからこそ彼女のこうした真摯な活動が大事なのかも知れません。さあ、今日出会った方々も、新たなPECHUファンになって下さいましたよ。どうかギャラリーPAXREXでお会い出来ますように。

ギャラリーPAXREX
BEST of PAXREX展
part 3 「カタチの創造」
志賀伸子 森雅美 PECHU
2月26日(木)~3月15日(日)
11時~19時(水曜定休)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月 9日 (月)

翳(かげ)に問う

森雅美(MASAMI MORI)「翳」 森雅美 「翳」

その翳(かげ)に意思はあるのだろうか?
ゆらゆらと うごめくその翳(かげ)に

小刻みに肩をふるわせ泣いている
声を荒げて 荒れ狂う
すべてを消し去ろうとほほえむ

翳(かげ)がおりなす舞台の前で
行くも止まるも あなた次第と
そんな声を聞いたかのような

踏み出すわたしを 待つのは誰?

ギャラリーPAXREX
BEST of PAXREX展
part3 「カタチの創造」
森雅美 志賀伸子 PECHU
2月26日(木)~3月15日(日)
11時~19時(水曜定休)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年3月 7日 (土)

「増殖する春」「増殖する壁」

 連日の「ニュースしょう」になっています・・・。けいママもいろいろと忙しいようなので。いや、皆さん、けいママは元気ですからね! ご安心を。「TANTO TEMPO」の今回の展覧会は「増殖する春」
 「増殖する春」。このブログでもおなじみ、ギャラリー「TANTO TEMPO」で今日から開催されている展覧会のタイトルです。これまで、パトリック・タベルナさん、萩原義弘さん等、ホントに素晴らしいアーティストの展覧会を開催してきたTANTO TEMPOですが、今回の展覧会はまた違った意味で、とっても楽しませてくれる企画です。誰でも参加できる展覧会です
「増殖する春」とは、プロのアーティストでなくても、誰でも参加できる展覧会。“春”を軸に「花」「空」「新緑」「海」「風景」「人物」「動物」という7つのテーマで応募された作品を展示しています。応募は19日(木)まで受付中なので、会期中はどんどん春が増殖していくわけです。色紙の上にいろんなスタイルの作品が壁に貼られているのを観たら、誰でも楽しい気分になるだろうし、参加したら尚一層楽しめるでしょう。

 昨日はTANTO TEMPOの皆さんといろんな話しをしました。そこから思う「壁」のことを。ちょっと話しはそれますが。
「絵や写真を飾る場所が日本の家庭にはないから」とよく聞きます。海外に比べて、まだまだアートが身近ではない日本の現状の理由について「家具や家電で埋め尽くされた壁」の存在は一つの答えかもしれません。でも、私は思うのです。果たして本当にそうだろうかと。
 これは、私が友人の外国人たちに説教(?)されたことに由来します。休暇の短さやお金の使い方など、TANTO TEMPOはひと足先に春を迎えてます日本人の生活スタイルの多くが「自分自身の為のものではない」と彼らは言うのです。余暇を犠牲にした仕事への取り組み、他人に見られることを意識した鞄や車。優先順位の違いとも言えるこれらの特徴は、外国人の目には奇異に写ります。日本に暮らす外国人の部屋を訪れたら、狭いスペースでも強引に見えるくらいに写真やポスターが飾られていることが多い。棚やTVなど、壁を埋める要素は日本人の家庭と大差がないにも関わらず、アートのある生活を楽しんでいる。
 もちろん、壁の面積を増やすことはできません。でも、気持ちの持ち方、優先順位によっては、壁が増殖することもあるんじゃないだろうか。
 こんなことを書いたのは、自分の部屋で過ごす時間とか、何気ない日常の中で見つける春とか、何でもないようでいて、大切にしたいポイントはTANTO TEMPOもPAXREXも同じだと思ったから。
 春が増殖中のTANTO TEMPOの壁を、ぜひ観に行ってくださいね。

TANTO TEMPO
「増殖する春」
3/7(土)〜22(日)
Tel. 078-393-0810
神戸市中央区栄町通2-1-3 謙昌ビル3F
11:30〜19:00
水曜定休、一部不定休あり

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年3月 5日 (木)

現代アートの最前線@六本木

 前回に続き、けいママに代わって私、“しょう”がお届けする「ニュースしょう」。今回は、六本木の森美術館で開催中の「チャロー!インディア」についてレポートします。森美術館で開催中の「チャロー! インディア」(「CHALO! INDIA」)
 結論から言うと、この展覧会は超オススメ! ホントに面白いです。現代アートというと難しいモノと思われがちですが、「チャロー!インディア」には、誰でも楽しませてくれる間口の広さがあります。
 入場してすぐ現れるのは横たわるゾウ。本物!?と見間違えそうなくらい、体の線がいきいきとした彫刻です。バールティ・ケール(BHARTI KHER)による「The Skin Speaks a Language Not Its Own」バールティ・ケール(BHARTI KHER)による「The Skin Speaks a Language Not Its Own」。
 シルパ・グプタ(SHILPA GUPTA)のビデオ映像作品の部屋に入ると、自分の影がスクリーンに写っていて、その「影の自分」に空からイスやら壷やらが次々と降って来る。そうすると、右に左に動いてみたり、いろいろ試したくなります。シルパ・グプタ(SHILPA GUPTA)のビデオ映像作品「Shadow ♯3」
 ヘマ・ウパディヤイ(HEMA UPADHYAY)によるムンバイの街を表現した作品「Mute Migration」は簡単に説明すると街のジオラマなのですが、それが壁に展示してある(つまり垂直に)。下から見上げることによって、なんだかビルの屋上から街を眺めているような感覚に。
 最後の展示はシルパ・グプタによる音声と映像の作品「Tryst with Destiny」。マイクを模したスピーカーからは、歌うように読み上げるネルー首相の演説・・・
 会場には100点以上が展示されていて、多くの作品は何の前知識がなくても楽しめますが、シルパ・グプタ(SHILPA GUPTA)「Tryst with Destiny」インドの風習や現状、世界情勢などに関心があれば、もっともっと楽しめるのは言うまでもありません。「現代社会において、より批判的であろうとするアーティストたち」というようなことをシルパ・グプタが言っていましたが、作品に込められているメッセージを読み取ることによって私たちの暮らす世界が抱える、様々な問題について考えさせられます。PAXREXの名前の由来のように、アートには世界を良い方向に導く力があるんですよね。
 あと、もう一つ駄目押し(?)を。これは展覧会カタログ。¥2940はお買い得!この展覧会のチケットは1500円なのですが、六本木ヒルズの展望台の入場券も兼ねているのです! あの(!?)六本木ヒルズからの景色を眺められる、観光名所の一つとして立ち寄れる代金が含まれているのだから、1500円はとっても安いと思うのですが、どうでしょうか?
 開催期間は3/15(日)まで。オススメです!(会期終了直前の紹介でスイマセン・・・)

森美術館 開館5周年記念展
CHALO! INDIA
「チャロー!インディア」
A NEW ERA OF INDIAN ART
インド美術の新時代
〜3/15(日)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月 3日 (火)

新たな名所に!?「神戸バーガー」OPEN

 かなり間が開いてしまった「ニュースしょう」・・・。けいママに代わって、私“しょう”がレポートするニュースです。今回は2/28にオープンしたハンバーガーのお店「神戸バーガー」のことを。
「神戸バーガー」(KOBE BURGER)。2/28にオープンしたハンバーガーのお店です 元町駅からPAXREXに向かう途中、南京町を歩いていて発見した「神戸バーガー」。「おっ!新しいお店!いつオープンしたんだろ?」と思いながらこの日は店先を通り過ぎました。そして次の日の朝、朝日新聞を見てビックリ!「神戸バーガー誕生」と大きな記事が。記事によると私が通り過ぎた日、つまり昨日がオープン日だったそうな。南京町広場から南へすぐの場所そりゃ、新聞や雑誌、各種メディアに取り上げられ易いネタですよね。佐世保バーガーに始まる、全国的なご当地、グルメバーガーブームがあって、神戸近郊でも「淡路島バーガー」、「芦屋バーガー」が話題になっている現状。あと、南京町ってテイクアウトの名物店が多いでしょ? 「老祥記」、「香港点心菜館」、神戸牛の「吉祥」とか。そんな中で、このお店がオープンしたことって、メディア向けの良いネタだなって思うんです。
 で、行ってきました、“MADE IN KOBE”なハンバーガーです食べてきました。思った通り(?)行列が出来ていて、待つこと数分。バンズ(パン)は軽く焼いてあり、具はパティにキャベツ、トマト、炒めたタマネギでした。表示板によると、肉は有馬にある老舗、竹中肉店から仕入れていて、バンズや野菜、ソースも神戸産だそうな。パティを焼く時には神戸ワインもかけてらっしゃいました。ふむ。この質で1個360円はイイんじゃないでしょうか! イイでしょう! と納得した私。また他のいろんな媒体が取り上げるんでしょうね〜。
これ(KOBE BURGER)で1個¥360はGOODです!  と、そこで思い出すのが「HAMBURGER STREET」という雑誌。ハンバーガーについての情報誌で、昨年「Shin's BURGER」で購入したのですが、とっても濃ゆい内容で感心したのです。こうした「好きだから、作りました!」というような想いがストレートに迫ってくる媒体って、ターゲットが狭そうでいて案外、広く訴求できるんだろうな〜って思ったり・・・。これは「HAMBURGER STREET」という雑誌
 とにかく、ありそうでなかった「神戸バーガー」の開店は嬉しいニュースです。PAXREXからもすぐ近くだから、また買いに行こうっと!
※「神戸バーガー」の場所は南京町広場から南へすぐ、です

※追記 南京町の店舗は現在、ありません(移転準備中のようです)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »